ダイヤモンド・アイ
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設定ではそれぞれケラリン族などの部族であるとされる[7]

第8話より、前世魔人が登場する際に前世魔人の名前がテロップで表示されるようになり、特に大幹部の場合「前世魔人ヒメコブラ!!」という形で感嘆符まで付くようになった[21]
源海龍(げんかいりゅう)/前世魔人キングコブラ
表向きは香港の貿易会社の社長だが、裏の顔は香港暗黒街の支配者[20]。目的は全アジアの支配であり、そのために後述するハリケーン作戦をはじめとした数々の活動でその軍資金を肥やしている。13の顔を持つ男と呼ばれる変装の名人であり、劇中でも「アジアの資源を調べる会」のダン会長や、「アジアの子供が手をつなぐ会」の総裁になりすまして暗躍する[13]。その正体は前世魔人の帝王キングコブラである[13]。武器は剣と両肩のコブラの口が吐き出す炸裂弾[20][注釈 7]で、剣はアイの必殺技ロイヤル・パンチを打ち返すこともできる[22]。第9話では槍も使用する[7]。黒雲を呼ぶ能力もあり、これでアイのエネルギーである光の供給を断つことも可能。現世で倒さない限り不死身であり、いざとなるとアイの手の出せない悪霊界に逃げ込んで身の安全を保つ。一度だけだが、馬頭人や牛頭人を再生させる能力も見せた。源海龍としては沈着にして大胆不敵な知性派だが、キングコブラになると言動・性格共にかなり剽軽になってしまう[22]。後述する蘭花に対しては自分の後継者としての自覚を常々促していたが、一人娘ということもあって甘い態度をとることも多い。
蘭花(らんか)/前世魔人ヒメコブラ
14話から登場した源海龍の一人娘、前世魔人の女王[20]で本作品の実質的なヒロインというべき存在。パリに留学していたが、アイとの戦いで重傷を負った父に呼び寄せられ、彼に代わって前世魔人の指揮を執る[13]。右手のコブラから赤い糸を吐いたり、コブラの中に敵を吸い込む技を用いる。また「怨霊の闇」という暗黒を作り出して、アイへの光の供給を絶つこともできる。淑やかであるがプライドが高く、母親が人間であるがゆえか、非情になりきれない優しい心の持ち主で、弱者を巻き込んだり利用することに強い忌避感を感じており、敵であるライコウに心惹かれることに苦悩する。彼女の善悪の狭間での葛藤や、悪の呪縛からの解放までの道程が物語後半の大きな縦糸となる。
キルト/前世魔人オニカブトン
14話から25話に登場した、源海龍および蘭花の参謀を務める最高幹部。人間態は眼鏡をかけた知的な紳士だが、部下を爆薬を装着して特攻させることも辞さない冷酷な男[13]。時には蘭花に対して苦言や皮肉を発することがあり、彼女を介さず独自に作戦を行うこともある。前世魔人になっても首に紫のスカーフを巻く洒落者で、カブト虫を思わせる角が生えている。キングコブラやヒメコブラを治療する役目と能力を持つ[13]
ケロキャット
その名の通り猫に似た姿を持つ前世魔人。劇中に登場した者は全て女性であり、うち2人は前世魔人一味の幹部である[13][23]
猫マスク
6,7話に登場した、仮面にボディスーツ、マント姿の女殺し屋。ゲララチン族のドリルの妻でもあり、夫の仇討ちを兼ねてライコウとアイの命を狙う。変装を得意としており、カボ子や交通事故の被害者に化けている。6話では手間のかかる誘拐などしないと発言していたが、7話ではカボ子を誘拐している。鞭使いであり、人間態・前世魔人両方で武器として用いる。
朱玉
2話から13話に登場した源海龍の片腕というべき美女。変装を得意とする行動派で、数々の暗殺や証拠隠滅を成功させている凄腕。前世魔人としては鎖につないだ回転鋸とロイヤルパンチを防御する盾を武器として用いる。
魔倫
蘭花の側近を務める美女で、武器は青いマニキュアを塗った爪。「殺人マシン」と呼ばれ、部下には冷酷である反面、蘭花の身を思いやるがゆえに彼女に振り回されることもある。23話でのアイとの決戦では、刺叉[注釈 8]・ブーメラン・槍の三種の武器を駆使して戦った。
モージンガー[24][20][25][注釈 9]
一つ目の牛の前世魔人[24]
西田
第1話に登場。大沢山の部下。前世魔人としての武器は剣と姿を自由に消す能力。
殺し屋ホーク
第10話に登場。神父姿の殺し屋で、アイの抹殺とエルドニア国への援助金2億ドルを強奪するのが使命。モンちゃんを人質に取り、光の射さない「地獄トンネル」の中にアイを誘き出し、呪いの輪[20]と呼ばれる一族の怨念がこもった鼻輪で彼を拘束することに成功した。脱出に成功したアイを「呪いの輪」で再び窮地に追い込むが、海藤警部とモンちゃんにきりきり舞いさせられる羽目になってしまう。
マッド
第17話に登場。ハチマキに軍服という格好。「日本をよくする会」に社会に不満を持つ若者を集め、ドリームXで洗脳・凶暴化させて集団で暴れさせる。突進とホーン爆弾[20]が武器。アイに敗れたあとは、人間態・前世魔人の姿両方で腕を包帯で吊るしていた。
サタンバット
2本の角、蝙蝠に似た翼、餓鬼の如き肋骨と膨らんだ腹の悪魔のような前世魔人[24]。唯一飛行能力を持つ種族[24][7]。口から火炎と爆発する針を放ち、翼で突風を起こす[7]

