ソースネクスト株式会社
SOURCENEXT CORPORATION汐留シティセンター外観
種類株式会社
市場情報東証プライム 4344
ソースネクスト株式会社(英: SOURCENEXT CORPORATION)は、日本のPCソフト・スマートフォンアプリ・ハードウェアの販売、開発会社。 Windows用アプリケーションソフトでは、加速ユーティリティソフト「驚速」、タイピング習得ソフト「特打」のヒットなどで知られる。また、更新料0円のセキュリティソフト「ZERO」シリーズやハガキ作成ソフト「筆王」「筆まめ」「宛名職人」など900を超えるソフトを提供し、7分野で日本国内シェア1位を獲得している[2]。特に、「特打」などのトレーニングソフト、「いきなりPDF」などの文書管理ソフト、「筆王」「筆まめ」「宛名職人」などの葉書・毛筆ソフトの3分野においては約20年間にわたりシェア1位を獲得している[3]。2017年からは翻訳機「ポケトーク」の販売を開始。翻訳機の市場で90%以上のシェアを獲得している[4]。製品の登録ユーザー数は1800万人を超えている[5]。 設立時の社名は「株式会社ソース」で、ソースネクストは製品のブランド名であったが、1999年11月1日に社名も「ソースネクスト」に変更した[6]。
概要
沿革
1996年(平成8年)
8月 - 松田憲幸・松田里美夫妻により、アプリケーションソフトの企画、開発および販売を目的として株式会社ソースを設立。
12月 - ハードディスクの加速ユーティリティソフト「驚速95」を発売。
1997年(平成9年)6月 - タイピングソフト「特打」を発売。
1999年(平成11年)10月 - ソースネクスト株式会社に社名変更。
2000年(平成12年)6月 - インターネットによる通信販売事業に進出。
2003年(平成15年)3月 - 1,980円で簡単にPDFファイルが作れるソフト「いきなりPDF」を発売。このソフトのヒットを受け、書店やコンビニエンスストアといった、家電量販店以外にも販路を広げる目的で当時販売していた全てのパソコンソフトを1,980円均一で販売するという戦略に踏み切る[7]。
2006年(平成18年)
7月 - 年間更新料0円のセキュリティソフト「ウイルスセキュリティZERO」を発売。
12月 - 東京証券取引所マザーズ市場に株式上場。
2007年(平成19年)
3月 - ハガキ作成ソフト「筆王」のプログラム著作権および商標権を取得。
11月 - CD・DVDライティングソフト「B's Recorder GOLD」シリーズのプログラム著作権および商標権を取得。
2008年(平成20年)6月 - 東京証券取引所市場第一部に株式上場。
2009年(平成21年)11月 - 本社を東京都港区虎ノ門3丁目8番21号に移転。
2010年(平成22年)
4月 - iPhoneアプリケーション事業に参入。
6月 - クラウド型のWebアプリケーション「Evernote」を提供するエバーノート社と業務提携。
2011年(平成23年)
1月 - 登録ユーザー数が1,000万人を突破。
9月 ‐ Android用アプリケーションの開発・販売事業を開始。「Android厳選アプリ」シリーズを発売。
12月 - BitDefender社のエンジンを用いた、更新料0円のセキュリティ対策ソフト「スーパーセキュリティZERO」を発売。
2012年(平成24年)
3月 - KDDIが提供するAndroidスマートフォン向けサービス「auスマートパス」にアプリの提供を開始。
9月 - 米国に子会社SOURCENEXT Inc.を設立。
2013年(平成25年)5月 - NTTドコモが提供する「スゴ得コンテンツ」にアプリの提供を開始。
2014年(平成26年)8月 - ソフトバンクモバイルが提供する「App Pass」にアプリの提供を開始。
2016年(平成28年)
4月 - ハガキ作成ソフト「宛名職人」のプログラム著作権および商標権を取得。
7月 - 本社を東京都港区東新橋1丁目5番2号に移転。
12月 - マイザ株式会社の全株式を取得。
2017年(平成29年)
5月 - 株式会社筆まめ(現・EUS)の全株式をソフトフロントホールディングスから買収し、取得[8][9][10]。
6月 - ロゼッタストーン・ジャパン株式会社の全株式を取得。
7月 - マイザ株式会社を吸収合併。
8月 - 株式会社筆まめの販売・サポート部門が移管され、ハガキ作成ソフト「筆まめ」を発売[11][12]。
12月 - 初のIoT製品となる「ポケトーク」を発売。
2018年(平成30年)9月 -「ポケトークW」を発売。
2019年(平成31年)1月 - オランダに子会社SOURCENEXT B.V.を設立。