テアトル新宿
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日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 6.78%

三井住友信託銀行 4.83%

サッポロビール 3.73%

日活 1.38%

日本カストディ銀行(信託口) 1.24%

エルピー企画 1.11%

トーセイ 1.09%

アイザワ証券グループ 1.08%

SMBC日興証券 0.95%

三機工業 0.80%

(2023年3月31日現在)[1]

主要子会社#関係会社参照
外部リンクhttps://www.theatres.co.jp/
特記事項:1946年に東京興行株式会社として設立。1955年に東京テアトル株式会社に社名変更。
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東京テアトル株式会社(とうきょうテアトル、: TOKYO THEATRES COMPANY, INCORPORATED[2])は、映画配給および映画館の運営、飲食店運営、不動産賃貸事業を中心とする日本の映画会社。かつてはセゾングループ傘下で西洋環境開発の子会社であった。その関係でパルコ西友LIVINWALK)、西武百貨店など元セゾングループの商業施設で多数の映画館を運営受託していた。
歴史

1946年(昭和21年)、吉岡重三郎によって東京興行株式会社として設立された。吉岡は阪急阪神東宝グループ小林一三の片腕であり、戦前には東京宝塚劇場(のち東宝)社長、後楽園スタヂアム社長、日活社長を務めた人物である。1949年(昭和24年)5月、東京証券取引所再開と同時に株式上場した。1955年(昭和30年)11月3日に映画館「テアトル東京」を銀座に開館、同時に東京テアトル株式会社に社名変更している。映画館キャバレーボウリング場の運営を主な事業として手掛けてきた。しかしその後、ボウリングブームの終焉や、映画産業の斜陽化などから経営不振に陥った[3]。テアトル東京も1981年(昭和56年)10月31日をもって閉館した。

そこで安定的な経営基盤の構築を目的に、テアトル東京跡地の再開発に際して当時の清水清秋社長から、セゾングループ総帥の堤清二に協力が要請され合意に至った[3]。合意に則り、1983年に西武都市開発(のちの西洋環境開発)が増資して東京テアトル株式の37%を取得。再開発の主体を担い、1987年(昭和62年)1月、跡地にホテル西洋銀座銀座セゾン劇場、銀座テアトル西友が入居する銀座テアトルビルが竣工した[4]。これによって東京テアトルは、東邦生命保険とともに銀座テアトルビルの共同所有者となった[3]

1989年(平成元年)まで、西洋環境開発は東邦生命保険に次いで東京テアトルの2位株主であったが、その後セゾングループ各社の持株を集約して東京テアトルの筆頭株主となった。これにより、東京テアトルは西洋環境開発の子会社となりセゾングループ入りした[4]。セゾングループ入りに伴い、グループ内の西武百貨店西友パルコが個々に運営していた映画興行の運営を受託した[5]

1999年(平成11年)に大株主であった東邦生命保険が業務停止命令を受け破綻。さらに翌2000年(平成12年)には西洋環境開発も経営破綻した。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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