ツヨシしっかりしなさい
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その後ツヨシが美子たちに秀夫を休ませようと言い、みんなに肩もみやお茶出しをしてもらい疲れをほぐす。一人で料理や食事をして暮らすより、井川家で料理やビールを飲んで楽しむのが好きだった。ツヨシと舞がよくお似合いと言う。時折東京に帰省しては井川家の女たちが成長していないことを痛感する一方、福岡では悠々自適な単身赴任生活を送っている。勤務先の松井物産では課長のポストに就いており、職場の同僚たちからも好かれている。第112話では転勤が満了になり第1話の序章のような生活が出来るようになった。テレビドラマ版では剛造という名前で、原作とは異なり井川家で共に暮らしている。『しっかり2しなさい』では美子と共に息子夫婦と同居している。会社では常務に昇進。『テツぼん』では「ほくほくフーズ」会長。
井川 美子(いがわ よしこ)(いかわ よしこ[注 1]
演 - 泉ピン子、声 - 片岡富枝[3]住友七絵(若い頃[注 4])ツヨシの母親で、49歳の肥満体型の女性。旧姓は広川。井川家の最高権力者であり、ツヨシ達が幼い頃は良き母の一面を見せていたが、実際は娘達には甘いがツヨシと夫に対しては体罰を辞さない。また、些細なこと(ツヨシが何らかのミスをしたり、ツヨシを悪者扱いした際に反論されたりなど)でもすぐ怒り狂うほか、他の男性に対しても平手打ちなどの暴力行為をするなどやたらと短気で自己中心的な性格。現在はツヨシに家事を任せているが、料理の本を見て土瓶蒸しやカレーパスタを作ったり、健康診断で余命が短いと死を覚悟した時は料理や弁当を作ったりと、家事をする場面がある。若い頃は現在の典子に似て美人だったため、アルバムをツヨシと恵子に見せたとき「典子を見ていると昔の自分を思い出す」と語った。高校生時代はツヨシと同じく石神高校に通っており、野球部のチアガールをしていた。大食いであるため「腹が減った時の私に勝てる者はいない」と大食い大会に参加したこともあるが、途中で脱落する。アニメ版では一斉保険のセールスレディーをしている。また、町内会長の選挙に立候補し見事当選した。『テツぼん』では、他の官僚や政治家に華子との縁を丸投げしようとする児玉のぞみを恵子が警戒、さらに「仙露の愛人」に勘違いされて手切れ金をわたして別れさせようと言うが、美子はそんな恵子に「華子の幸せと結婚は彼女自身が決めるべきだ」と一喝する。
井川 恵子(いがわ けいこ)(いかわ けいこ[注 1]
演 - 田中美佐子、声 - 鶴ひろみ[4]井川家の長女、ツヨシの長姉。25歳。容姿端麗で外面がいいため周囲からの評判は高いが実際は母親譲りの男勝りな性格で、ツヨシや他の男性に対し理不尽に当たり散らし暴力を振るうなどの傲慢な一面もある。また酒豪の揃う井川家の中でも特に呑んべえであり、酔って帰宅したり、バス停を持ち帰るなどの酒絡みの騒動も多い。さらにビデオの録画予約も一人で出来ないほどの機械音痴でもある。ボートのエンジンや酸素ボンベを軽々と投げられるくらいに力持ちで、平手打ちも相手がフルフェイスのヘルメットを被っても弾き飛ばせる威力がある。腹黒い面もあり、第7話で渡辺が井川家に下宿しに来たときに陰謀として熱湯風呂に彼を入れたこともあるが、やせ我慢された。理想とする男性の基準も非常に高く、当初は鷺野を邪険に扱っていたが、アニメ第71話で雪山で助けられた事を機に好意を抱き始め、後に結婚へ至る。渋谷デパートに受付嬢として勤務している。喫煙者で、猫が嫌い。「子供が嫌い」と言っているが気は結構合う。井川家にある七段飾りの雛人形は恵子が生まれた時に買ったもの。