『セックスと嘘とビデオテープ』(セックスとうそとビデオテープ、Sex, Lies, and Videotape)は、1989年のアメリカ合衆国映画。当時26歳だったスティーヴン・ソダーバーグの脚本・監督による、低予算のインディペンデント映画である。 主人公アンは、有能な弁護士ジョンを夫に持ち、郊外の大きな邸宅に住む何不自由ない暮らしを送っていた。しかし、家庭ではセックスレスと鬱病に悩み、精神科に通う日々。さらに、夫はアンの妹シンシアと不倫中。そんなある日、夫の大学時代の友人であるグレアムが家捜しのため数日泊まることに。 アンは、少々変わり者で芸術家のような風貌をしたグレアムに興味を抱き、軽い気持ちで彼の家を訪れる。そこには、不特定多数の女性が性的な問題について語っている奇妙なビデオテープの山があった。 役名俳優日本語吹替 レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは52件のレビューで支持率は96%、平均点は8.00/10となった[3]。Metacriticでは17件のレビューを基に加重平均値が86/100となった[4]。 この作品で、スティーヴン・ソダーバーグはデビュー作にしてカンヌ国際映画祭パルム・ドール(最高賞グランプリ)に輝き、グレアム役のジェームズ・スペイダーは男優賞を受賞した。また、サンダンス映画祭で観客賞、インディペンデント・スピリット賞でも作品賞・監督賞などを受賞した。
ストーリー
キャスト
TBS版Netflix版
グレアムジェームズ・スペイダー松橋登綱島郷太郎
アンアンディ・マクダウェル小山茉美甲斐田裕子[2]
ジョンピーター・ギャラガー佐古雅誉置鮎龍太郎
シンシアローラ・サン・ジャコモ弘中くみ子皆川純子
セラピストロン・ヴォーター
バーフライスティーヴン・ブリル
その他N/A小川真司
牛山茂
金野恵子
福田信昭
伊藤和晃
辻親八
定岡小百合辻井健吾
ほか
演出福永莞爾
翻訳入江敦子
プロデューサー上田正人(TBS)
制作ザック・プロモーション
TBS
TBS版:初回放送1991年11月6日 『水曜ロードショー』
評価
受賞
参考文献^ “sex, lies and videotape
^ “主な出演作品
^ “Sex, Lies, and Videotape
^ “Sex, Lies, and Videotape Reviews
関連項目
ミラマックス
外部リンク
セックスと嘘とビデオテープ - allcinema
⇒セックスと嘘とビデオテープ - KINENOTE
Sex, Lies, and Videotape - オールムービー(英語)
Sex, Lies, and Videotape - IMDb(英語)
セックスと嘘とビデオテープ - TCM Movie Database(英語)
セックスと嘘とビデオテープ - Box Office Mojo(英語)
セックスと嘘とビデオテープ - Rotten Tomatoes(英語)
セックスと嘘とビデオテープ - Metacritic(英語)
表
話
編
歴
スティーヴン・ソダーバーグ監督作品
映画
1980年代
9012Live(1985)
セックスと嘘とビデオテープ (1989)
1990年代
KAFKA/迷宮の悪夢(1991)
わが街 セントルイス(1993)
蒼い記憶(1995)
グレイズ・アナトミー(1996)
スキゾポリス(1996)
アウト・オブ・サイト(1998)
イギリスから来た男(1999)
2000年代
エリン・ブロコビッチ(2000)
トラフィック(2000)
オーシャンズ11(2001)
ソラリス(2002)
フル・フロンタル(2002)
愛の神、エロス(2004)
オーシャンズ12(2004)
Bubble/バブル(2005)
さらば、ベルリン(2006)
オーシャンズ13(2007)
チェ(28歳の革命 / 39歳 別れの手紙)(2008)
ガールフレンド・エクスペリエンス(2009)
インフォーマント!(2009)
2010年代
And Everything Is Going Fine(2010)
コンテイジョン(2011)
エージェント・マロリー(2012)
マジック・マイク(2012)
サイド・エフェクト(2013)
恋するリベラーチェ(2013)
ローガン・ラッキー(2017)