セルロイド
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1932年(昭和7年)12月16日 - 東京府日本橋区 白木屋大火

1935年(昭和10年)3月16日 - 長崎県佐世保市の佐世保会館で映画上映中にフィルムから発火。館内がパニック状態となり死者1人、重軽傷者数10人[10]

1937年(昭和12年)7月9日 - アメリカ合衆国ニュージャージー州 フォックス保管庫火災

1939年(昭和14年)5月9日 - 東京府板橋区志村にあった大日本セルロイド東京工場で火災。さらに隣接する日本火工の工場に延焼して爆発。死傷者約260人[11]

1943年(昭和18年)3月6日 - 北海道倶知安町にあった映画館「布袋座」映写室から出火。死者208人(布袋座火災[12]

1951年(昭和26年)

3月10日 - 熊本県大野村公民館で映画を上映中にフィルムに引火して出火。公民館が全焼して死者5人、重傷6人、軽傷20数人[13]

5月19日 - 北海道浜中村にあった映画館「大原劇場」映写室から出火。死者42人[12]

7月26日 - 北海道札幌市内を走行中の札幌中央バスから出火。火元は車内にあった映画フィルムであった。死者12人、重軽傷者32人[14]

11月3日 - 愛媛県東宇和郡で走行中の国鉄バスから出火。火元は車内にあった映画フィルムであった。62人の乗客のうち死者32人、重軽傷者7人[14]


1953年(昭和28年)6月25日 - 岡山県新加茂町倉見の加茂小学校分校で開かれた映画会で、上映中のフィルムが発火。木造藁葺の校舎が全焼して死者14人、重軽傷者23人[15]

1954年(昭和29年)8月11日 - 東京都墨田区寺島町のセルロイド加工場で自然発火。木造二階建ての工場が全焼し、母子を含む5人が焼死[16]

1965年 - アメリカ合衆国カリフォルニア州 MGM保管庫火災

1984年(昭和59年)9月3日 - フィルムセンター火災(前述)

博物館

横浜市港北区にセルロイド産業文化の研究・広報拠点となるセルロイドライブラリ・メモワールハウス(セルロイドハウス横濱館)があり世界有数のセルロイド博物館となっている[1][17]
脚注[脚注の使い方]
出典^ a b c d e f g h i j k l m 岩井薫生. “ ⇒伝えたい、セルロイドのこと”. 塩化ビニル環境対策協議会. 2020年1月15日閲覧。
^ a b c 明治工業史化学工業篇 日本工学編
^ 大日本セルロイド株式会社史
^ “プラスチックの材質分析例?ピンポン球の材質”. プラスチックス・ジャパン・ドットコム. 2020年1月15日閲覧。
^ “大切なお知らせ⇒危険です!『セルロイド』の卓球ボール”. 日本卓球 (2019年11月15日). 2022年11月2日閲覧。
^ “鉛筆に万年筆のふりをさせる補助具が長く愛される理由 登場から14年が経過した「ミミック」”. ITmedia NEWS. 2022年2月1日閲覧。
^ ダイセルグループの事例:セルロースアセテート樹脂「セルブレン EC、アセチ EC」 ?熱可塑性、機械的強度に優れたバイオマスプラスチック?
^ セルロイド人形の技 守る/「最後の職人」に葛飾のたこ焼店主 弟子入り/71歳の匠・平井さんが伝授『朝日新聞』朝刊2018年4月2日(東京面)
^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、34頁。


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