サイヤ人編ではベジータ戦で重傷を負った悟空に頓着せず悟飯だけを心配し、さらに「悟空のせいで悟飯がひどい目にあった」と悟空よりも悟飯を優先する発言をしており、「オラは地球のことより悟飯の将来のほうが大事だ」と息子に一途だったため、ヤジロベーに呆れられ、ピッコロまで侮辱したことで堪えきれなかった悟飯に怒鳴りつけられショックを受けていた。しかし悟空が復活するまでの入院期間中は悟空にずっと付き添っており、アニメ版では表面上は冷たくしながらもひそかに夫へのセーターを編んでいた。結婚後は基本的にヒステリックな言動が一貫してはいるものの、人造人間編ではトランクスに悟空の命を救ってくれたことについて礼を述べるなど穏やかな面も持つ。3年間の修行終了後、ピッコロのことを「ピッコロさ(たまに「ピッコロ」と呼び捨て)」と呼び、弁当も用意した様子で寛容な態度を見せるようになっている。セル編において悟空は生きてチチのもとへ帰れないことを詫びる遺言を悟飯に託し死亡、この時すでにチチは次男の悟天を身籠っていた。セルゲーム後、悟飯の前で泣き崩れ、また、魔人ブウ編の序盤では悟空があの世からやってくるのを知ると自身が老けたことを気にしつつ悟空に会えることを喜ぶなど、悟空への愛情をうかがわせる場面も描かれている。
悟飯を教育する際には勉強や嗜み第一であり、武術を嫌っていた。アニメではセルゲーム終了まで、原作以上に一貫して頑なな教育ママとしての姿が描かれ、特に悟飯のためを思ってとはいえ、トランクスを除いた悟空の仲間たちまで「悟飯の勉強を邪魔する不良仲間」として毛嫌いするような発言をとることがあった[3]。しかし、人造人間編で悟空が悟飯を鍛えることをチチに言った際には「止めても無駄」と諦め気味に「どうせ鍛えるならうんと強くしてくれ」と言っている。セル編で悟空が死亡してからは悟天に自ら組み手を教えるなど武術も身につけさせ、悟飯に対しても「天下一武道会のための休学」を許可した。もっともこれは父親の牛魔王の財産がなくなりかけているという事情からでもある。悟天のことは比較的自由に育てているのに対し、悟飯に対しては青年になってもやや過保護な部分があるようで、ビーデルが初めて来た時はデートの誘いではないかと疑い「(悟飯に)エッチなことするんじゃねぇぞ」と言ってビーデルを怒らせている。ただし、ビーデルが金持ちの娘と分かるとあっさり交際を許し、早く結婚するように促す調子のいい面も見せた。また劇場版アニメの『ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴』では勉強に勤しんでいる悟飯に「たまには身体を動かして欲しい」と武道大会に出場させている。
劇中では魔人ブウによって1回のみ死を迎えている。アニメ版ではブルマとビーデルと共に天国でダーブラと出会い、協力して悟飯を探し回るシーンが描かれており、その後ナメック星のドラゴンボールにより生き返った後は悟飯や悟天たちと再会したシーンが追加されている。また、老界王神の命を譲り受けて再び蘇生した悟空とも再会を果たし涙を流していた。
プロフィール
誕生年:エイジ737[4]11月5日[注 4][5]
身長:156cm[注 4][5]→163cm(成人時)[4]
体重:40kg[注 4][5]→50kg(成人時)[4]
血液型:AB型[5]
趣味:農作業、悟飯の教育[4]
好きな食べ物:中華ちまき[4]
好きな乗り物:トラクター[4]