テキサス州(テキサスしゅう、英: State of Texas)は、アメリカ合衆国の州。略称はTX。合衆国本土南部にあり、メキシコと国境を接している。
家庭で話される言語(テキサス州) 2010年
英語 65.8%
スペイン語 29.21%
人種構成(テキサス州) 2010年 人口[1]ではカリフォルニア州、面積[2]ではアラスカ州に次いで全米第2位の州でもある。「テキサス」は、インディアン部族のハシーナイ連合
白人 45.3%
ヒスパニック 37.6%
黒人 11.8%
アジア系 3.8%
インディアン 0.7%
混血 2.7%
概要
テキサス州は南にメキシコ、西にニューメキシコ州、北にオクラホマ州、北東にアーカンソー州、東にルイジアナ州と境を接している。面積は696,241 km2、人口は約2,915万人で現在も増加しつつある。人口ではヒューストンが州内で最大かつ全米でも第4位の都市であり、サンアントニオが州内第2位、全米で第7位となっている。ダラス・フォートワース都市圏とヒューストン大都市圏は全米でそれぞれ第4位と第5位の都市圏である。その他の主要な都市としては、州西部のエルパソと州都のオースティンがある。
テキサス州はその大きさやバルコンズ断層のような地質特性の故に、アメリカ合衆国南部と南西部の双方に似通った多様な地理的景観がある[5]。砂漠地の面積は、10%足らずである[6]。人口集中地の大半は元のプレーリー、草原、森林および海岸にある。東から西に移動すると、海岸の湿地と松林に始まり、うねりのあるプレーリと岩の多い丘が続き、最後は砂漠とビッグベンドの山脈になる。
「シックス・フラッグス・オーバー・テキサス」という言葉は、テキサスを支配したことのある6つの国を表している。テキサスの地域を最初に領有権主張したヨーロッパの国はスペインだった。フランスが短期間の植民地を保持した。続いてメキシコが領有したが、1835年に独立してテキサス共和国となった。