ダイノジ
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THE MANZAI 2011』本戦サーキット30位。決勝当日は、決勝の審査システムである「ワラテン」のテストプレイヤーとして出演した。

2020年YouTubeチャンネル『ダイノジ中学校』を開設した。

2023年4月、吉本興業福岡支社に移籍[4]

芸風

コントと漫才の両方を行っている。結成当初はコント中心であったが、M-1グランプリ開始をきっかけに漫才に力を入れ始めた。

漫才では大谷がボケ、大地がツッコミを担当しているが、コントではネタによって入れ替わる。元々は大地がボケ担当であったが、ツッコミに転向した。代表的なコントネタは『爆笑オンエアバトル チャンピオン大会』(NHK総合)でも披露された「小西君」など。

大地の恰幅のよい体格を生かしたボケ・ツッコミが多く、「ほらこんなにからとんこつスープを出しちゃって」というボケに「汗だよっ!!」というツッコミや、「その前足が…」というボケに「前足じゃなくて、手!」というツッコミ、「ヘイ、タクシー!」「手がみじけーよ!」など。またオーバーリアクションを生業とする、やや古さをあえて感じさせるコントなどを得意とする。アメリカなどのコメディーのパロディや、'80年代漫才ブームやそれ以前のスタイルなどをベースとしている。

漫才などのツカミとして「ウーン」と溜めて呼吸を合わせてジャンプしながら「ダーイッ!」と言って「大」の人文字をやる。

また、2000年代後半のショートネタブームに合わせて、やすしきよしツービート青空球児・好児等の昭和漫才師パロディを意識したアレンジネタも行っていた。

後に『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ)などのショートネタ番組では、自己紹介のはずが大谷が延々と蘊蓄を語り出し、大地が「長えよ!」とつっこんだだけで持ち時間が終わってしまう漫才を行うようになった。自己紹介が長いというネタはかつてオンエアバトルなどでも披露していた。

大地は個人での一発ギャグを多数持っており、多くの番組で披露している。
エピソード
コンビ名

コンビ名の由来は、「大地」、「大谷」、「大分県出身」の3つの「大」の字があったため。また、英語でコンビ名を表記する場合、よく使用される「dainoji」は誤表記であり、「dienoji」が正しい。「die」は文字通り「死」を表している。大地の兄である大地大介(ex.BEYONDS)がINDIES MAGAZINE vol.12で語ったところによると、コンビ名の由来は、大地の父親が大の字になって亡くなっていたからだという。第一発見者は大地であり、そのとき理由は分からないが、「ヤバイ」と思って慌てて学生服に着替えた、と言うエピソードが残る。

なお、ケツメイシのシングル『』のミュージック・ビデオ出演時、映像の中では大地が大谷に「ダイノジに寝るなよ」と言ったときに思いついた、という設定になっているが、これは創作である。
その他

初舞台は
新宿ロフトでの、bloodthirsty butchersのレコ発ライブ。ダイノジの漫才の前にはeastern youthが演奏していた[5]

同期のモリマンと親交が深い。

大地洋輔


大地の母の名前は紀世(キヨ)。漫才中には幾度も大谷から「キヨ」が連呼されることがある。『爆笑オンエアバトル』(NHK総合)の福岡収録に出演した際は、大地と大谷の母が共に会場に足を運んだ。[6]

糖尿病を患っている。デビュー当時は70kgだったが、炭水化物好きが高じて104kgまで増えた。「動けるデブ」として一躍ブレイクするものの、2008年に糖尿病を宣告されると、娘が生まれたことも相まって80kgまで減量した。

