株式会社ソニー・ミュージックアーティスツ(英: Sony Music Artists Inc.、略称:SMA)は、日本の芸能事務所。株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)の完全子会社。日本音楽事業者協会正会員、日本レコード協会賛助会員。 1974年にCBS・ソニーレコード株式会社の全額出資子会社として設立。当初は設立経緯から歌手のマネジメントを事業の中心としていたが、1990年代以降は俳優・タレント・文化人のマネジメントも行っており、総合芸能事務所の一つとして知られる。 倉科カナ、土屋太鳳、二階堂ふみ、黒島結菜と朝ドラヒロインを数多く輩出している。 2004年に設立したお笑い部門 SMA NEET Projectは、バイきんぐ、ハリウッドザコシショウ、アキラ100%、錦鯉と代表的なお笑い賞レース(キングオブコント、R-1グランプリ、M-1グランプリ)全てで優勝者を輩出している。これは、吉本興業以外ではSMAが唯一である[2]。 なおSMAの所属アーティストは必ずしもSMEに所属している訳ではなく、SMEへの所属履歴がない者も在籍する。 ※2021年6月時点 ア行 カ行 サ行
概要
沿革
1974年4月、CBS・ソニーの全額出資により株式会社エイプリル・ミュージックとして設立[3]。
1988年3月、株式会社CSアーティスツに社名変更[4]。
1993年4月、株式会社ソニー・ミュージックアーティスツに社名変更[4]。
1993年、俳優系事務所ソニー・ミュージックスターズを分社化。
2002年、ソニー・ミュージックスターズを吸収合併。
2004年、お笑い芸人を集めたSMA NEET Projectを立ち上げ、こちらは2023年現在もSMAがマネージメントを行っている。
2006年4月1日、各制作部門と傘下会社を分割・再編・統合し、新たにマネージメント会社6社を構築し(Hit&Run、SMAエンタテインメント、SMAパイオニアーズ、ニューカム、ミュージック・タブロイド、ヴィレッジミュージック)、これらを統括する会社とした。2009年4月1日、ヴィレッジミュージック以外の5社を再び合併した。
2009年7月1日、所属アーティストの代表として徳光和夫、奥田民生の2名が顧問に就任[5]。
2010年4月、芸能事務所・ウエストサイドを子会社とする。
2010年10月17日、所属アーティストが一堂に会するライブイベント「ベストヒット☆SMA」を主催[6]。テーマソングとして「ベストヒット☆SMA-Song Meets Audience-」を制作。
2011年3月1日、氣志團の衣装について、アメリカ合衆国の政治団体サイモン・ウィーゼンタール・センターからの批判を受け[7]、代表取締役の原田公一・高橋章の連名で釈明・謝罪した[8]。
2011年4月、株式会社ヴィレッジミュージックを吸収合併。
2012年1月、女優発掘オーディション「アクトレース」を勝ち進んだ14名で、演劇集団『劇団ハーベスト』を結成させる[9]。
2012年7月1日、顧問に真心ブラザーズのYO-KING、名誉顧問に奥田民生が就任[10]。
2012年10月1日、子会社・ウエストサイドを吸収合併し[11]、SMA内に新たに「ウエストサイド制作部」を設置した。
2014年1月8日、SMA初のアイドルグループとして新人発掘オーディション「HuAHuA 2013」の応募者を中心とした『アイドルネッサンス』プロジェクトを立ち上げる[12]。
2014年4月19日、創立40周年を記念し、綾小路翔が責任編集長を務めた書籍「WHAT's SMA?」を刊行[13]。
2015年7月1日、顧問に東京スカパラダイスオーケストラの北原雅彦、名誉顧問にYO-KINGが就任、奥田民生が名誉顧問を退任[14]。
2016年10月17日、本社を品川区に移転した[15]。
所属者
歌手・ミュージシャン
蒼山幸子
agraph
足立佳奈
THE イナズマ戦隊
iri
上田現
岡崎体育
岡崎ゆみ
岡部晴彦
岡本啓佑
OKAMOTO'S
奥田民生
Open Reel Ensemble
川村結花
氣志團
木村カエラ
クジラ夜の街
krage
黒猫チェルシー(little voice)
CHEMISTRY
甲田まひる
Cody・Lee (李)
斎藤有太
坂口有望
崎山蒼志
佐藤ミキ
サンフジンズ
サンボマスター
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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