テリーマン
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7人の悪魔超人編

7人の悪魔超人が現れる前、バックランド爺さんが全米超人タッグ選手権の後に作った改良型の義足をつけ、左足を失う前とほぼ変わらない状態に戻る。ミート7人の悪魔超人のリーダー格・バッファローマンにより身体をバラバラにされたため、彼に代わってステカセキング戦でキン肉マンのセコンドを務めた。また、ブラックホール戦ではダメージの残るキン肉マンに代わり、彼のマスクをかぶり闘おうとしたが見破られた。ブラックホール戦の後にキン肉マンが倒れ、仲間のアイドル超人と共に悪魔超人と闘うことになる。テリーマンは秩父連山にてザ・魔雲天と対戦。仲間たちが次々に倒れたことを知って冷静さを失ったテリーマンは無理な攻めに出て負傷し、魔雲天のマウンテンドロップを受けて絶命したと思われたが、そこからブレーン・バスターを決めて逆転勝ちを収める。しかしマウンテンドロップとブレーンバスターという二つの大技に耐えられなかったリングはテリー・魔雲天もろとも谷底に落下。両者死亡の無効試合の可能性が危ぶまれていたが、生還してミートの腰部を奪還した。アイドル超人軍団の中では唯一、実力での勝利となっている。その後、キン肉マン対アトランティスの試合においてキン肉マンを苦しめる悪魔超人の亡霊に対し、霊界ポケットを使い救世主(モンゴルマン)やブロッケンJr.と共に自らも霊体となり、亡霊たちを退治している。
黄金のマスク編

他の超人と同じく悪魔六騎士により超人パワーを奪われる。悪魔騎士のひとりプラネットマンの人面プラネットにより人質にとられてしまうが、ウォーズマンの叱咤を受けたキン肉マンが勝利し、解放される。その際にプラネットマンの超人パワーを吸収して復活。残る悪魔騎士が仮死状態となったウォーズマンの体内に入り込み、彼を助けるためにリサイクル・ゾーンに飛び込む。

ウォーズマンの体内において、悪魔騎士随一の実力者アシュラマンと五重のリング3階で対決。死んだ超人の腕を取り込む能力を持つアシュラマンに自身の両腕を奪われてしまい、大苦戦する。アシュラマンの必殺技・阿修羅バスターに捕らえれて絶体絶命の危機に陥るが、偶然ウォーズマンの制御装置がクッションになり、助かる。しかしそのショックで制御装置が故障、既に中枢部が故障していたウォーズマンにとってはメイン・サブの両方が故障する致命的な事態となってしまう。この状況を脱するためには装置に再びショックを与える、すなわち再び阿修羅バスターで制御装置に激突することがウォーズマンを救う唯一の道であると銀のマスクに教えられる。これを承諾したテリーマンは、アシュラマンに再び阿修羅バスターを掛けることを要求。死を覚悟するが、突如バッファローマンの両腕がテリーの肩から出現したことで阿修羅バスターが食い止められる。その腕のパワーでアシュラマンに玉砕ドロップを仕掛け、制御装置にショックを与えてウォーズマンは救われる。その後、アシュラマンが先に立ちあがったものの場外であり、最後の力を振り絞ったテリーの抵抗によって両者リングアウト、正義超人軍で唯一の引き分けとなる。

その後、キン肉マンがアシュラマンに勝利した際に両腕を取り戻し、彼の新必殺技・キン肉ドライバー誕生の瞬間を見届ける。
夢の超人タッグ編

悪魔騎士の生き残りであるアシュラマンとサンシャインの策謀により、キン肉マンを除く正義超人が互いの間の友情を奪われる。テリーマンもその策謀によりキン肉マンを拒絶。超人として蘇ったジェロニモをパートナーとし、ニュー・マシンガンズを結成して、宇宙超人タッグ・トーナメントに出場。一方、キン肉マンは、黒いマスクを被ってキン肉マングレートを名乗ったプリンス・カメハメと共にマッスル・ブラザーズを結成して出場。

1回戦第4試合にて、ニュー・マシンガンズは共に因縁のあるはぐれ悪魔超人コンビ(アシュラマン、サンシャイン)と対戦。甘さを捨てたニュー・テリーマンとして反則攻撃をも辞さないダーティファイトとジェロニモとの連携で序盤は優位に闘うが、ジェロニモの右腕の負傷をきっかけに連携が乱れ始める。闘いの中、キン肉マンを拒絶したことを後悔するが、そのキン肉マンからのアドバイスにより復調し、サンシャインをテキサス・クローバーホールドに捕らえギブアップ寸前まで追い込む。しかし、その間にアシュラマンがジェロニモを改良阿修羅バスターに捕らえ、彼を救うため両肩のスター・エンブレムを渡し試合放棄する。だが悪魔コンビは試合終了後も闘いをやめず、ジェロニモが倒され、テリーもサンシャインのローラーに潰されそうになるが、キン肉マングレートに救出される。その直後、疲労したグレートがローラーにかけられ重傷を負ってしまう。

控え室にて瀕死のグレートにより、自らの正体がプリンス・カメハメであることを告げられ、正義超人の未来のためにとグレートのマスクとその役割を託されてその死を看取り、2代目キン肉マングレートとして再び闘うこととなる。2回戦では組み合わせの変更により、再び悪魔コンビと対戦。ジェロニモ、カメハメの敵討ちに燃えるテリーマンは完全決着の試合形式を提案し、ランバージャック・ゴンドラ・デスマッチとなる。開始直後は偉大なるカメハメと自分とのギャップに苦しむが、本来のスタイルであるテキサスファイトを思い出し、カメハメとは違う若さあふれるファイトを発揮。試合途中に正体を暴かれそうになり、キン肉マンの不信を招いてしまうが、真摯な戦いぶりで払拭。マッスル・ドッキングを成功させ、悪魔コンビに勝利した。

