チュートリアル_(お笑いコンビ)
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2019年10月、自身の不祥事によって徳井が活動を自粛。コンビでのレギュラー番組には福田のみが引き続き出演していた。

2020年2月24日、徳井が活動を再開。

2020年8月26日放送の『東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい…』(日本テレビ)で、徳井が地上波へ復帰した[14]

芸風

@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}当初[いつ?]は昔話や教科書などをテーマにしたオーソドックスないわゆる「正統派しゃべくり漫才」を芸としていたが、2005年頃からは漫才の途中で徳井のテンションが豹変し様々な妄想をエスカレートさせていく。この漫才は「妄想漫才」と称され、M-1グランプリをきっかけとして有名になった。メンバー曰く2人とも飽き性で、妄想漫才だけのイメージになるのを避けたかったことや、他にもたくさんのパターンのレパートリーがあることもあり、近年[いつ?]は以前の正統派漫才を披露することが多い。

テレビや単独ライブなどでは、コントを披露することもある。徳井扮する変人に福田が振り回されるというストーリーが多く、漫才よりもシュールなネタが多い。

初期のテレビ出演については、正装ということで徳井が白のタキシードを着て漫才を行うこともあった。

漫才やコントなどのネタの他、単独ライブの演出やブリッジVTRなども全て徳井のみで作っている。
M-1グランプリ
2001年


「昔話」を題材としたネタを披露したが、
松本人志の「50点」を筆頭に、審査員7名中3名から個人最低評点をつけられ、特別審査員からの得点は最下位に終わった。ただし、DonDokoDonおぎやはぎが今大会のみ導入された一般審査員からの得点で惨憺たる結果を残してしまったため、総合順位は8位にとどまった。

後に2人は「小部屋で、あのときのビデオを四方から見せられたら死ぬ」「ホンマにもう、芸人やめたいと思った」とコメントしている。

2005年


4年ぶりに決勝進出。4番手で「バーベキュー」を披露し、暫定2位につける。95点をつけた松本は「チュートリアルは優勝させてあげても良かったんじゃないかというくらい出来が良かった」[15]、同じく95点をつけたラサール石井は「ネタも面白いけど、(二人の掛け合いが)芝居になっていて、やっていることがリアルに見えて入り込めた」、渡辺正行は「バーベキューのHOW TO っていう設定自体は古臭いんだけど、そこからキャラクターショーのネタに持っていったのがすごく新しくて面白くてよかったですね」と称賛。しかし、その後に登場したブラックマヨネーズ品川庄司に抜かれて敗退、最終的な順位は5位に終わった。

大会委員長の島田紳助は、大会前の記者会見で行われたネタ順抽選会(チュートリアルはホノルルマラソン出場のため欠席)で「変化球漫才の南海キャンディーズの直後は不利。会場の空気が温まる3番手で南海が空気を乱し、チュートがそれを戻した後でやりやすくなり、且つ初出場のブラマヨが有利」と予言しており、奇しくもそれが的中した形になった[16]


2006年


後に哲夫笑い飯)が「(会場の空気が)全体的にフワフワしてた」と語ったほど客席に浮遊感が漂っていた中、6番手で「冷蔵庫」を披露。福田は後藤輝基フットボールアワー)がテンパっているのを見てかなりリラックスしてやれたという。審査員の松本は「ほぼ完璧かな、と思います」と絶賛した。審査員全員から最高評点を受け、2位のフットボールアワーに24点という大差をつけての1位通過で最終決戦進出を決めた。

最終決戦では大トリを務め、自転車の「チリンチリン」を題材にしたネタを披露。審査員7名全員から票を獲得し、M-1史上初にして、現時点で唯一である「完全優勝」を成し遂げた。松本は「途中で自分達も(勝利が)分かったんじゃないですか」、紳助は「今日、唯一ターボチャージャーが作動したコンビ」と語った。後に紳助は「ああいう漫才をしてもらえると審査が困らない」「審査員全員が安心した顔をしていた。完全優勝は当然の結果」と評した[17]

優勝後


優勝後に徳井は「M-1によって傷つけられ、M-1によって報われた」「よく“信じられへん”というコメントがあるけど、それってホンマにあんねんな、という気持ちです」「昨年、ブラマヨのすごい漫才を見て1年頑張った。離された距離を縮められた気がします。これからも頑張ります」、福田は「賞レースで初めての1位。ほんまにうれしいです」「芸人になって初めて主役になれました。感無量です」と語っている。

後にメンバーは「バーベキュー」のネタが生まれたのが自分たちのターニングポイントだったと述べており、さらに「このネタができて初披露したのは爆笑オンエアバトル上だったが、観客の票が入らずにオンエアされなかった。しかし周りの評価がどうであろうと自分たちが面白いと思った漫才だったため、その後何度か改良を重ね、M-1で披露した」ことを裏話として述べている[4]

徳井は2010年のM-1前日の特番にて自身が優勝を決めた最終決戦のネタについて、1本目のネタ(冷蔵庫)が良かったから2本目もウケた、だから今見るとあまりいいネタではないという趣旨の発言をしたことがある。放送作家の高須光聖はラジオ番組『放送室』にて、「チュートは2006年よりも2005年のネタのほうが出来が良かった」という趣旨を述べ、松本も概ねこれに同調した。また、松本は2005年に上位3組に残れなかった理由について「2005年と2006年では観客の空気が全然違ったからではないか」と述べている [18]

5年ぶりに復活した2015年大会では、それまでの歴代王者から1名ずつが審査員に起用されることになり、チュートリアルからは徳井が審査員を務めた。

出囃子

IT'S UP TO YOU / POLYSICS
賞レース成績・受賞歴など.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目ではを扱っています。


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