ダイエーグループの商業ブランド
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コウズ(Kou's、1992年10月 - 2002年8月)
運営会社:ダイエー・ダイエー・ホールセール・コーポレーションコストコのような業態の会員制スーパー。アメリカの会員制ホールセールクラブの店名が創業者の名前にちなみ命名されていることから、当時ダイエー会長兼社長であった中内?の「?」(いさお)を音読みしてKou'sと名づけられた。Kou's自体の経営不振により2002年の厚木店閉鎖を最後に消滅した。

セイフー(Seifu、1949年3月(ダイエーとの提携は1980年から) - 2007年5月)
運営会社:セイフー(後のグルメシティ関東)SM。青楓ストアーとして開業後、店名をセイフーに変更した。ダイエーグループの食品スーパーを運営する5法人(株式会社ダイエーも含む)が店舗名を「グルメシティ」に統一するのを前提に、セイフーはグルメシティとなり店名消滅した。

忠実屋(Chujitsuya、1933年10月(ダイエーとの提携は1991年から) - 1994年3月)
運営会社:忠実屋SM及びGMS。1994年にダイエーと合併し、店名も「ダイエー」などに変更され、名実ともに忠実屋は消滅した。

マルエツ(Maruetsu → maruetsu、1945年10月(ダイエーグループ入りは1981年7月) - 2007年3月)
運営会社:マルエツ食品スーパー。ダイエーグループでは主力の食品スーパーであった。2006年に丸紅が親会社となった際、経営不振のダイエーからの商品供給を停止。翌2007年3月にダイエーグループから事実上離脱した。ロゴのMの文字は長らく大文字であったが、グループ離脱時のロゴ改定の際に小文字へ変更した。

サカエ(Sakae、1951年 - 2007年4月)
運営会社:サカエ(後のグルメシティ近畿)SM。ダイエーグループの食品スーパーを運営する5法人(株式会社ダイエーも含む)が店舗名を「グルメシティ」に統一するのを前提に、サカエはグルメシティとなり店名消滅した。

グルメシティヒカリ屋(gourmet city hikariya、1949年 - 2018年11月)
運営会社:ダイエー(かつてはヒカリ屋→グルメシティ近畿)ヒカリ屋とグルメシティ近畿が合併し誕生したブランド。滋賀県を中心に展開していた。2018年11月30日に山科店が閉店されたことで消滅した。

プラザヒカミ(PLAZA HIKAMI、? - 2003年2月)
運営会社:プラザヒカミ兵庫県で2店舗展開していたSM。2003年に「新三カ年計画」の一環で会社が清算され、閉鎖されたことによりブランド消滅。

ユニード(Uneed、1895年(ダイエーグループ入りは1981年9月) - 1994年)
運営会社:ユニード(後にユニードダイエー)九州地方を中心にGMSやSMを展開していた。ダイエーグループ入り後、社名がユニードダイエーとなり、1994年にダイエーに吸収合併された影響でダイエーやグルメシティに転換された。

アピロス(Apiros、1973年 - 2009年2月)
運営会社:ユニード(後にユニードダイエー・徳力アピロスのみダイエー)ユニードが展開していたショッピングセンター。ダイエーグループ入り後、社名がユニードダイエーとなり、1994年にダイエーに吸収合併された影響でダイエーやグルメシティに相次いで転換された。最後まで名称が残った徳力アピロス(ダイエー徳力店)はダイエーが運営していたが建物の老朽化に伴い2009年に閉鎖されアピロスは完全消滅した。

ココマート(COCO Mart、? - 2002年)
運営会社:ココマートココマートが運営していた食品SM。沖縄県のみで展開していた。ダイエーの経営悪化により2002年内に全店閉店し、運営会社は2003年2月期中までに清算された。

ダイナハ(Dainaha、1975年 - 1994年)
運営会社:ダイナハGMSを運営する子会社。開業以来「ダイナハ」の愛称で親しまれてきたが、1994年にユニードと共にダイエーに吸収合併され消滅した。その後はダイエー那覇店となったが、ダイエーの経営悪化により閉店。跡地には、愛称であったダイナハの名を採った「D-naha」が開業した。

マルナカ(MARUNAKA、2019年3月 - 2021年11月)
運営会社:ダイエー元々は四国を拠点とするスーパーマーケットチェーンであり、2011年にイオングループ入りした。イオングループのスーパーマーケット事業再編の一環で、本州(近畿地方・山陽地方)のマルナカ店舗を運営していた兄弟会社の山陽マルナカから大阪府・奈良県の全店舗と兵庫県の一部店舗の運営をダイエーが承継したが、2021年12月1日にダイエーが運営していた店舗の屋号を一斉に「ダイエー」に変更した事によりダイエー運営のマルナカ店舗は消滅した。兵庫県・山陽地方・四国地方ではマルナカ店舗は現存し、2021年3月1日から2024年2月29日までマルナカ・山陽マルナカを吸収合併したマックスバリュ西日本が運営し、2024年3月1日からはマックスバリュ西日本を吸収合併したフジが運営する。

ディスカウントストア

店舗の一例店舗ブランド名・概要

トポス(Topos、1980年3月 - 2016年11月)
運営会社:ダイエーディスカウントストアの位置づけであったが、展開末期はダイエーと同様のGMS業態となった。ダイエーとして開業した店舗を改装して開業する店が大半であった。2005年のダイエーのシンボルマーク(社章)変更に伴う合理化策の一環として2007年までに全店を「ダイエー」に変更する予定であったが中止され、その後2016年11月14日に北千住店の閉店をもって消滅した。

Dマート(Dダイエー)(D・MART・D・Daiei、1981年4月 - 2007年3月)
運営会社:ダイエーマート(後にダイエー)ディスカウントストア。ブランド誕生当初はDダイエーだったが後にDマートに統一された。アメリカ合衆国を中心に展開しているKマートと提携して誕生した。首都圏を中心に多数存在したがダイエーの経営再建によるブランドの見直しによって草加店のダイエー転換を最後に消滅した。

バンドール(Vandle、1985年 - ?)
運営会社:ダイエーディスカウントストア。家電やスポーツ用品などに特化し食品は取り扱わない。ダイエーに併設されるケースが多かった。津田沼店ではエキゾチックタウンの名称で、一部の店舗ではメガバンドールの名称で営業していた。ダイエーの経営見直しにより廃止された。

ハーフ・アンド・トップ(Harf and top、? - 2000年4月)
運営会社:ハーフ・アンド・トップディスカウントストア。神奈川を中心に展開していたダイクマの暖簾分けの店舗であった。全12店舗を展開してピーク時には年商200億近い成績を収めた。カテゴリーキラーの登場により1996年から経営赤字となり、1998年にはリストラや店の閉鎖などの縮小を行うも損益で改善が見込めず、2000年4月までに全店閉鎖[1]され消滅した。


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