セイントオクトーバー
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Saint October
ジャンルミステリー、変身ヒロイン
アニメ
原作コナミデジタルエンタテインメント
原案熊坂省吾
監督佐藤まさふみ
シリーズ構成江夏由結
キャラクターデザインきぃら?☆okama(原案)
原将治
音楽高木洋
アニメーション制作スタジオコメット
製作コナミデジタルエンタテインメント
放送局放送局参照
放送期間2007年1月 - 6月
話数全26話
漫画
作者きぃら?☆
出版社マッグガーデン
掲載誌月刊コミックブレイド
発表号2006年8月号 - 2007年10月号
発表期間2006年6月30日 - 2007年8月30日
巻数全2巻
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『Saint October』(セイントオクトーバー)は、コナミデジタルエンタテインメント企画・製作のテレビアニメ。略称としては、『セイオク』と呼ばれることが多い。2007年1月 - 同年6月にテレビ大阪テレビ愛知関東地方独立UHF局で放送され、地上波にやや遅れる形でCS局のアニメシアターX(AT-X)でも放送された。

2006年3月の東京国際アニメフェアで初公開された。
登場人物
ゴスロリ少女探偵団

ヒロイン3人の名前「聖三咲」「葉山小十乃」「白藤菜月」の一文字を取って並べると作品のタイトル「Saint October」を直訳した「聖十月」となる。また、同様に「小十乃(コトノ)」「菜月(ナツキ)」「三咲(ミサキ)」の最初の一文字を並べると「コナミ」である。
葉山 小十乃(はやま ことの) / 黒ロリ(くろロリ)
- 片岡あづさ本作の主人公。コレクト学園中等部に通う14歳[1]。身長は154cm[1]血液型はA型。いたって普通の少女だが、実は「黒木探偵社」に所属する少女探偵。幼い頃両親に捨てられ、孤児としてヨシュアに育てられる。「両親に会いたい」という想いから、両親の謎を知るために少女探偵となる。そのため、同じ境遇にあるユアンには人一倍思い入れがある。落ち着きがなく少々天然ボケだが、明るい性格で正義感が強い。しかし、過去の体験がトラウマになっており“親”や“保護者”の話題になると少々ネガティブ思考に陥りがちな所も。ネコミミ風の黒いリボンがトレードマーク。ペットのニケといつも一緒。甘いものが大好きで、ヨシュアの作るケーキを楽しみにしている。謎解きは得意だが勉強は苦手な上、なにもないところで転ぶほどの運動音痴だが、音楽美術といった芸術系が得意。料理、掃除、洗濯など家事一切はヨシュアがさせないので全く出来ない。探偵業をしていることは学校内でも知れ渡っているらしく、授業を途中で抜け出しても不問にされている。基本的にほとんどの人に対して人当たりがいいが、いつもちょっかいをかけてくる帝猟兵だけはソリが合わないのか、衝突する場面が多い(これは猟兵側も同じことが言える)。アルカナシティで多発していた幼児誘拐事件の捜査中、偶然出会ったユアンを助けたことから、「JUDGEMENT(裁き)」を下す唯一の存在である剣使い・黒ロリに変身するカードNo.11「正義」の能力を授かる。剣技の他にも、黒いリボンを剣から放ち対象に巻きつけ、リボンを溶かして攻撃する「ブラックメルトリボン」等の技を持つ、序盤はリボンで拘束してからのジャッジメントが必勝パターンであったが、風に対しては弱く、星蘭が起こした竜巻で破られ、逆に自身が束縛される屈辱を味わっている(白ロリも同様)。必殺技である「JUDGEMENT」の能力は、対象者をカードの力から解放し精神を浄化させる力があるが、同じ対象が二度(カフカX号では一度)受けると、文字通り完全に消滅させてしまうという恐ろしい面もあった(アッシュ曰く「一度目は執行猶予のようなもの」)。「JUDGEMENT」の能力は全部で4つある。第5話のエルロック消滅時はその事実を知らなかったが、第12話でソフィアの消滅を目の当たりにしたことでその事実を知り、落ち込むが第13話でユアンから心の闇だけを浄化する新しい(2つ目の)「JUDGEMENT」の能力(許しの力)を授かって再起する。3つ目は25話で使用した2つ目より多くの人やザコのリバース社員のカードを一気で浄化する事ができる強力のジャッジメント。4つ目はクルツを1度目で完全に消滅する究極のジャッジメント、最終話で小十乃が使うことができた。21話でアッシュが実の父であることが判明した。第22話で喪失していた幼い頃の記憶(ヨシュアとの出会い・実の父であるアッシュの記憶)を取り戻す。また、母は病死していたことが判明した。21話でエスメラルダの策略にはまり、クルツにカードを奪われカードが真っ二つにされ、黒ロリに変身できなくなってしまい、そのことがショックで菜月、三咲に迷惑をかけてしまったと思った小十乃は再び落ち込んでしまう傾向に。第24話では、単身リバース社に向かうが、エディ塚原に止められてしまい、憎しみの正義の事を話したところ、エディ塚原の力によって、再び黒ロリに変身する事が出来た。第25話でジャッジメントの力でヨシュアをはじめ町の人たちのカードを浄化した。ちなみに作中で敵の戦いでは束縛される事が多く、束縛後に「ヨーヨーの要領で振り回される」、「溶鉱炉の熱にあてられる」など、直接攻撃でない散々な目に合わされることもある。聖装(サークリッド:他の作品で言うところの変身)時の台詞は、「深淵に眠りし根源の光よ 罪を贖う聖なる力よ 背徳という名の鎖を解き放ち 今こそ我を導きたまえ」。