アニメのみにある井川家のビデオデッキは彼女がボーナスをはたいて買ったもの。第14話では舞が初めて井川家に来た時は反発していたが、舞がツヨシを投げ飛ばし合気道を習っていると知り、すぐに打ち解ける。家事は井川家の女性陣の中で一番下手であり、作った料理はまずくツヨシだけではなく美子や典子にも恐れられている。72話では結婚を約束した鷺野のためにカルチャスクールに通うが全く上達せず、恵子に女装したツヨシが替え玉で作った料理のおかげで卒業する。その後鷺野のために料理を作ることになるがツヨシたちがまずいと言う中、鷺野はその料理を無理しておいしいと言った。誕生日は11月20日。102話では誕生日を鷺野に祝ってもらおうと期待したが鷺野が出張でこれず、帰ってきた鷺野と見に行った映画館でも喧嘩をする。しかし次の日、気取らずに喧嘩できる鷺野を最高のパートナーだと言う。劇場版では子供時代の1981年にタイムスリップしたツヨシと仲良くなり一緒に初もうでに行こうと約束するが、タイムマシンの故障でツヨシが現在に帰ることになり、雪の降る中ツヨシを待ち続け風邪をひいてしまい、それが原因で男に対して厳しい性格になってしまったという過去を持つ。そのため大みそかになると毎年そのことを思い出し機嫌が悪くなる。『テツぼん』では、一人娘である華子を仙露鉄男と結婚させることで政界へのコネクションを築こうと画策し、半ば無理矢理に熊本視察に同行する。
井川 典子(いがわ のりこ)(いかわ のりこ[注 1]
演 - 山瀬まみ、声 - 萩森q子井川家の次女、ツヨシの次姉。年齢は19歳→20歳(第65話以降)。ショートカットで茶髪の中性的な美少女で、短気だがさっぱりした性格。また、ミーハーで外国人男性が好き。美子や恵子に合わせてツヨシに暴力を振るったり様々な仕事を押し付けるが、2人に比べるとまだ常識的な方で余り理不尽なことは強要せず、時にはツヨシに協力することがある。ツヨシに習えば酢豚が作れるなど、恵子よりは家事が出来る模様。恵子と同様に頭が良く学校での成績はいつも学年で5番以内だった。石神大学に通っており、当初はハンバーガーショップでアルバイトしていたが、のちに勤務先をフルーツパーラーに変更する。テニスが得意だが、テニス大会の際は落とせない大学の講義があって出席出来なかった。
井川 敦子(いがわ あつこ)
演 - 洞口依子テレビドラマ版のみ登場。井川家の三女、ツヨシの三姉。
ケイコ
声 - 高木渉[注 5]ツヨシの愛犬である雄犬で、第3話で初登場した。丸顔と茶色い体色という見た目から、タヌキ犬と呼ばれることもある。最初は由美が公園で拾ってきた捨て犬だったが、ツヨシが玄関を出ると道端で渡辺に「ウチじゃ飼えないから、元の場所に置き直せ!」と由美から引き離されそうになったところでツヨシがその犬を引き取り井川家で飼うことになった。ケイコという名前は、ツヨシが姉の恵子から取ったものであり、名前を勝手に使われた恵子は怒ってツヨシに平手打ちをした。誰も見ていないところで立って体操をしたりスパナでねじを外す等、時折犬ではできない動きをする事が多い。普段は大人しいが、馬鹿にされたり危険な事が起こると咬みついたりする。また、メス犬の写真集には渡辺のように弱い。
井川 ヨネ[注 6]