ヘル・ミッショネルズネプチューンマンビッグ・ザ・武道)との決勝戦ではネプチューンマンの提案により、急遽3本勝負となる。それは1本目でグレート、2本目でキン肉マンのマスクを剥ぐという思惑であった。予告通り、1本目でマスクを剥がされ、正体を暴露され、1本目は敗北する。テリーマンとしては既に悪魔コンビに自らのシンボルであるスター・エンブレムを渡し降伏したために参加資格なしとして糾弾されるが、アシュラマンがエンブレムを返却したため、再びザ・テリーマンとしてリングに上がる。カメハメの死を隠し成り代わっていたことでキン肉マンとの間に溝が生じるが、アシュラマンの「友情の回復は自分から掴みに行かなくては駄目だ」という叱咤をヒントに、キン肉マンを担ぎ出して、クロス・ボンバーを破ったことで、ザ・マシンガンズとして完全復活。

ミッショネルズがキン肉マンの覆面を駆るために発動したマスク・ジ・エンドに対し、一度は自らがキン肉マンに扮することで、キン肉マンの覆面を死守するが、二度目のマスク・ジ・エンドにおいて、キン肉マンを救った代償として剣盤に落ちて、死亡する。魂だけの状態となったテリーマンは、ミッショネルズの操るマグネット・パワーのエネルギーの出入り口が前方後円墳であることを知り、偶然にもサンダーサーベルが心臓に刺さったことによる電気ショックで復活した後、キン肉マンに試合会場近くに隠されている前方後円墳=アポロン・ウィンドウを探させるため、キン肉マンをわざと場外に落とし、単身奮闘する。

キン肉マンがアポロン・ウィンドウに鍵をかけ、マグネット・パワーを停止させた後、マッスル・ドッキングでミッショネルズをKOして、2本目を制する。両チームとも戦う力が残っていなかったが、3本目の10カウント内で立ち上がったことにより、マシンガンズの優勝が決定。トロフィーをキン肉マンと共に引き抜くことに成功する。

第3回人気投票では次点(第11位)にランクインし、「ノー・コメントだ!」というコメントを残した[9]
キン肉星王位争奪編

キン肉星王位争奪サバイバル・マッチでは、正義超人軍参謀に任命されたため当初は中立の立場を取らざるを得なかったが、邪悪の神々の陰謀により火事場のクソ力を奪われ窮地に陥ったキン肉マンらを助けるため、勲章を捨てて参戦を決意し、指導していたディッキーマンたちに助けられて日本へ向かう。ロビンマスクと共に熊本城に向かいキン肉マンチームに参加し、キン肉マンマリポーサ率いる飛翔チームでは副将戦にてキング・ザ・100トンと対峙する。なお、原作ではキン肉マンがあぶり出しの特殊インクでメンバー表に名前を書いていたが、アニメではテリーマンが行っている。

100トンの変身能力とジェット・ローラー・シーソーに苦戦するが、キン肉マンのフェイス・フラッシュの助けにより逆転[注 1]、カーフ・ブランディングで粉砕した。しかし、100トンが最後の力で飛ばした腕が頭に当たったためダウンし、両者KOの引き分けとなる。

その後、大将戦にてマリポーサのつらい境遇を聞かされて戦意を喪失したロビンマスクに対し、キン肉マンもダメ超人と蔑まれ、つらい境遇にあったにもかかわらずマリポーサのように盗人稼業に手を染める事も無く、自分を蔑んだ人間をうらむどころか常に地球の平和を考えていたのだとキン肉マンの心根の気高さを伝えて叱咤し、それがロビンマスクの逆転勝利につながった。

2回戦の姫路城におけるキン肉マンゼブラ率いる技巧チーム戦では、キン肉マンたちの回復のために次鋒としてリングに立つ。モーターマンの攻撃に窮地に追い込まれるが、復活を遂げたラーメンマンと交代。病院に搬送される。

決勝戦のキン肉マンスーパー・フェニックス率いる知性チーム戦では、試合前の練習でキン肉マンのマッスル・スパークの特訓に付き合い、彼が突如仕掛けた完璧マッスル・スパークを受けて負傷。そのため試合には参加できなかった(アニメでは中堅戦の予定だった)が、最終盤に正義超人軍団を率いてキン肉マンの応援に駆けつけて、マリポーサの姿に変身してフェニックスシズ子に襲い掛かった飛翔の神を倒した。ゆでたまごの嶋田は「技巧チームとの闘いでキン肉マンチームがベストメンバーになり、危機感を出すためにチームの編成替えをした」としている[15]
完璧超人始祖編

キン肉マンが第58代キン肉星大王に即位し、地球に平和が戻ったのを見届けた後、キン肉星に帰還。正義超人たちが受けていたメディカル・サスペンションでの治療が真っ先に解けたこともあり、テリーマンはキン肉マンの代理として、地球で行われた正義超人・悪魔超人・完璧超人の三属性不可侵条約の締結式に正義超人代表として署名する。その数日後、宇宙超人タッグ・トーナメントで退散したはずの完璧超人が地球に襲来した。完璧超人の本隊を名乗る彼ら完璧・無量大数軍は不可侵条約の撤回を主張。条約文を燃やされ、ジェロニモら仲間の超人が倒される姿を見て、テリーマンは完璧・無量大数軍の目的が超人戦争を引き起こし正義超人を倒すことと確信。


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