一般的な自動車と同様に、前輪で舵をとるものをリジッドフレーム式といい、フレーム(車体)自体が屈曲して舵をとるものをアーティキュレート(関節)式という。アーティキュレート式は関節部がねじれ方向の動き(ローリング)に対応することで、不整地でもタイヤが浮くことが無く、高い走破性を確保している[2]。 普通、ダンプトラックは自動車メーカーがフレームに、エンジン・変速機・懸架装置・キャブ(用途によってはキャブ無しで出荷)を組み付けた、いわゆる「キャブシャシ」(キャブ無しはローリングシャシ)を製造し、架装業者が車体(荷台)と荷台装置部分を製造する。重ダンプトラックは、それぞれのメーカーで一貫して製造される。 日本では、土砂等を運搬する大型自動車による交通事故の防止等に関する特別措置法
製造
主なダンプカー製造業者
架装業者
新明和工業
東邦車輛(旧・東急車輛製造)
極東開発工業
小平産業
重ダンプトラック製造業者
小松製作所
日立建機
キャタピラー
ボルボ建設機械
リープヘル
オートカー
パシフィック
車両番号
この番号には、管轄する運輸支局、経営する事業の種類(丸囲みの漢字1文字)、および車両固有の番号の情報が含まれている。事業の種類は、運送業の「営」、建設業の「建」、砂利販売の「販」など7種類に分類される。一例として、冒頭画像の日本通運の車両には、荷台のあおり板に「北見(営)8040」と記載されている。
このダンプトラックの車両番号は、車両の登録番号(ナンバープレートに表示されている番号)とは別のものである。公道を走行するには、ナンバープレートの取得と表示も必須である。詳細は「日本のナンバープレート#ダンプカー表示番号の詳細」を参照
脚注[脚注の使い方]^ 主に大陸ヨーロッパではOpen wagon(無蓋車)の一種となるSaddle-bottomed wagonsやSide-tipping_wagons、アメリカ合衆国ではGondolaと呼ばれる。
^ Dumper & excavator by VOLVO playing! What a CRAZY ACTION!!! - 関節式(ボルボ・A30G)のフレームの動きとリアサスペンションが分かる動画 YouTube(2014/09/17公開/2016年9月24日閲覧)
関連項目
建設機械
不整地運搬車
電波法(不法無線局#概要)
ベラーズ
ばら積み貨物
粉粒体
粉体工学
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