ターミネーターの登場人物
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設定年齢24?25歳[10]。1984年に向かう途中、「子供の頃の自分が経験していないはずの過去」を垣間見る。T-1000の襲撃や戦士となったサラと彼女に従う守護者など、予想だにしない状況に翻弄されながらも、2人と共にスカイネットに抗っていく。今作ではジョークや皮肉な発言をする場面が多々あり、2017年にて警察尋問官に「イヤミな奴」と呼称される(この発言すらもさらにジョークで返している)。
TSCC
作中ではまだ子供であり、少年時代の兄デレク・リースと公園で遊んでいる姿をジョンと大人になったデレクに目撃される。この他、幻影として現れ、負傷したサラを激励し導く。さらに第2シーズンのラスト、未来へタイムスリップしたジョンの前にデレクと共に対面する。
新T2
看護婦であるメアリー・シェアとアメリカ陸軍工兵隊中尉であるデニス・リースの間に生まれた、一人息子。廃墟の中で生まれ育ち、人類抵抗軍の優秀な兵士として成長する。伝説の戦士であるサラを守るため、過去へのタイムスリップに志願する。
ピーター・シルバーマン博士(Dr. Peter Silberman)
演 -
アール・ボーエン(T1、T2、T3)、ブルース・デイヴィソン(TSCC)警察に協力している犯罪心理学者。未来世界とは本来無縁だったが、ターミネーターと幾度も遭遇し戦いに巻き込まれる。
T1
逮捕されたカイルを尋問するが、突拍子もない未来世界の話を信じることなく彼を頭のおかしい犯罪者と見なす。T-800がウエストハイランド警察署を襲撃するのと入れ違いに署を出たため、目の前を通り過ぎたT-800を目撃することなく、銃撃戦にも巻き込まれなかった。
T2
ペスカデロ警察病院に勤務している。サラの担当医師であり、彼女に膝をペンで刺されるなど痛い目に遭っている。サラによるターミネーターの話を妄想と断定するが、半年前の彼女との約束では病状が良くなったら監視の緩い病棟に移すことにしていた。しかし、サラの嘘を見抜いて「さらに半年ほど延長する」と言い渡したため、彼女に殺されそうになる。その後、わずかな隙を付かれ脱獄を許してしまい、途中で彼女の人質となってしまう。T-800を見て逆走してきたサラを捕らえようとするが、看守をT-800に蹴散らされたうえ、T-1000が鉄格子を液化して通過する姿を見て愕然となる。脚本およびノベライズでは、カイルやサラの話が真実だったことを知って自らも精神を病んでしまう描写がある。
T3
犯罪被害者のカウンセラーとなっている。ケイトが保護された際には、自身も妄想を見たと発言するなど、ターミネーターの存在を妄想と考えることで精神の安定を保っていた。だが、その直後に警官隊に撃たれるT-850を見て取り乱し、ケイトを放って逃げていく。
TSCC
『T2』での出来事以降、ターミネーターの存在を信じるようになったが、人間に擬態したマシンを警戒しているうちに人間不信に陥り、カウンセラーを引退して山で隠居生活を送っていた。エリソンがT-888の手を持って訪問してきた際には彼を焼き殺そうとしたため、逮捕されペスカデロ精神病院へ収容された。
新T2
ペスカデロ警察病院での出来事を正直に証言したために頭がおかしくなったと判断され、病院を退職する。それからは病院での出来事を自身の妄想だと思い込もうとしていたが、再就職したロサンゼルスのエンシナス中間更生施設でサラとまたもや再会して真実に向き合わざるを得なくなり、協力を申し出る。
サラとジョンの血縁者
サラの母
サラの母で、娘とは違う場所に住んでいる。
T1
本人は登場せず、T-800が模倣した声だけが登場している。直接的な描写はないが、恐らく自宅に襲撃してきたT-800に殺害された模様。サラからの電話を、T-800はサラの母の声を擬装して電話に出ることで潜伏先のモーテルの電話番号を聞き出す。直後にT-800はその番号に電話をかけてモーテルの住所を聞き出し、サラとカイルを追い詰める。
TG
サラがカイルに語った話の中で登場。1973年にT-1000がサラを狙って襲ってきた際、最初の犠牲者となった末、サラと一緒に釣りに出かけるところであった夫も次なる犠牲者となった。
サラの父
サラの父。
TSCC
作中では既に故人で、サラの独白で言及されるのみ。帰還兵で、戦地でのことは沈黙したまま死去したが、父の姿が現在の自身に少なからず影響しているとあの人は考えている。
TG
サラがカイルに語った話の中で登場。1973年にT-1000がサラを襲った際、彼女と一緒に釣りに出かけるところで妻を殺されて自身も命の危機に陥るが、サラを逃がしてから死亡した。この時、サラの掌へ残したメッセージが、物語上重要な役割を持つ。
マイルズとその血縁者
マイルズ・ダイソン(Miles Dyson
演 - ジョー・モートン(T2)、コートニー・B・ヴァンス(TG)
T2
サイバーダイン社の特殊開発部部長で、T-800のCPUを基にした新型CPU開発プロジェクトチームのリーダー。妻タリッサと息子ダニー(特別編では娘ブライスも登場)がいる。スカイネットの誕生を阻止しようとしたサラによって殺されかかるが、妻子の懇願にサラがためらっていたところでジョンとT-800が到着して殺されずに済んだ。その後、T-800の正体を見せられ、さらに審判の日の説明を受けて自らの研究が人類に大変な災厄をもたらすことを認識する。そのため、妻子を逃がした上でサラ達による研究所侵入の手引をするが、突入してきたSWATに撃たれ、重傷を負う。死を覚悟してジョンたちの脱出を助けるため、自ら研究して作り、研究所に篭りきりで開発にかまけるあまり家族との時間さえも犠牲になっていたことから「このために5年も無駄にした」と斧で破壊したCPU模型の一部を手に持ち、自身がデス・スイッチ[11]となってSWATを遠ざけ研究所もろとも自爆。スカイネット開発の直接的な責任者だが、家族を心から愛していて研究に没頭し過ぎた際には謝罪し一緒に遊園地に行く約束をしたり、サラの襲撃を受けた際には「子供だけは助けてくれ」と懇願するなど善人であることがわかる。
TG
時間軸が変わったことで上記の事件が起こらずサイバーダインも存続することになったため生存しており、同社の重役ポジションに就いている。なお、本作中では息子ダニー共々、『T2』とは異なりサラ達と直接接触する場面は無い。
ダニー・ダイソン
演 - デボーン・ニクソン(T2)、ダイオ・オケニイ(TG)、ショーン・プリンス(TSCC)マイルズ・ダイソンの息子。
T2
まだ子供で、サラがマイルズを襲撃した際にラジコンカーで遊んでいたダニーの悪戯が、サラの狙撃からマイルズを救う。T-800が正体を明かす際にジョンの計らいで席を外され、その後サラたちの話を聞き、母タリッサと共に万が一に備えて退避した以降の動向は不明。サラに終われたマイルズを庇う等父親思いの少年である。
TG
成長した姿で登場し、マイルズと同じくサイバーダイン社に就職。2010年代の時点では新型の基本OS「ジェニシス」を開発するが、2014年にスカイネットから送り込まれて開発に加わったジョン(T-3000)に知らないコードを組み込まれたことにより、ジェニシスの全貌を把握できなくなった半面そのスペックはさらなる上昇を見せ、マイルズと同様にジョンを深く信頼するようになる。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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