白藤 菜月(しらふじ なつき) / 白ロリ(しろロリ)
声 - 福井裕佳梨コレクト学園中等部に通う14歳[2]。身長は153cm[2]、血液型はB型。小十乃の親友兼クラスメイトで、彼女と同じ「黒木探偵社」に所属する少女探偵。また、小さい頃から芸能界で活躍しているアイドルでもある(但し、本編中に芸能活動の描写は未登場)。金髪のお団子ツインテール八重歯がチャームポイント。漫画版では一人称が「ボク」だが、アニメ版では「私(わたくし)」。傍らには常に執事・リチャードが待機し、送り迎えはリムジンという完璧なお嬢様。そんな環境に加えアイドルという事もあってクラスでは浮いた存在だったが、小学生の頃、小十乃だけが普通に話しかけてきてくれて以来彼女に懐き、部屋に小十乃の写真や人形などを大量に飾る等、過剰なまでに小十乃のことを溺愛している。なお、第19話でアルティスタに猟兵のことが好きであることを打ち明けた。第25話でリチャードと二人掛りで猟兵に襲われるも菜月本人のイライラを火に注ぐ結果となり自分に刃を向けたことでホワイトブレスシュートで彼を拘束し虐げ、彼が元に戻ったら開放せず再教育すると告げる。お嬢様ゆえやや世間知らずで、表面上はおっとりした性格だが、言動はややきつく根はわがままで小十乃の前では猫をかぶっている。理数系に強いメカオタクで吸血鬼ホイホイや猫探知機など、ときどき変な発明品を作るが効果は疑問。興味のあるものにはとことん執着するが、興味のないものはまったく視界に入らない所も。また、目的のためには手段を選ばない腹黒な面もある。小十乃と同じくヨシュアのケーキが大好き。リバース社社長・クルツがユアン捜索のために怪物に変身させた黒猫(後のジュペリ)に小十乃が襲われた際、ユアンからヌンチャク使い・白ロリに変身するカードNo.18「」の能力を授かる。ヌンチャクや手足を使った近接格闘のほか、黒ロリと似た拘束技『ホワイトブレスシュート』を使う。小十乃を傷つけようとするものは何人たりとも容赦せず、その戦闘方法は結構えげつない。また、カードの力で与えられた武器以外にも、自作とおぼしきチェーンソーなどを持ち出して戦うこともある。しかし、元から戦いに慣れている赤ロリやジャッジメントのある黒ロリと比べると決め手がなく、戦闘では目立てないことが多い。聖装時の台詞は、「永久(とこしえ)の純白の光よ 光臨の胎内に眠りし慈愛の力よ 銀の鎖の道を辿りて 今こそ我を導きたまえ」。
聖 三咲(ひじり みさき) / 赤ロリ(あかロリ)
声 - 小林ゆう第5話より登場。14歳[3]。身長は158cm[3]、血液型はO型。黒ロリと白ロリが再戦を挑んで来たエルロックに苦戦していた所へ乱入し、ピンチを救ったボーイッシュな少女。ちゃん付けで呼ばれるのが嫌いで、「ちゃんはよせ」が口癖。小十乃たちと同じクラスに転入。成績は極めて優秀で、授業料が免除されている特待生。また、身体能力も極めて高い野生児でもある。戦闘スタイルは格闘技ではなく、野生の本能まま戦う我流。またイモリを捕まえて食べたりするサバイバル派で弁当もイモリや大根丸かじりなどだが、人のものを羨ましがることはない。なお、三咲もヨシュアのケーキを大変好んでおり、後述の前世の恋人と比べても優先してしまったほど。群れることを嫌う一匹狼的性格で、群れたり馴れ合ったりするのを嫌っている。しかしその一方で、体育の授業でやたらに目立ってみたり、ゴスロリ少女探偵団に加わってからはすっかり探偵事務所にも馴染んでいたりと、本質的には信頼できる仲間を求めている傾向がある。性格的にぶりっ子な菜月とは折り合いがあまりよくない。3人の中では一番緊張感があるが、食べ物には釣られやすい。破天荒な経歴の持ち主だが一般常識はあり、目上の人に対しては(皆からぞんざいに扱われている功士朗に対しても)きちんと敬語で話す。年上が好みらしく、三咲本人が高い評価を付けている猟兵をも「ガキには興味ない」と言い放っている。前世で恋人が魔物達に殺されたという記憶が残っており、敵討ちのために常に自らを鍛えている。そのため、危機感の少ない他の二人とは意見の対立をする場面もあったが、前世の恋人の「仲間を見つけて戦え」という遺言のもと、小十乃たちと力を合わせるようになった。


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