韓国経済の中心であり、世界屈指の経済都市でもある。2021年のソウル都市圏の総生産は1兆1250億ドルであり[注釈 8]、東京都市圏、ニューヨーク都市圏、ロサンゼルス都市圏に次ぐ世界4位の経済規模を有する。これらは東京都単体のGDPと同程度と世界的には極めて高い経済規模である[5]。
サムスン、LG、ヒュンダイをはじめとする韓国企業の本拠地としてソウルは成長を遂げてきた。韓国外換銀行はソウルに所在する。ソウルの面積は韓国全土の面積に対して0.6%でありながら、全人口の20%が集中する極端な一極集中のもと、国全体の国民総生産の21%を生み出している。
2008年に米国のマスターカード・ワールドワイドが発表した世界ビジネス都市ランキングでは、ソウルは世界第9位の都市との評価を得ている[28]。フォーチュン・グローバル500においては、世界レベルの大企業の本社数が世界で6番目に集積している都市と評価されている[29]。また、2022年の調査によると、世界11位の金融センターと評価されている[30]。
交通
空港
金浦国際空港(江西区に所在。国内線中心で一部の近距離国際線が発着する)
仁川国際空港(隣接する仁川広域市にあり、主に国際線が多く発着しソウルの玄関口として機能している。取り扱い貨物量世界2位のハブ空港。)
鉄道ソウル地下鉄2号線
ターミナル駅ソウル駅KTX
KORAIL ソウル駅
主に京釜線・忠北線・慶全線(密陽経由)方面の列車(KTX含む)が発着する。
KORAIL 龍山駅
主に湖南線・全羅線・長項線・慶全線(西光州経由)方面の列車(KTX含む)が発着する。
KORAIL 清凉里駅
主に中央線・嶺東線・太白線方面の列車(KTX含む)が発着する。
SR 水西駅
水西平沢高速線を通る高速鉄道SRT(釜山・木浦方面)が発着する。
ソウル特別市内、および近郊との連絡牛耳新設線
首都圏電鉄1、4号線(KORAILとソウル交通公社の運営)
地下鉄2、3、5、6、7、8号線(ソウル交通公社)
地下鉄9号線(ソウル市メトロ9号線株式会社・ソウルメトロ9号線運営株式会社)
京義・中央線、京春線、盆唐線(KORAIL)
仁川国際空港鉄道(空港鉄道株式会社)
新盆唐線(新盆唐線株式会社)
ソウル軽電鉄牛耳新設線(牛耳新設軽電鉄株式会社)
ソウル軽電鉄新林線(南ソウル軽電鉄株式会社)
バスソウルのバス(2019年型)
ソウル高速バスターミナル
釜山、大邱等の慶尚道地域は京釜線ターミナル、江原特別自治道、全羅道地域は嶺東・湖南線ターミナルを利用する。