テイクツー・インタラクティブ
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6月にはUFCはテイクツーがUFCを題材として作ったゲームについて訴訟を起こした[10]

2007年5月22日、Oasys Mobileはシド・マイヤーのいくつかのライセンスを携帯市場に適用する契約を結んだ。シド・マイヤーのゲームはテイクツーの子会社となっているフィラクシス・ゲームズが開発した。Oasysはそれらのゲームを2008年中に携帯市場向けに発売する予定とした[11]。2007年3月、テイクツーはジャック・トンプソンに対して訴訟を起こした。これはトンプソンがBULLYを訴えたようにテイクツーを有害企業として訴えるのを阻止するためだった。ライバル企業エレクトロニック・アーツは2008年2月、テイクツーに対して一株当たり25ドルでの買収を持ちかけたが、拒否されたため改めて一株当たり26ドルを提案し、その段階でこれが一般に知られるようになった[12]。この買収話は数週間前からインターネット上に流れていた[13]。日曜日に発表されると、月曜日のテイクツーの株価は54%上昇し、EAが提案した26ドルに近くなった。一方EAの株価は5%下落し、その年最大の下げ幅を記録した[14]

2008年9月8日、テイクツーはDitan Distribution LLCとのアウトソーシング契約を結んだ。Ditanはテイクツーの製品の製造・梱包・保管・出荷を実施することになった。それ以前はテイクツーの子会社Jack of All Gamesが行っていた業務である。これによりJack of All Gamesはサードパーティ製品の購入・販売と顧客へのサービス提供に注力することになった[15]

2009年9月、『グランド・セフト・オート・サンアンドレアス』の性描写が問題となった裁判が結審し、テイクツーは2000万ドルの罰金の支払いを命じられた。詳細は「ホットコーヒー問題」を参照。

同社のゲームソフトはこれまでカプコンスパイクなどが日本向けにローカライズしてきたが、日本法人(テイクツー・インタラクティブ・ジャパン合同会社)を設立して日本市場に直接進出することを2010年2月に発表[16]。第1弾ソフトとして『グランド・セフト・オート: エピソード・フロム・リバティーシティ』(Xbox 360/PlayStation 3用。GTAIVのDLC『TLaD』『TBoGT』の2本をまとめてスタンドアロン版としたもの)を2010年夏に発売[17]

2022年1月10日ジンガの買収を発表した。買収金額は約127億ドル(約1兆6300億円)で、この買収により、同社で展開しているIPをモバイルゲームに展開していく方針を示した[18]
日本発売ソフト

グランド・セフト・オートIII(2010年以降発売の商品)

グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ(2010年以降発売の廉価版)

グランド・セフト・オート・バイスシティ(2010年以降発売の商品)

グランド・セフト・オート・バイスシティ・ストーリーズ(2010年以降発売の廉価版)

グランド・セフト・オート・サンアンドレアス(2010年以降発売の商品)

グランド・セフト・オートIV(2010年以降発売の商品)

グランド・セフト・オートV(コンソール版)

レッド・デッド・リデンプション

レッド・デッド・リデンプション・アンデッド・ナイトメア

レッド・デッド・リデンプションII

BioShock Infinite

L.A.ノワール

Borderlands

Borderlands 2

Borderlands: The Pre-Sequel

バトルボーン

マフィア III

子会社

現行のものと何らかの問題により倒産・消滅した会社に分けて記述する。
現行

Rockstar Games, Inc.ニューヨーク) - 1998年創業。

2K Games, Inc. - 2005年創業。

Firaxis Games(メリーランド州ハントバレー) - 1996年創業、2005年買収。

Visual Conceptsカリフォルニア州) - 2005年セガから買収。2K Sportsレーベルの開発。

Private Division - 2017年創業。

Zynga Game Network, Incサンフランシスコ) - 2007年創業、2022年買収。

Gearboxテキサス) - 1999年創業、2024年Embracer Groupから買収。

消滅

Frog City Software
サンフランシスコ) - 1995年創業、2004年Gathering of Developersが買収、2006年フィラクシス・ゲームズに集約。

Gathering of Developers(テキサス州) - 1998年創業、2000年5月買収、2004年9月閉鎖。ブランドはRockstarと2Kに併合。

Gotham Games - 2002年創業、間もなく閉鎖。

Indie Built, Inc.(ソルトレイクシティ) - 1983年Access Softwareとして創業、2004年マイクロソフトから買収、2006年4月28日閉鎖。

Kush Games(カリフォルニア州カマリロ) - 2008年閉鎖。

PopTop Softwareセントルイス) - 1993年創業、2006年フィラクシスに併合。

TalonSoft(ボルチモア) - 1995年創業、2000年買収、2005年閉鎖。資産の多くはMatrix Gamesに売却。

Rockstar Vienna - 1993年1月4日neo Softwareとして創業、2006年5月11日閉鎖。

Venom Games, Ltd.(ニューカッスル・アポン・タイン) - 2003年創業、2004年9月買収、2008年7月閉鎖。

Jack of All Games(オハイオ州ウェストチェスター) - 1990年Hyde Park Distributorsとして創業、1998年買収。

PAM Development(パリ) - 1997年創業、2005年買収。2008年閉鎖。

Take-Two Licensing - 2000年9月11日TDK Mediactiveとして創業、2003年12月買収。[19]2005年に2K Gamesに統合。

脚注・出典[脚注の使い方]^ a b c d e “2021 Annual Report” (PDF). Take-Two Interactive Software, Inc.. 2021年9月18日閲覧。


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