2016年2月20日放送分の『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ)にゲストとして出演した際、『めちゃイケ』の新メンバーオーディションで争った番組レギュラーの三中元克がプロ芸人への転向を志望し、正式によしもとクリエイティブ・エージェンシーに合格した事が発表されると、これに待ったをかけ、「素人さん扱いで入って、番組から与えられた企画をやってみてやっぱしんどいから辞めるってさ。『じゃあ次はプロの芸人でやる』って、それでめちゃイケには残る気でいるのかよ!? それ、おかしいでしょうよ!?」「最初のオーディションの時は“素人”として三中に負けたから、納得できる部分もあったよ。でも自分達と同じ“プロ”の土俵に上がってくるっていうんだったら、話は別だよ! プロになるって言うなら、もう一回スタート立ってオーディション受けろよ!!」と涙ながらに檄を飛ばし、これをきっかけに三中のメンバー再オーディションが正式に決まり[7]、その結果不合格となった三中はめちゃイケを降板する事となった。その為一部の『めちゃイケ』視聴者からは、三中降板のきっかけを作ったともいえる大地に対する批判の声が少なからず寄せられる事となった。大地自身も気にしていたのか、再オーディション後、三中が鈴木おさむの経営していたちゃんこ料理店に面接を受けに来た折に再会した際に、「俺の事、恨んだりしてないか?」と冗談半分で尋ねたが、その際、三中から「少しだけ」と正直に答えられ、苦笑した[8]

2021年8月21日、新型コロナウイルス感染を公表[9]

大谷ノブ彦


親友である小沢一敬スピードワゴン)とは名古屋広小路劇場の楽屋で出会った。ガレッジセールの代役で名古屋の営業の仕事が入り、現地へ行った際当時名古屋吉本所属だった小沢が劇場の楽屋でギターを弾いているのを見つけて自分と同じ物を感じたという「ダイノジ大谷の「不良芸人日記」: 小沢くんに会った - ウェイバックマシン(2014年7月14日アーカイブ分)」。

大谷は物事に対して熱く語ることが多く、対象は音楽お笑い、社会情勢など多岐に渡る。これまでにコンビで担当していた『ダイノジのキスで殺してくれないか』(CBCラジオ)や『SCHOOL NINE』(JFNC)でも発揮されてきたが、その点が注目されて『WOWOWぷらすと』(インターネット放送)や『ダイノジ 大谷ノブ彦のオールナイトニッポン』、『?今日も一日? Good Job ニッポン』(ニッポン放送)などピンで担当することが増えてきている。

しかし、歴史ウンチクで既にガセネタと広く知れ渡っている内容を真実として紹介したり、準備・下調べが甘い傾向にある。自身がパーソナリティを務める名古屋・CBCラジオ番組内では、『竹馬の友』を『たけうまのとも』と読んだり、ウンチクを語る割に知識が甘い。

DJイベントでジャンプした際、着地に失敗して左足の小指を骨折したことを、2015年6月30日に明らかにした[10]

2021年5月31日、新型コロナウイルス感染を公表[11]ホテルで隔離生活をしていたが、酸素不足と診断され6月5日に入院[12]。6月14日、退院を報告[13]

プロ野球中日ドラゴンズのファン。幼少期は広島東洋カープのファンだったが、2003年オフに『ダイノジのキスで殺してくれないか』(CBCラジオ)で「にわかドラゴンズファンになろう!」と軽く言ったことや落合博満が監督に就任したことがきっかけで中日ファンとなる。落合が監督を退任して以降は一時的にファンを辞め、同郷の野村謙二郎が監督を務める広島や落合と同い年の中畑清が監督に就任する横浜DeNAベイスターズのファンに転向していたが、名古屋のラジオ番組に出演し、それ以降は再び中日を応援している[14]

ダイノジと音楽

大地の兄である大地大介がバンドマン(
BEYONDS, fOUL等でドラムを担当)だったため、多数のインディーズバンドとの交友がある。

大谷は音楽に関する知識が深く、音楽チャンネル『MUSIC ON! TV』ソニー・ミュージックソリューションズ)にてナビゲーターを務める番組『ASAHI SUPER DRY THE LIVE SHOW』では、その知識を巧みに活かしたトークを展開している。

茨城県ひたちなか市で行われる『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』には2003年にDJブースに芸人パフォーマンスの枠ができるようになって以来、全て出演しているが、2006年には芸人ではなくゲストDJとして出演した(DJ前には漫才を披露した)。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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