チュニス
[Wikipedia|▼Menu]
フランスによるチュニジア侵攻の結果、1881年フランスの保護領となったチュニジアは、フランスの貨幣制度が導入され、様々な権力がフランスへ移管されることになった。

20世紀に入り、チュニジア内で独立に向けた抵抗運動が盛んになったころ、フランスは世界恐慌の波を受けて揺らぎ始めていた。第二次世界大戦において、フランスがナチス・ドイツによって占領され、ヴィシー・フランス政権が誕生すると、チュニジアもヴィシー・フランス政権の影響下となった。しかし、地下に潜って抵抗活動を続けた新ドゥストゥール党のハビーブ・ブルギーバらは連合国軍側を支持しつづけた。1943年に連合国軍によってチュニジアが解放されるとチュニジアは自由フランスの統治に復帰したが、ブルギーバはカイロに亡命して、当地で独立運動を展開。そして、1956年にはフランスから独立することができた。
気候

チュニスの気候
月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年
最高気温記録 °C (°F)25.2
(77.4)29.8
(85.6)35.2
(95.4)33.0
(91.4)39.0
(102.2)45.2
(113.4)46.7
(116.1)46.8
(116.2)44.4
(111.9)39.9
(103.8)31.6
(88.9)25.9
(78.6)46.8
(116.2)
平均最高気温 °C (°F)15.7
(60.3)16.5
(61.7)18.1
(64.6)20.7
(69.3)24.9
(76.8)29.0
(84.2)32.6
(90.7)32.7
(90.9)29.7
(85.5)25.2
(77.4)20.5
(68.9)16.7
(62.1)23.5
(74.3)
日平均気温 °C (°F)11.5
(52.7)12.0
(53.6)13.2
(55.8)15.6
(60.1)19.3
(66.7)23.2
(73.8)26.3
(79.3)26.8
(80.2)24.4
(75.9)20.4
(68.7)15.9
(60.6)12.5
(54.5)18.4
(65.1)
平均最低気温 °C (°F)8.2
(46.8)8.4
(47.1)9.3
(48.7)10.4
(50.7)13.7
(56.7)17.3
(63.1)20.0
(68)20.8
(69.4)19.0
(66.2)15.5
(59.9)11.3
(52.3)9.2
(48.6)13.3
(55.9)
最低気温記録 °C (°F)?1.7
(28.9)?1.0
(30.2)0.4
(32.7)2.6
(36.7)5.9
(42.6)9.6
(49.3)12.9
(55.2)13.4
(56.1)12.1
(53.8)5.5
(41.9)2.4
(36.3)?0.4
(31.3)?1.7
(28.9)
降水量 mm (inch)59.3
(2.335)57.0
(2.244)47.2
(1.858)38.0
(1.496)22.6
(0.89)10.4
(0.409)3.1
(0.122)7.1
(0.28)32.5
(1.28)65.5
(2.579)56.0
(2.205)66.8
(2.63)465.5
(18.327)
平均降水日数98864211477865
平均月間日照時間145.7165.3198.4225.0282.1309.0356.5328.6258.0217.0174.0148.82,808.4
出典1:World Meteorological Organization,[2] Hong Kong Observatory for data of avg. precipitation days and sunshine hours[3]
出典2:NOAA (extremes)[4]

観光

チュニス旧市街
チュニジア

画像募集中
英名Medina of Tunis
仏名Medina de Tunis
登録区分文化遺産
登録基準(2),(3),(5)
登録年1979年
公式サイト世界遺産センター(英語)
地図

使用方法表示


ローマ史や世界史等の歴史で有名なカルタゴは、北東近郊にある。

メディナと呼ばれる、城壁に囲まれた旧市街地は1979年ユネスコ世界遺産に登録されている。

アグラブ朝時代及びハフス朝時代にまで起源が遡れる噴水、宮殿、イスラム聖職者学校、霊廟、記念碑等。

バルド国立博物館

世界遺産

この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

(2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。

(3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。

(5) ある文化(または複数の文化)を代表する伝統的集落、あるいは陸上ないし海上利用の際立った例。もしくは特に不可逆的な変化の中で存続が危ぶまれている人と環境の関わりあいの際立った例。

交通チュニスメトロ

市内中心部から北東に約8kmのところに、国内最大の国際空港であるチュニス・カルタゴ国際空港があり、国外から多くの観光客を招き入れているほか、国内の交通の重要な拠点にもなっている。また、市内中心部の鉄道駅からも、国内の各都市へ向かう列車が数多く出発されている。

市内には、バスの他にメトロと呼ばれる路面電車が5路線運行されており、市民の重要な足となっている。その他、TGMと呼ばれる電車が郊外に向けて走っており、こちらはカルタゴ遺跡や、シディ・ブ・サイドなどへ向かう観光者にも利用されている。
文化

1966年以降、アラブ・アフリカ世界の映画を対象としたカルタゴ映画祭 (Journees Cinematographiques de Carthage) が2年毎に開催されている。
関係者
出身者
詳細は「
:Category:チュニス出身の人物」を参照


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:54 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef