チチ_(ドラゴンボール)
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チチ
Chi-Chi
ドラゴンボールのキャラクター
登場(最初)其十一「フライパン山の牛魔王」
ドラゴンボール・第7話「フライパン山の牛魔王」
作者鳥山明
声優荘真由美(初代)
渡辺菜生子(二代目)
プロフィール
性別女
種類地球人
親戚牛魔王(父)
孫悟空(夫)
孫悟飯(長男)
孫悟天(次男)
パン(孫)
ビーデル(義娘、長男の妻)
バーダック(義父、配偶者の父)
ギネ(義母、配偶者の母)
ラディッツ(義兄、配偶者の兄)
孫悟空jr.(昆孫)
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チチは、鳥山明漫画ドラゴンボール』および、それを原作とするアニメドラゴンボール』『ドラゴンボールZ』『ドラゴンボールGT』『ドラゴンボール改』『ドラゴンボール超』に登場する架空のキャラクター。アニメオリジナルキャスト荘真由美(初代)、渡辺菜生子(2代目)。実写映画『DRAGONBALL EVOLUTION』ではジェイミー・チャンが演じており、吹き替えは小清水亜美

初登場は原作では其十一、アニメでは『ドラゴンボール』第7話。タイトルは共に「フライパン山の牛魔王」。牛魔王の娘で、父同様の東北弁に似た訛った口調で喋る。
少女期から悟空との結婚まで

小さい頃、自分が住むフライパン山の火を消すべく亀仙人から芭蕉扇を借りるため、カメハウスに向かう途中で孫悟空に出会う(悟空たちより先にヤムチャプーアルとも出会っている)。

髪型は少女期は下ろしており、青年期はポニーテール、成年時はシニヨンにしている。幼少時はマント(アニメでは緑色)が付いたブルーのビキニアーマーとピンクの手袋とブーツを着用し、ブーメランのように使用できるカッターが付き、額部分からビームが出せるピンクのヘルメットを被っている。自分を追っていた肉食恐竜を泣きじゃくりながらもカッターで斬首しビームで消滅させた姿を見て、ヤムチャとプーアルが唖然とした[注 1]

初対面の亀仙人に対しては本人かどうか確認しようと不意を付いてヘルメットのカッターを投げつけ、それを持っている木の杖でとっさに防御しようとした亀仙人の顔に深々と刺し、それを引き抜く際に土足で顔を踏みつけている(チチ自身に悪意はなく、詫びている)。そのため、自分の弟子の娘とはいえ亀仙人もいい印象は持っておらず、この時に「アイツ嫌い」と発言している。後年は彼女のことを「はねっかえり娘」と評している。攻撃的な一面も目立つが、根は清らかな心の持ち主で、筋斗雲に乗れる。本人いわく「おらの心は水洗便所みたいにきれい」。筋斗雲で悟空と共に飛行中、性別を調べるために股間を蹴られたことがきっかけで悟空に恋心を寄せるようになり、「嫁に貰う」約束を取り付け、それを信じて悟空のことを6年間も待ち続けたという一途な面を持つ。

しかし当の悟空はというと、彼女の思いに全然気づいていなかったばかりか「ヨメ」とは食べ物のことだとばかり思っていた。

結婚の約束から7年、チチは天下一武道会に「匿名希望」として出場し、悟空と対戦してようやく彼の過去の記憶を取り戻し[注 2]、2人はそのまま晴れて結ばれることとなった。

アニメでは天下一武道会の後、数話に渡って夫婦の冒険が描かれており、牛魔王の城で結婚式を挙げてから新生活をスタートさせる。また、後にアニメ『ドラゴンボールZ』において「デートのことを知らない悟空に『恋人同士が好きなことをやるもの』と教えたが、勘違いした悟空が急に組み手を始め『正拳突き』が心に刻み込まれた」という、悟空との初デート時の様子を息子の悟飯に語る。

原作では最初に会ったときから天下一武道会まで悟空と再会する場面はないが、アニメでは幼少期に2度再会している。レッドリボン軍編第31話では祝言で悟空にあげる花をつんでいた際に再会するが、レッドリボン軍に襲われた牛魔王を助けた直後に悟空がドラゴンボールを探し求めに行ったためすぐに別れた。また、ピッコロ大魔王編第118話では牛魔王にピッコロ大魔王をやっつけて欲しいと言い、無理だと言われるが悟空ならきっとやっつけてくれると信じた。第119話ではピッコロ大魔王の命令で牛魔王の抹殺に来た軍隊に抵抗している際に、キングキャッスルに向かう途中だった悟空に助けられる形で再会する。第123話で謎の人物がピッコロ大魔王が倒したと世界中に報じられた際には彼が倒したのだと信じていた。原作では、天下一武道会の最中に悟空たちの会話で悟空がピッコロ大魔王を倒したことを知り、驚いている。

