セゾングループ
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社名を吉野家ディー・アンド・シーに変更[22]。1992年9月、たたき上げ安部修仁が社長に就任。不採算であったダンキンドーナツ事業からの撤退。デフレーション下における牛丼の値下げ競争、BSE問題に直面。2000年には、西武百貨店が伊藤忠フレッシュに吉野家株の売却を開始。翌年には、伊藤忠フレッシュが西洋フードシステムズに次ぐ2位株主に浮上。さらに、2003年度には西洋フードシステムズに経営危機が表面化。吉野家株を売却したため伊藤忠フレッシュが筆頭株主となる。2004年には西洋フードシステムズは英国のコンパスグループ傘下となり、吉野家株を売却した。これにより、セゾングループから外れている[23]。2007年10月、吉野家ディー・アンド・シーは吉野家ホールディングスに社名を変更。持株会社に改組。国内牛丼事業は新たに設立した株式会社吉野家が担う体制へ移行した[24]
西武自動車販売
フランスシトロエンプジョースウェーデンサーブなどの輸入販売元。1960年代前半からシボレーなど大型米国車の輸入販売会社として存在していたが、1970年前後に取り扱い車種をフェラーリなどのマニア向け欧州車に変更。1995年クライスラー日本法人へ売却される。
新西武自動車販売
フランスの自動車シトロエンの輸入元。西武自動車販売のクライスラー日本法人への売却後、シトロエンの輸入販売を継続するため設立。シトロエンが「シトロエン・ジャポン」を設立して直接販売に乗り出したことにより2002年に清算。
ジャガージャパン
1986年英国の高級車ジャガーと西武百貨店との共同出資で日本法人「ジャガージャパン株式会社」を設立。1999年、西武百貨店が資本を撤退しジャガー・カーズが単独で展開していた。その後ジャガー・カーズの親会社フォード・モーターのブランド戦略に伴い、2001年12月、同じイギリスの高級車ランドローバーの日本総輸入元「ピー・エー・ジー・インポート」(旧ランドローバージャパン)に吸収合併された。
西武日産販売(日産自動車系ディーラー・ブルーステージ
東京日産モーターと共に、東京地区でセドリックなどの高級車をメインに販売していたが、2001年7月1日、東京日産モーターに吸収合併された。後に東京日産モーターも日産プリンス東京販売に吸収合併された。
オートピア西洋
スズキのカーディーラー。グループ内需要を請け負う。2013年9月、兵庫県の輸入車ディーラー「ジーライオングループ」(株式会社クインオート)が経営権を取得する。
朝日航洋
旧:朝日ヘリコプター。かつて池袋西武屋上は世界最大のヘリポートだったことも。西武所沢工場に整備所をもった。1997年7月、西武百貨店がトヨタ自動車に所有株式を売却[25]。現在はトヨタグループ傘下。
セゾンファンデックス
抵当証券業・消費者金融業(旧:西武抵当証券)。住宅金融専門会社(住専)問題で損失を被った後、クレディセゾンの完全子会社となる。カードの決済代行、クレディセゾンATM機での代行融資及び貸付等を事業とする[26]
セゾン情報システムズ
情報システム業。西武百貨店と西友の電算部門を統合し設立。その後、西武都市開発(西洋環境開発の前身)の電算部門、緑屋計算センター(緑屋の電算子会社)を統合[27]1993年店頭公開。2015年3月末現在、クレディセゾンが46.8%の株式を所有する持分法適用関連会社[26]。セゾングループが解体後も、そごう・西武、西友など旧グループ企業との取引関係は維持される[28]
セゾン生命保険・セゾン自動車火災保険
損害保険生命保険業。1973年2月、西武流通グループと米国シアーズローバックカタログ販売に関する提携を締結。それが契機となり同社と商品の輸入契約、技術契約、及び同社引き受けによる転換社債発行契約が結ばれた[29]。そして提携の副産物として日本市場への参入を検討していた同社傘下であったオールステート保険2000年日本撤退)との合弁会社として1975年12月、戦後初の新設の保険会社である西武オールステート生命保険が設立された[30][31]
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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