ターミネーターの登場人物
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最初はT-800を信じず破壊しようとするが、ジョンの懇願を聞き入れたのと、共に行動する中でジョンとT-800との掛け合いや交流を見るうちに次第に自分を襲った個体とは違い、自らとジョンの味方であることとジョンの保護者に相応しい存在であることを認識し、考えを改めていく[6]。その後、国境近くの友人のもとで隠れていたが、核戦争の悪夢を見て未来を変える決心を新たにし、衝動的にスカイネット開発者のダイソン暗殺に向かう。しかし、妻子に庇われ、家族は助けてほしいと懇願するダイソンに向かって引き金を引けず、駆けつけたジョンに制止される。ダイソンを説得して同行させ、ジョンやT-800と共にサイバーダイン社に乗り込んで爆破に成功し、再び襲来したT-1000を負傷しながらもT-800と共に破壊する。最後には、自滅を望んだT-800から自身を溶鉱炉に沈めるよう頼まれる。ジョンを保護し、身を呈して守り抜いてくれたことに感謝の握手を交わした後、溶鉱炉へ没するT-800をジョンと共に見送った。カットされた別バージョンのエンディングでは、平和となった2029年でジョンの子供(すなわち孫)を持つ老女となっている。
T3
作中では故人であるため名前のみ登場。ジョンによると『T2』の直後に白血病を発症し、余命半年と宣告されていたが、3年も持ちこたえて1997年に審判の日が訪れないことを見届けて死去したという。しかし、ジョンにも伏せていたが審判の日が本当に訪れないか疑問を抱き、起こるかもしれない戦いに備えて、自分の棺には遺体に代えて大量の武器弾薬を隠させていた。この武器を利用したT-850によると遺体はメキシコで荼毘に付され、遺灰は同志の手で海に散骨されたとのこと。墓標から1959年生まれであることがわかるが、前述の理由から偽っていた可能性もある。
T4
既に亡くなっているため、録音された声と写真のみが登場する[7]。小説版では、『T2』でペスカデロに収監されていた件について、ジョンとアッシュダウンなどが語るシーンがある。
TG
1973年にT-1000の襲撃で両親を失い、T-800(守護者)の庇護の下で戦士としての訓練を積んでいた。そのため自分を守るために来たカイルには「守られる必要なんてない」と突き放した態度をとるが、これは本来自分が辿るはずだった未来(カイルと結ばれジョンを授かること、カイルが自分を守って死ぬこと)のことを守護者から聞かされていたためであり、「もう自分のせいで誰かに死んでほしくない」という彼女なりの配慮だった。
TDF
審判の日を防ぎ、1998年にジョンと共にグアテマラで平穏なひと時を過ごしていたが、目の前でジョンをT-800に殺害される。息子を守れなかった後悔から酒浸りの日々を送っていたが、ターミネーターの襲来予測日時と場所を何者かから匿名で送られてくるメールによって教えられ、独りでターミネーター狩りを続けていた。サイバーダインを爆破した凶悪犯として、アメリカ国内のうち50州で指名手配されている。そして2020年、メールの情報で新しいターミネーターの出現を知り、赴いた先のメキシコでRev-9に狙われるダニーと出会う。ダニーを守るために未来から来たグレースより、人類が新たに作り出したAI「リージョン」によって抹殺の対象となる未来を聞いて、一度は完全に絶った可能性を繰り返そうとする人類の業に呆れ返るも、自らと同じ運命を背負うことになったダニーを守るために、新たな戦いへ身を投じる。
TSCC
同作では主人公。設定年齢は33歳(1965?66年生まれ)。『T2』でサイバーダイン社を爆破した際、ダイソンを殺害したとして指名手配されている。このため、知人から複数回にわたり偽のIDを入手し、各地を転々としながら生活している。しかし、偽名は一貫して「サラ・リース」であることをキャメロンに指摘される。『T3』の設定とは異なり、2005年にガンで死亡すると設定されている。
新T2
サイバーダイン社爆破及びダイソン殺害容疑で、FBIに指名手配されている。「スーザン・クリーガー」という偽名を使い、逃亡先のパラグアイで運送会社を経営している。ジョンと共にスカイネットの復活を阻止すべく、再び立ち上がる。
ケイト(キャサリン)・ブリュースター/ケイト・コナー(Katherine “Kate” Connor(Brewster))
演 -
クレア・デーンズ(T3)、ブライス・ダラス・ハワード(T4)ジョンと同じウエストヒルズ中学に通っていた同級生。未来でのジョンの妻かつ副司令官。T-1000とT-800が現れる前日には、マイクの自宅の地下室でジョンとファーストキスまで経験済みの恋人であった。
T3
設定年齢23歳。2004年時点ではスコットと婚約しており、エミリー動物病院に獣医として勤務している。急患で病院へ行った時にジョンと再会し、彼の異様さから薬物中毒者と見なして小屋に閉じ込めた。そこへ抵抗軍メンバーを殺害すべく現れたT-Xに狙われ、T-850とジョンに助けられて逃亡するものの、最初は2人をギャングだと思い込んでいた。しかし、スコットをT-Xに殺され、ジョンと再び行動することになる。T-Xのターゲットには父でありスカイネットの開発者でもあるロバートが含まれていた、彼を助けようとエドワーズ空軍基地へ向かう。だが、ロバートは撃たれ、死の間際にクリスタル・ピークに向かうよう言い残される。ジョンと共にT-Xを倒し、クリスタル・ピークへ到着するが、そこにはスカイネットに関係するものはなく、スカイネットのシャットダウンは不可能と知り、ジョンと共に抵抗軍を組織する。また、ジョンによるモノローグでは2032年からT-850を送り込んだのがケイトであることが明かされる。このためT-850に対する命令権もケイトにあるなど、終始ジョンをリードするカカア天下ぶりを見せる。父親が軍関係者であることを除けば戦闘に関しては素人だが、ハンターキラーと遭遇した際にはロバートの遺体を傷つけられた怒りから拾ったマシンガンで蜂の巣にしている。また、小型飛行機やヘリコプターを操縦できることを明言しており、このおかげでクリスタル・ピークまで安全にたどり着くことができた。
T4
抵抗軍の軍医。ジョンの子を妊娠している。
カイル・リース(Kyle Reese
演 - マイケル・ビーン(T1、T2特別編)、アントン・イェルチン(T4)、ジョナサン・ジャクソン(TSCC)、ジェイ・コートニー(TG)ジョンの父親であり、「スカイネットが存在する未来」における人類抵抗軍の兵士。
T1
2029年の人類抵抗軍におけるジョンの部下。技術情報部隊に所属しており、階級は軍曹。認識番号はDN38416。ジョンを敬愛し、彼から譲り受けた写真(T-800(演 - フランコ・コロンボ)の襲撃時に焼失する)のサラに好意を持っていたが、2人が結ばれることはジョンの存在に関わる情報であるため、タイムパラドックスを危惧したジョンからは「父親は核戦争前に死亡した」と事実の一部だけを伝えられていた。
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