パリは、セーヌ川にある中州のシテ島から発達した町である。シテ島の上流に続くサン・ルイ島、チュイルリー公園、コンコルド広場、エッフェル塔、シャイヨ宮、自由の女神像など、セーヌ川およびその河岸は、現在でもパリ市の観光の中心であり、バトームーシュと呼ばれる観光船も定期的に運航されている。
セーヌ川は絵画や映画、シャンソンなど音楽のテーマとして数多く取り上げられてきた。オードリー・ヘプバーンの映画『シャレード』では観光船でのケーリー・グラントとの夕食の舞台で、河岸の恋人たちが映し出される。
パリ市外では、画家クロード・モネが暮らしたジヴェルニーは下流部にある。モネは『セーヌ河の朝』[6]という作品を残しているほか、有名な連作の画題とした『睡蓮』を育てた池はセーヌ川支流から水を引いていた。
橋梁パリ中心部の橋女神として擬人化されたセーヌ川(カルーゼル橋の彫像の一体)
上流より記載(パリ市内のみ)。
アモン橋
ナシオナル橋
トルビアック橋
シモーヌ・ド・ボーヴォワール橋(ベルシー・トルビアック橋)
ベルシー橋
シャルル・ド・ゴール橋
オステルリッツ高架橋
オステルリッツ橋
シュリー橋
トゥルネル橋
マリー橋
ルイ・フィリップ橋
サン=ルイ橋
アルシュヴェシェ橋
ドゥブル橋
アルコル橋
プティ・ポン
ノートルダム橋
サン・ミッシェル橋
シャンジュ橋(両替橋)
ポンヌフ
ポンデザール(芸術橋)
カルーゼル橋
ロワイヤル橋
レオポール・セダール・サンゴール橋(ソルフェリーノ橋)
コンコルド橋
アレクサンドル3世橋
アンヴァリッド橋
アルマ橋
ドゥビリ橋
イエナ橋
ビラケム橋
ルエル橋
グルネル橋
ミラボー橋
ガリリアーノ橋
アヴァル橋
脚注[脚注の使い方]
注釈^ フランス、スイスにまたがるローヌ川はフランス部分のみの長さで算出。
出典^ a b “Etangs de la Champagne humide 。Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2019年7月31日). 2023年4月19日閲覧。
^ a b “Marais Vernier et Vallee de la Risle maritime 。Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2015年12月18日). 2023年4月19日閲覧。