同年11月、外部からのサイバー攻撃を受け、未公開の映画作品や従業員の給与などの機密情報が流出する事件が発生した。アメリカ合衆国大統領のバラク・オバマや連邦捜査局(FBI)は「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が攻撃したものと推測できる」とした上でSPE製作で同年12月に公開を予定していた、同国第一書記である金正恩の暗殺をテーマにした映画『ザ・インタビュー』に反発したのが動機になったとのコメントを出した[22][23]。詳細は「ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントへのハッキング事件」を参照
2019年11月、ソニーはAT&TからGSNの残りの42%の株式を購入し、テレビ部門の指揮下に置いた[24]。 2021年4月、ソニーはNetflixとファーストルック契約を結び、劇場での上映や家庭用メディアでのリリース後に、Netflixで自社の映画をホストできるようにした[25]。同月、ソニーはウォルト・ディズニー・カンパニーと複数年のライセンス契約を締結し、Disney+やHuluを含むディズニーのストリーミングおよびリニア・プラットフォームでソニーの映画を配信することになった[26]。 2020年5月28日、現代自動車との提携を発表[27][28]。ソニー・ピクチャーズは2021年以降に公開する『アンチャーテッド』や『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』など5本の映画に新モデルや技術を登場させ、現代自動車はソニーのマーケティングを大幅に支援し、両社は付随するさまざまなコンテンツ制作で協力する[29][30]。 2022年2月28日、ロシアのウクライナ侵攻を受け、SPEは『モービウス』などのロシアでの新作映画公開を中止すると発表した[31]。 2022年10月12日、ソニーとしては初めてとなるコロンビア・ピクチャーズの映画作品をテーマにしたテーマパーク「コロンビア・ピクチャーズ・アクアバース」をタイ・パタヤ近郊に開業した[32][33][34]。
2020年 ? 現在
傘下の主要企業
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント (日本) - 日本法人
ソニー・ピクチャーズ・スタジオ
ソニー・ピクチャーズ モーション ピクチャー グループ詳細は「ソニー・ピクチャーズ モーション ピクチャー グループ」を参照
コロンビア ピクチャーズ
ゴースト・コープ
トライスター ピクチャーズ
トライスター・プロダクションズ
ソニー・ピクチャーズ クラシックス - インディペンデント映画等の配給
スクリーン ジェムズ
ソニー・ピクチャーズ・ワールドワイド・アクイジションズ(英語版)
アファーム フィルムズ
ステージ 6 フィルムズ(英語版)
デスティネーション・フィルムズ
ソニー・ピクチャーズ ホームエンタテインメント - 家庭向けのBD・DVD・VHS・UMD等の販売
ソニー・ピクチャーズ アニメーション
ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス - 大手VFX会社
ソニー・ピクチャーズ テレビジョン詳細は「ソニー・ピクチャーズ テレビジョン」を参照
ソニー・ピクチャーズ テレビジョン・インターナショナル
Bad Wolf
ソニー・ピクチャーズ テレビジョン・キッズ
ソニー・ピクチャーズ テレビジョン・ノンフィクション
AXN (TVチャンネル)
GSN - ジョパディ!、ホイール・オブ・フォーチュン (テレビ番組)などのゲーム番組の放送
Crunchyroll - アニメ配信
サービス・配信
SONY PICTURES CORE(旧:BRAVIA CORE) - 映画配信アプリ。PlayStation 5、XPERIA、ブラビアなどで使用できる。
Crunchyroll - アニメ配信サービス。有料会員数は1200万人。
ピュア・フリックス - 信仰、家族向け配信サービス。
Sony LIV - インド向け配信サービス。有料会員数は3,300万人、月間アクティブユーザー数は1億1800万人。
関連項目
デビッド・マニング - ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントが捏造した架空の映画評論家[35]
脚注^ “Ravi Ahuja 。