イタリアを代表する女優として現在も様々な作品に出演し、世界的に高い人気を誇る。1996年にイタリア共和国功労勲章(カヴァリエーレ・ディ・グラン・クローチェ)を受章。2006年には、トリノオリンピックの開会式でオリンピック旗を掲揚する際の旗手を務めた。
SSCナポリの熱心なサポーターである。セリエA昇格が期待される2007年には「ナポリが昇格したらストリップショーを開いてもいい」と発言した[8]。 公開年邦題
日本における人気1978年、テレビ朝日の深夜バラエティー「23時ショー」に出演。ローレンは右側で、人差し指で鼻を押さえている。
日本の映画ファンにもローレンは高い人気を誇っている。過去の来日時には今川焼きがとても気に入ったそうである。また、俳優の二谷英明とのツーショット写真(マガジンハウス刊「スタアの40年 平凡 週刊平凡 秘蔵写真集」より、カラー写真)も現存する。
1976年には本田技研工業が製造販売していたオートバイ「ホンダ・ロードパル」のテレビCMに出演した(CMディレクターは大林宣彦)CM内でソフィア・ローレンが発したキャッチフレーズのラッタッタは時代の流行語にもなった。
2008年、来日し、イタリアの宝石ブランド「ダミアーニ」の銀座店のオープニングに登場したほか、同4月21日、『SMAP×SMAP』(関西テレビ・フジテレビ)の「BISTRO SMAP」に登場した。
「第22回世界文化賞 演劇・映像部門」を受賞[9]により、2010年10月に4度目の来日。
10月12日、ホテルオークラ東京で記者会見が行われた。
10月13日、明治記念館で授賞式典が行われ、常陸宮正仁親王からメダルを授与され、日本美術協会の日枝久会長から感謝状と賞金を贈呈された。旧知のファッションデザイナーの森英恵、コーディネーターの加藤タキとも再会した。
10月14日、九段南のイタリア文化会館で受賞記念映画上映会で舞台挨拶を行った。また、ポスターや写真なども展示された。
10月15日、岡山県倉敷市の大原美術館を訪問し、市主催の歓迎レセプションに出席。伊東香織同市長から記念品を贈呈された[10] 。
主な出演作品
原題役名備考
1951クオ・ヴァディス
Quo Vadisクレジットなし
アンナ
Annaナイトクラブのアシスタントクレジットなし
1953無常なるかな人生
Un giorno in preturaアンナ
1954ナポリの饗宴
Carosello Napoletanoシジーナ
侵略者
Attilaオノリア
こんなに悪い女とは
Peccato che sia una canagliaリナ
1955バストで勝負
La Bella Mugnaiaカルメラ
河の女
La donna del fiumeニーヴェス
1957島の女
Boy on a Dolphinフェードラ
殿方ごろし
Pane, Amore e...ドンナ・ソフィア
誇りと情熱
The Pride and the Passionジュアナ
1958楡の木蔭の欲望
Desire Under the Elmsアンナ
鍵
The Keyステラ
黒い蘭
La vita davanti a seNetflixオリジナル映画 賞年部門作品結果
ディスコグラフィー
マンボ・バカン(Mambo Bacan) - 大ヒット
ズビズビズー(Zoo Be Zoo Be Zoo)
ソルディ・ソルディ・ソルディ(Soldi, soldi, soldi)
ビン・バン・ボン(Bing, Bang, Bong)
カリーナ(Carina)
Ti 'ne Afto Pou To Lene Agapi
受賞歴
ヴェネツィア国際映画祭1958年女優賞『黒い蘭』受賞