ダウンタウン_(お笑いコンビ)
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2014年3月31日放送の『笑っていいとも! グランドフィナーレ 感謝の超特大号』で、一部ネットなどで不仲説が囁かれていたとんねるず石橋貴明木梨憲武)と1987年5月4日の『MBSヤングタウンVSとんねるず野球大会』(毎日放送テレビ・ラジオ[5])・1994年10月3日放送の『FNS番組対抗!なるほど!ザ・秋の祭典スペシャル』(フジテレビ系)以来となる約20年ぶりでテレビでは3度目の共演を果たし、同じく不仲説があった爆笑問題太田光田中裕二)とも1989年1月1日放送の『初詣!爆笑ヒットパレード』(フジテレビ系)以来となる約25年ぶりの共演を果たした。また、ウッチャンナンチャン(内村光良南原清隆)ともコンビとしては1998年『いろもん豪華特別版』(日本テレビ系)以来となる16年ぶりに共演している。

2015年8月28日放送の『ダウンタウンなうSP』で、B21スペシャルヒロミミスターちんデビット伊東)と『全員出席!笑うんだってば』(日本テレビ系)以来となる26年ぶりの共演を果たした。
2020年代

2021年8月28?29日放送の『FNSラフ&ミュージック』にて、松本がサポーターとして出演。第1夜では生ブッキングのコーナーで内村に生電話して出演交渉を行い、第2夜では番組終盤にて内村と『笑っていいとも! グランドフィナーレ 感謝の超特大号』以来7年ぶりに共演し、ダウンタウンとウンナンの2組で番組をやりたいと話した。さらに爆問とも同じく『笑っていいとも! グランドフィナーレ 感謝の超特大号』以来、7年ぶりの共演を果たした。

10月2日放送の『お笑いの日2021』では、『賞金奪い合いネタバトル ソウドリ?SOUDORI?』のMCである有田哲平くりぃむしちゅー)と、TBSで『史上空前!! 笑いの祭典 ザ・ドリームマッチ2005』以来16年ぶりの共演を果たす。

2022年4月3日、大阪・なんばグランド花月で行われた吉本興業110周年記念イベント「伝説の一日」において、同舞台上での漫才を約31年ぶりに披露した[6][7]
芸風
漫才

ネタはコント漫才が多く、代表的なネタとしては「誘拐」「医者」「クイズ」「『あ』研究家」などがある。

松本のボソボソと喋るボケに浜田のいなすようなツッコミが特徴で、漫才ブームの頃はハイテンポなしゃべりが主流だったためゆっくりなテンポで間を空けたスタイルは異質とされ、横山やすしからは「チンピラの立ち話」と酷評された[8][9]

ダウンタウンのごっつええ感じ』でコントに注力するようになってからは、ダウンタウンとしての漫才はビデオ『ダウンタウンの流』を最後に演じていなかったが、先述の通り2022年4月に開催された「伝説の一日」千穐楽参回目の大トリにおいて、約31年ぶりの漫才(新ネタ)を披露している[6][7]
漫才師としての評価

島田紳助紳助・竜介時代、NSCでダウンタウンの漫才を見た時の衝撃は忘れられないと語っている。漫才ブームの頃は早いテンポの漫才が多かったが、ダウンタウンは遅いテンポだったことで松本に「このテンポはどうするんや」と尋ねると、「いや、俺らはこのテンポ変えるつもりはありません。このままでいきます」と返されて後に紳助はダウンタウンの漫才の方向性が正しかったことに衝撃を受けた[10]。また、紳助・竜介が解散するきっかけとなったコンビもダウンタウンであり、1985年5月にうめだ花月上席の舞台袖でダウンタウンの漫才を目にしたことで自分たちの限界を感じ、吉本本社に出向きコンビ解散の意志を告げた。同年5月20日に行われた記者会見で紳助は、解散理由について「阪神・巨人サブロー・シロー、ダウンタウンには勝てない」と、当時まだ無名であったダウンタウンの名を挙げた。

ビートたけしは、松本との対談でダウンタウンの漫才について「(ツービートの漫才は)あの当時としては新しいことをやってたんだけど、かなり荒いんだよね。その時代のあとに出てきたダウンタウンはもっときめ細かい。おいらの2、4、6、8というネタの切り取り方が、1、2、3、4でとってきたという感じ。乗った時は0.1とか0.2の刻みでとり出したという感じがある。スピード的には2、4、6と飛んでいくから、B&Bとかおいらの漫才のほうが早いんだけど、ダウンタウンは0.1をじっくりもたせちゃうというところがある。おいらの5分ネタを30分ぐらいやれる細かさで、その感じをよくわからせたのがダウンタウンの漫才だ。それは進化だと思う」と評した[11]

宮川大助(宮川大助・花子)は、医者の漫才で「衛星ひまわりから撮ったレントゲン写真です」というボケを聞いた際に「あ、負けたなと。そんなの想像できひんなと思った」と当時の衝撃を語り、「時代が変わる」と感じた旨を振り返っている[12][13]

太田光は先述の「伝説の一日」を有料配信で観ており、ダウンタウンの漫才を「凄いな、立ち話みたいな感じで漫才をやるっていうのが。俺らにはできないスタイルだから、めちゃくちゃ面白かった」「あれが本当の漫才のスタイルだな」と絶賛していた旨を金ちゃん(鬼越トマホーク)が証言し、坂井良多(鬼越トマホーク)も「漫才をやり続けた爆笑問題さん的にも『ダウンタウンさんが漫才に帰ってきたことが凄く嬉しい』って言ってました」と付け加えている[14][15]
コント

今夜はねむれナイト』のコーナー「ダウンタウン劇場(シアター)」で初めてセットを使ったコントを披露した。ウンナン・野沢直子・清水ミチコとのコント番組『夢で逢えたら』でユニットコントを演じ、『ダウンタウンのごっつええ感じ』では多くのコント・キャラクターを生み出し、ベタなコントからマニアックなコントまで幅広く演じた。

小松純也は松本およびダウンタウンのコントについて、「作り手としても演じ手としてもすさまじいっていうことじゃないですか。結局、演じることに長けている人はいる。お笑いの作り手としても、部分部分は優れてる人はいると思うんです。けれど、あの人の場合はそれが全部同居している。発想の次元でいうと、それまでのコントと彼ら以降で一番変わっていった大きなポイントというのは、『面白い人がいてその人が面白い』ということではなくなった。『関係性の笑い』をメジャーにしていった」と語っている[16]

悲しさや切なさを感じさせるコントも多く、松本は「僕、ハッピーエンドが嫌いなんですよ。だから映画でもそうなんですけど、ちょっとどこか救われへんのが好きやったりするんです。ハッピーエンドやと終われないんですよ、やっぱり。ハッピーエンドで終わっても何か一旦終りみたいな。(中略)でも、理屈じゃなくてありますね。どうしてもそっち……行きますね。『トカゲのおっさん』なんてほんと悲しいですよ(笑)。(中略)でも、おもしろいことってね、切ない中にあると思うんですね。何か切ないからおもしろい方向に行ってしまうっていうことは絶対あると思うんですよ」と語っている[17]
出囃子

佐野元春ダウンタウン・ボーイ」 - 結成当初に使用[18]

EPODOWN TOWN」 - 『伝説の一日』出演時に使用[7]

出演

ダウンタウンとしての出演番組を記載。個人での出演作品は浜田雅功松本人志を参照。
現在放送中のレギュラー番組

2015年3月末以降、全ての番組が冠番組である。

水曜日のダウンタウンTBSテレビ系)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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