チューボーですよ!
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「コーチ印のキャビネット」として街の巨匠といわれるシェフ3人[注 3]がVTR出演した。街の巨匠は店舗所在地の地名をつけて紹介された(例:赤坂に店を構える巨匠ならば「赤坂の巨匠」)。料理が完成すると試食、ゲストが採点(無星 - 星3つ)した。料理と一緒に嗜むビールなどの飲み物(スポンサーであるサントリーの商品)は調理終了後に紹介されていたが、2010年5月頃にエンディング部分が廃止され、調理する料理とともにVTRの最初の方で紹介される形となった。

最終回SP(15分拡大、23:30 - 翌0:15)の視聴率は8.0%であった(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)[3]。後番組には2017年1月7日より『人生最高レストラン』に交代した。
提供スポンサー

提供は、番組開始当初からサントリーサントリースピリッツサントリービールサントリー食品インターナショナル[注 4])の単独スポンサー[注 5]。また、カウキャッチャーとして花王(開始から2011年9月24日まで)→メルセデス・ベンツ(2011年10月8日から2012年3月24日まで)→週替わりスポンサー1社(2012年4月7日から)のCMが放送されていた。当番組ではCM前にサントリーのスポンサーが読まれていたが、人生最高レストランではタイトルロゴが現れたあとすぐにサントリーのスポンサーが読まれるようになった。

2000年3月7日にサントリーから「料理用ブランデー チューボーですよ!」[4]が発売された(後に販売終了。なおTBSの番組とサントリーのコラボとしては『料理天国』(サントリーが、同名の料理酒を販売していた。番組終了後もパッケージを変えて販売している[5])の例がある)。2011年3月11日東北地方太平洋沖地震東日本大震災)発生後、しばらくサントリーは提供を自粛していたが、同年4月16日放送分(CM自体は3月25日放送分)からは提供を再開した。なお、この回の冒頭では堺が被災者を見舞う言葉を述べた。
出演者

期間司会進行アシスタントナレーション
1994.4.91999.3.20
堺正章雨宮塔子[注 6]武田広[注 7]
1999.4.31999.9.25外山惠理
1999.10.92004.9.25木村郁美[注 8]
2004.10.92009.3.28小林麻耶
2009.4.112013.11.16枡田絵理奈
2013.11.232015.4.11すみれ落合隼亮
駒田健吾
2015.4.182016.12.24森星
吉村崇駒田健吾

アシスタントは、枡田担当時まではTBSアナウンサーだったが、6代目のすみれはタレント・ファッションモデル、7代目の吉村はお笑い芸人[注 9]、森はファッションモデル。
内容

番組は司会の2人による「今晩は」の挨拶の後、堺の「炎の料理人、三ツ星シェフの堺正章です」の一言から始まった。初期は堺の後にアシスタントも挨拶したが、その後は堺のみが挨拶し、アシスタントが「巨匠、今夜は…」とゲストの紹介に入り、何らかの小ネタを織り込んでいた。しかし、2011年4月23日放送回よりオープニングの演出が変更され、通常通りのRIOのオープニングテーマの後、その回の料理紹介・挨拶なしで「巨匠、今夜は…」の前振りによるゲスト紹介に変わった。『新-』では、オープニング映像の前にすみれのアシスタント時代は料理の下準備を行っていた。そして、吉村・森のアシスタント時代は吉村・森のトークで始まっていた。

ゲストは、TBSの新番組やTBS出資映画の出演者が番組のスタートや劇場封切時や、ゲストの舞台出演にあわせて起用される傾向にあり、オープニングでは、ゲストに関連したミニコント(例:2009年11月7日放送分・鹿賀丈史がゲストの時に、鹿賀の代表作である『料理の鉄人』のオープニングを再現する)を繰り広げ、3人の巨匠の紹介へと繋げるのが恒例となっていた。小林麻耶が進行アナになってからは、調理開始後に進行アナがゲストの経歴を全て丸暗記で紹介していた(時間の都合上カットされる場合もあった)。同時に、これまで皆無に近かった出演者の発言のテロップ出しが、全部ではないものの恒常的に行われるようになった。枡田絵理奈が進行アナになってからは上記の経歴紹介の後に、必ず堺を称賛するフレーズを入れていた。

『新-』では、ハワイ州出身で英語の堪能なすみれが、メモを見ながら英語で経歴を紹介。放送上は、紹介中の映像に、日本語・英語両方の字幕を重ねていた。なお上述の経歴紹介は森星平成ノブシコブシ吉村崇がアシスタントに替わってからは廃止された。

VTRでは、街の巨匠が3人それぞれ独自のレシピで同じ料理を作り、スタジオではその中から1通りのレシピに基づいて調理した。調理中は堺とゲストが軽妙なトークを繰り広げ「親方シリーズ」などのミニコントを行うこともあった。親方シリーズは、堺とゲストがシャモジやすりこぎなどの調理器具を持った方が親方、持っていない方が弟子となり、親方が弟子に料理人のとしての講釈をしたが、途中で弟子が師匠の調理道具を奪って、弟子と師匠の立場が入れ替わる。これを数回繰り返した。他にゲストが架空の料理番組の司会、堺がゲストとなるコントがあった。

調味料を除く食材はゲストを含めた人数分しか用意されていないため、たとえ失敗しても失敗した状態で工程を進めなければならなかった。

地方の郷土料理の場合も含め、和洋中どんなジャンルにおいても、街の巨匠のほとんどは関東地方東京都が殆どで、他には神奈川県千葉県埼玉県)に限られており、それ以外の地域が登場することは稀だった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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