役名俳優日本語吹替
タンタンジェイミー・ベル浪川大輔
ハドック船長
フランソワ・ド・アドックアンディ・サーキスチョー
サッカリン
レッド・ラッカムダニエル・クレイグ森田順平
デュポンサイモン・ペッグ大川透
デュボンニック・フロスト浦山迅
アリスティデス・シルクトビー・ジョーンズ小形満
デラクール中尉トニー・カラン水野龍司
バーナビージョー・スター
1981年、スティーヴン・スピルバーグは監督作『レイダース/失われたアーク《聖櫃》 』が原作『タンタンの冒険』との類似を比較評価された事を機に、原作の愛読者となった。当初秘書が購入した書籍がフランス語版であったため、スピルバーグは話の内容は分からないもののすぐにその絵の虜となった[9]。一方、過去の実写映画及びアニメーションに対し否定的だった原作者のエルジェもスピルバーグのファンとなった[10]。「Tintin: The Complete Companion」の著者マイケル・ファーは、エルジェは「タンタンを的確に映画に出来る人物はスピルバーグだけだと考えていた」と回顧している。スピルバーグと共同企画者キャスリーン・ケネディ(アンブリン・エンターテインメント)は、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』撮影中の1983年にロンドンでエルジェと会う予定だった。エルジェはその週に亡くなったが、エルジェ夫人が彼らに映画化権を与えると決めた[9]。1984年、3年間に渡る映画化計画とユニバーサル・ピクチャーズによる配給が決定した[10][11]。