幼少期から一貫して悟空のことを「悟空さ」[注 3]と呼ぶ。父である牛魔王のことは「おとう」と呼んでいる。

少女時代から成長するまでの数年間に、女性武道家として牛魔王の亀仙流を基本とした修行をこなす。その結果、天下一武道会本戦に出場できるほどの強さを体得した(後述)。
悟飯誕生後

長男の悟飯誕生後より「教育ママ」へと豹変する。悟空や悟飯、のちに身籠る孫悟天などの家族はもちろん、他の地球の戦士も頭が上がらない存在になり、ピッコロに「超サイヤ人(悟空)にも弱点があったか」と言われている[1]。また、頭髪が金色になる超サイヤ人を「不良」と毛嫌いしている[2]。当初は恐れられていたピッコロも、アニメでは仲間となってからは口論で押されることが何度かあり、彼女のことを「侮れん」と評した。クリリンら他の仲間も、母親となってからの変貌ぶりに呆気に取られていた。

サイヤ人編ではベジータ戦で重傷を負った悟空に頓着せず悟飯だけを心配し、さらに「悟空のせいで悟飯がひどい目にあった」と悟空よりも悟飯を優先する発言をしており、「オラは地球のことより悟飯の将来のほうが大事だ」と息子に一途だったため、ヤジロベーに呆れられ、ピッコロまで侮辱したことで堪えきれなかった悟飯に怒鳴りつけられショックを受けていた。しかし悟空が復活するまでの入院期間中は悟空にずっと付き添っており、アニメ版では表面上は冷たくしながらもひそかに夫へのセーターを編んでいた。結婚後は基本的にヒステリックな言動が一貫してはいるものの、人造人間編ではトランクスに悟空の命を救ってくれたことについて礼を述べるなど穏やかな面も持つ。3年間の修行終了後、ピッコロのことを「ピッコロさ(たまに「ピッコロ」と呼び捨て)」と呼び、弁当も用意した様子で寛容な態度を見せるようになっている。セル編において悟空は生きてチチのもとへ帰れないことを詫びる遺言を悟飯に託し死亡、この時すでにチチは次男の悟天を身籠っていた。セルゲーム後、悟飯の前で泣き崩れ、また、魔人ブウ編の序盤では悟空があの世からやってくるのを知ると自身が老けたことを気にしつつ悟空に会えることを喜ぶなど、悟空への愛情をうかがわせる場面も描かれている。

悟飯を教育する際には勉強や嗜み第一であり、武術を嫌っていた。アニメではセルゲーム終了まで、原作以上に一貫して頑なな教育ママとしての姿が描かれ、特に悟飯のためを思ってとはいえ、トランクスを除いた悟空の仲間たちまで「悟飯の勉強を邪魔する不良仲間」として毛嫌いするような発言をとることがあった[3]。しかし、人造人間編で悟空が悟飯を鍛えることをチチに言った際には「止めても無駄」と諦め気味に「どうせ鍛えるならうんと強くしてくれ」と言っている。セル編で悟空が死亡してからは悟天に自ら組み手を教えるなど武術も身につけさせ、悟飯に対しても「天下一武道会のための休学」を許可した。もっともこれは父親の牛魔王の財産がなくなりかけているという事情からでもある。悟天のことは比較的自由に育てているのに対し、悟飯に対しては青年になってもやや過保護な部分があるようで、ビーデルが初めて来た時はデートの誘いではないかと疑い「(悟飯に)エッチなことするんじゃねぇぞ」と言ってビーデルを怒らせている。ただし、ビーデルが金持ちの娘と分かるとあっさり交際を許し、早く結婚するように促す調子のいい面も見せた。また劇場版アニメの『ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴』では勉強に勤しんでいる悟飯に「たまには身体を動かして欲しい」と武道大会に出場させている。

劇中では魔人ブウによって1回のみ死を迎えている。アニメ版ではブルマとビーデルと共に天国でダーブラと出会い、協力して悟飯を探し回るシーンが描かれており、その後ナメック星のドラゴンボールにより生き返った後は悟飯や悟天たちと再会したシーンが追加されている。また、老界王神の命を譲り受けて再び蘇生した悟空とも再会を果たし涙を流していた。
プロフィール

誕生年:エイジ737
[4]11月5日[注 4][5]


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