声 - 京田尚子第23話、第30話、第81話、第101話、第112話登場。ツヨシの父方の祖母。80歳という高齢だが、年寄り扱いされることを嫌う。ツヨシからは「ばっちゃん」と呼ばれており、ツヨシには特に愛情を注いでいる。井川家でツヨシと再会した時には互いに抱擁を交わした。息子の嫁である美子の弱みを握っており、家を買う時に頭金を貸した話や、保険の外交を始めてなかなか契約を取れなかった時、最初に契約した話を蒸し返して言うことを聞かせている。美子もヨネの前では頭が上がらず、恵子や典子も同様にヨネの前では普段のようにツヨシをこき使ったり偉そうな態度を取ることが出来ないでいる。舞がツヨシの花嫁候補としてふさわしいかを見定めるために、ツヨシと舞のデートに同行した際、ディスコでチンピラのつま先を誤って踏んだことが原因で起きたもめ事を解決した舞のことを大変気に入り花嫁候補として認めた。若い頃はなぎなたをやっており舞が合気道をやっている事に喜ぶ。ゲートボールが好き。松良太郎のファン。
井川 末吉
声 - 河合義雄第23話、第30話登場。ツヨシの父方の祖父。ヨネと共に浜松で暮らしており、しばしばかっぱ巻きやきつねうどんの名前の由来でヨネと意見の食い違いから口論になり、それがヨネの家出の一因となっている。
鶴崎 一茂(つるさき かずしげ)
秀夫の福岡での遊び仲間であり、典子の婚約者。当初は井川家の女性陣に疎まれたが、花や星を愛するロマンチストな面が典子の心を射抜き、最終的に結婚へと至る。渡辺のいとこでもある。『しっかり2しなさい』では課長に昇進。『テツぼん』ではほくほくフーズの常務として鷺野と同じくツヨシの部下に。
石川家と関係者
石川 舞(いしかわ まい)
声 -
高山みなみツヨシの恋人で、都立井草高校(アニメ版では井草北高校)に通う高校一年生。アニメでは両親共々第13話から登場。血液型はO型。火の用心の見回りをしていた時に小銭を落として探しているツヨシに出会い、懐中電灯を渡して親しくなった。恵子には最初はきつく当たられるが、ツヨシを合気道で投げ飛ばした事で打ち解け合い、ツヨシの恋人として認められる。弁当屋「ホクホク弁当」のひとり娘。髪型は黒髪のポニーテールをリボン[注 7]でまとめている。ツヨシから認められるほど料理の腕前も確かであるうえ、勉学に秀でていることを生かして青空教室の手伝いもしている。また、合気道初段と腕っ節も強いが、ネズミが苦手。タカシといういとこがいる。パソコンを所持している。小学校に入学した時はおてんばで男子とよく喧嘩していたが、初恋の人である清志に「手伝いもして思いやりのある優しい人が好き」と言われたことで家事を始め、現在のような性格になっていく。合気道も清志の影響で習い始め、道場に通っている。清志が長野に引っ越す時にはお守りを交換した。第108話では東京都合気道大会で優勝し、弁当を買いに来た村松巡査に「世界大会でも優勝できる」と言われ、浮かれた勢いで父・岩男を投げ飛ばしてしまい合気道を禁止されるが、エビヤマ(声 - 大友龍三郎)に絡まれていた岩男を助けた事により合気道を続けることを許可される。原作最終話でツヨシと結婚し、彼との間に2人の子供を授かる。このうち、長男の剛(たけし)は『テツぼん』に弁当マニアとして登場している。また、舞自身も『テツぼん』にてほくほくフーズの副社長として登場している。
石川 岩男(いしかわ いわお)
声 - 岡和男[注 8]舞の父であり、弁当屋「ホクホク弁当」の経営者。江戸っ子気質な人物。娘の彼氏であるツヨシを認め、親しく接している。飛行機が大の苦手。第108話では舞に投げ飛ばされた事で合気道を禁止して格闘着を取り上げるも、エビヤマに掴みかかられたところを舞に助けられたことにより禁止を解いて格闘着を返す。『テツぼん』では、ほくほくフーズの本社工場長。
石川 福子(いしかわ ふくこ)
声 - 津賀有子[注 9]舞の母。夫同様、ツヨシと親しく接している。
信介(しんすけ)
声 - 未クレジット第13話、14話登場。ほくほく弁当屋の隣に住んでいる年長の幼稚園児。黄色の服にオーバーオールを着ている。
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