第2話に登場。

第8話に登場。陳の兄。
コンドル
第14話に登場。殺し屋。キルトの部下第18話に登場。
ゲラン
第21話に登場。殺し屋。
ヒトデツボ
真っ赤な髪に緑の肌、膨らんだ腹は壺状になっており、臍に当たる部分はヒトデそっくりである[24]。この臍から物を溶かす毒液や地獄竜巻、敵を凍結させるスノーロープを噴出する。
片目のタイガー
第3話に登場。

第8話に登場。片目のタイガーの妹。
百田
第15話に登場。百点塾の塾長。
デムラ
第20話・第21話に登場。
ドグラ
第26話に登場。殺し屋。
ケラリン
青い肌で常に笑ったような表情が特徴の前世魔人[27]河童のような頭をしており、これを撫で回す動きをする[7]。鋭い爪やナイフ、銃を武器とする。
マシンガンのジョー
第4話に登場。
殺し屋サターン
第11話に登場。
K-12号
第25話に登場。
ワレアタマ
頭部の赤い割れ目が特徴の前世魔人[27]。大鎌や剣を武器とし[23]、ワレアタマ稲妻剣やワレアタマ分身の術を得意とする。
首切りジャガー
第5話に登場。
バイパー
第9話に登場。源海龍の部下。
蘭花の部下
第15話に登場。
ゲルバ
第16話に登場。
ゲララチン
ハサミムシに似た形態で、亀のような甲羅を持つ昆虫型前世魔人[27]。甲羅を取り外して盾とするほか、火の玉の術や目玉爆弾の技を持つ[23]
ドリル
第6話に登場。殺し屋。
ウルフ
第12話に登場。殺し屋。
蘭花の部下
第15話に登場。
源海龍の部下
第19話に登場。
ガムロ
第22話に登場。
キルトの部下
第24話に登場。
牛頭人・馬頭人
前世魔人の雑兵で[20]、人間態では赤い覆面に黒い衣装を纏うことが多い[27][20]。骨状の棍棒や杖を武器として用いており、拳銃など武装していても外道照身霊波光線を浴びるとこれに戻ってしまう。劇中では単に前世魔人と呼ばれている[27][7]

デザイン画では「牛魔人」「馬魔人」と称されていた[28]


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