ダンス
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また1970年代には世界的なディスコブームとなり、バンプ、ウォーターゲイト、ハッスル、バスストップ、スパンクなどが流行した[8]
詳細
人数

ダンスには一人によるもの(ソロ)と群舞のように多人数によるものがある[9]。一人によるダンスもソロの形式としてそれ自体が一つのまとまりを持ちうるものであるため、単にそれを沢山集めても集団舞踊にすぎず群舞とは言わない[9]。群舞とは二人以上によって二つ以上の異なる複合したリズムにのせて行う踊りのことで[10]、特に複合リズムによって表現すべきモチーフを内在しているものをいう[11]
伴奏処理

ダンスは伴奏処理により打楽器伴奏、音楽伴奏、無音楽(無音楽舞踊)などに分類される[5]。無音楽舞踊は音やリズムとは無関係な音楽を伴わない舞踊形式という意味ではなく、伴奏を舞踊そのものが担っているような形式をいい、楽器を使っていても演奏のためではなく効果楽器として用いられている場合も含む[5]
志向性とスタイル

ダンスは志向性により、ソーシャルダンスのように交流が重要な意味を持つコミュニケーション系と、モダンダンスのようにイメージやテーマの表現が重要な意味を持つ表現系に分けられる[2]。また、ダンスはスタイルにより、民族舞踊(民族ダンス)のように一連のリズミカルな動きが定式化されていて踊り手がそのフレームに従うことで成立しているものと、ブレイクダンスのように踊り手がリズムと動きを自在に工夫する自由性の高いものがある[2]

ダンスは志向性を縦軸にスタイルを横軸にして、リズムダンス系、ソーシャルダンス系、民族ダンス系、モダンダンス系の4つに分けられる[2]
世界/地域別ダンス
アフリカ

セガダンス
(英語版)

中東

ベリーダンス

北米

アフリカやヨーロッパのダンスやの影響を受けつつも、アメリカで生まれた独自のポピュラー音楽とともに踊られる独自のダンス・スタイルが発展した。

スウィング・ダンス

マンボ

ルンバ

チャチャチャ

ファッド・ダンス - ツイスト、ゴーゴー、ジッターバッグ

ソウルダンス/ディスコダンス - バンプ、ウォーターゲイト、ハッスル、バスストップ、スパンク

ジャズダンス

ストリートダンス

ブレイクダンス

ヒップホップ

ロックダンス


スクウェアダンス

タップダンス

中米・南米

ヨーロッパ系移民が作りだしているものもあり、アフリカから連れてこられた人々が故郷から持ち込んだリズムをベースにつくられたダンスもある。広まるにつれ、また社会状況もかわるにつれ、白人・黒人の区別なく踊られるようになっており、世界に広まっているものも多い。ペルーのマリネラ、ブラジルのサンバ、アルゼンチンのタンゴは、南米3大ダンスに挙げられる。

中米南米のダンスには以下のようなものがある。

マリネラ

サルサ

メレンゲ

マンボ

ルンバ

チャチャチャ

タンゴ

サンバ

クエーカ・・・・・・・・・・マリネラより派生

アルゼンチンサンバ・・・・・マリネラより派生

レゲトン

ダンスは結婚式はもとより、誕生会などのパーティーでも気軽になされる。ダンスホールやディスコ、クラブでは、季節や老若男女を問わずにこれらのダンスを楽しむ。ボリビアなどのアンデス地方で行なわれるカーニバルでは、インカ帝国時代の記憶やスペイン統治時代の記憶などに基づく伝統的なダンスがグループにより演じられる。(オルロのカーニバルの項を参照。)ブラジルのカーニバルでも、曲としてはサンバが用いられるが、伝統や歴史を表す装飾や構成になっている。
アジア

アジアのダンスには、歴史的な出来事や物語などを、ダンスの形態で表現するものが目立つ。また、演劇と不可分なまま発生・発展してきたものもある。例えば、大陸から日本に移入されたと言われる伎楽は、仮面音楽劇であり、日本舞踊の源流の一つとされている。代表的舞踊劇には、日本の歌舞伎、中国の京劇インドのカタカリ、ジャワ島のワヤン・オラン、バリ島レゴンなどがある。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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