テネシー州
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年間平均発生数は15個である[28]。竜巻は激しいものになる可能性があり、死者を出した竜巻の比率では全米最大である[29]。冬の嵐も時としてやっかいなものになり、氷雨を伴う暴風が起こりやすい。スモーキー山地の大半では特に、が問題になっている。

各都市の月別平均最高最低気温 (°F)[30]
都市1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
ブリストル44/2549/2757/3466/4174/5181/6085/6484/6279/5668/4358/3548/27
チャタヌーガ49/3054/3363/4072/4779/5686/6590/6989/6882/6272/4861/4052/33
ノックスビル47/3052/3361/4071/4878/5785/6588/6987/6881/6271/5060/4150/34
メンフィス49/3155/3663/4472/5280/6189/6992/7391/7185/6475/5262/4352/34
ナッシュビル46/2852/3161/3970/4778/5785/6590/7089/6982/6171/4959/4049/32

人口動態テネシー州の人口密度図

人口推移
年人口%±
179035,691?
1800105,602195.9%
1810261,727147.8%
1820422,82361.6%
1830681,90461.3%
1840829,21021.6%
18501,002,71720.9%
18601,109,80110.7%
18701,258,52013.4%
18801,542,35922.6%
18901,767,51814.6%
19002,020,61614.3%
19102,184,7898.1%
19202,337,8857.0%
19302,616,55611.9%
19402,915,84111.4%
19503,291,71812.9%
19603,567,0898.4%
19703,923,68710.0%
19804,591,12017.0%
19904,877,1856.2%
20005,689,28316.7%
20106,346,10511.5%
20206,910,8408.9%

2020年の国勢調査では、テネシー州の人口は6,910,840人で、2010年国勢調査時点(6,346,105人)より8.90%の増加となった[5]。テネシー州の人口重心ラザフォード郡マーフリーズボロ市にある[31]

近年のテネシー州には北部州、カリフォルニア州およびフロリダ州からの移住者が多く入ってきている。これには生活費が安いことや、医療および自動車産業が活況を呈していることが寄与している。ナッシュビル都市圏にはこれらの要素があることで、国内でも成長速度の高い地域である。

テネシー州の人口の6.6%は5歳以下、24.6%が18歳以下と報告され、12.4%が65歳以上である。女性は人口のおおよそ51.3%である。
人種及び祖先

2000年に州内で申告された祖先による構成比は以下の通りだった[32]

17.3% アメリカ人

16.4% アフリカ系

9.3% アイルランド系

9.1% イギリス系

8.3%ドイツ系 (8.3%)。

自身をアメリカ人と申告する者の多くはイングランド系やスコットランド・アイルランド系である。推計で21ないし24%はイングランド人を祖先としている[33][34]。1980年国勢調査では、1,435,147がイギリス系あるいは大半がイギリス系と申告しており、当時の人口(3,221,354人)の45%に相当していた[35]

2010年の国勢調査によると、この州の人種的な構成は次の通りだった[36]

77.6% 白人(非ヒスパニック白人は75.6%)

16.7% 黒人

0.3% インディアン

1.4% アジア系

0.1% 太平洋諸島系

1.7% 混血

4.6% ヒスパニック

アフリカ系アメリカ人はかつてこの州の人口の28%を占めたこともあったが、現在の全人口比は16%台である。この州のアフリカ系人口はテネシー州西部及びナッシュビル市内に主に集中している。

2011年時点で、1歳未満の人口の36.3%は少数民族である[37]
宗教

テネシー州の住民の会派別信仰の状況は次の通りだった[38]

キリスト教 –82%

プロテスタント –64%

バプテスト –39%

メソジスト –10%

Church of Christ –6%

長老派教会 –3%

他のプロテスタント/一般的なプロテスタント –6%


ローマ・カトリック –6%

他のキリスト教 –12%


イスラム教;1%[39]

他の宗教 –2%

無宗教 –9%

インディアン部族1835年、テネシー州のチェロキー族連合はインディアン準州(現:オクラホマ州)へ強制移住させられたフランクリン州

チェロキー族ショーニー族、カタウバ族、チアハ族、チカソー族、カスキナンポ族、モソペリア族、ムスコギー族ナチェス族、オフォ族、タリ族、タスキギー族、ユチ族などのインディアン部族が全域に集落を形成し、農耕生活を営んでいた。

最大勢力のチェロキー族はテネシー州で4つの地域に渡り、100を超える集落・村を持った。ことに州南部のチャタヌーガは、「チカマウガ地域」と呼ばれ、「ランニングウォーター」、「ニッカジャック」、「ロングアイランド」、「ルックアウトマウンテン」、「クロウタウン」が「インディアン五大集落」として知られた。

白人入植者に対するインディアン部族の連合蜂起であるチカマウガ戦争(1776?1794年)は同州にも及び、多くのインディアン部族が虐殺された。この戦いの中、1785年には、州東部が完全に白人に制圧され、一帯はベンジャミン・フランクリンにちなんだ「フランクリン州」とされた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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