セイントオクトーバー
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その後もしばらくアッシュへの未練を捨てきれずにいたが、第19話で騙されていたと知り決別した。現在は同じ不幸体質の功士朗の数少ない味方的な一面も持っている。その後は、カードの力を小十乃たちのために使っているが、23話にて原因不明の頭痛(クルツの呪縛によるもの)に襲われ、本人の意思に関係なくユアンを襲撃した。一度は正気を取り戻すも、第24話では、第18話でジャッジメントされなかったためカードの力は残り再び操られユアンを連れ出しクルツの元に届け、再びアッシュの部下になり、白ロリと戦うことになる。操られたリチャードとともに白ロリに止めを刺そうとするが、白ロリの怒りを買い武器を弾かれ戦意を喪失した後も、ホワイトブレスシュートに捕まり虐げられる。その後、無事浄化されるも菜月の怒りは収まらなかった。
リバース社関係者
クルツ
声 -
津田健次郎第1話から第13話まで、第19話と第21話より登場。身長は185cm、血液型はA型。わずか23歳にして、アルカナシティの経済を支配する巨大企業・リバース社のCEOとなった風雲児。その正体は世界を統べる"支配"の石板の化身であり、"慈愛"の石板=ユアンを封印した張本人。カードNo.4「皇帝」の力を持ち、その力とリバース社の権力を利用して世界征服を企んでいる。それゆえ計画の邪魔になる「JUDGEMENT」の少女(黒ロリ)とユアンを排除(抹殺)すべく捜し求めている。「そうすれば偉そうに見えるから」という理由で、唐突な思いつきにより黒猫を探させたり、ヒゲを生やしてみたりと毎回妙な行動を繰り返すが、すぐに飽きてやめてしまう、極めて行き当たりばったりで飽きっぽい性格。口調もやや子供っぽい所がある。その反面、部下を使い捨てることにまったく心を動かさないほど極めて冷徹な面もある。プライベートは先述の通りかなりやりたい放題だが、必要な場面では計算高さと狡猾さを発揮して、人を騙し利用する悪役らしさを見せる。普段着ている派手な服装は、特にたいした意味はなく自身の威厳を表すためのもの。第21話にてエスメラルダと手を組み黒ロリこと葉山小十乃を抹殺せず戦闘不能にした。第22話のヨシュアの回想シーンでは現在とほとんど姿が変わっていない。第23話ではゴスロリ少女探偵団と功士朗以外のアルカナシティの全ての人々を操る。そもそも、このような暴挙に及んだのはユアン、白ロリ、赤ロリが小十乃の再起を待たずに強行を行ったためであり、それが火に油を注いだ結果となり、一概にバランスを崩した原因がクルツとも言い切れない。第25話で黒ロリの強力なジャッジメント(3つ目のジャッジメント)を目の当たりにし、自分の放ったカードが浄化された脅威で子供のごとく怯えるも物語の終盤、ユアンを石化し食らった。最終話でユアンを食らったことで強力な力を得てゴスロリ少女探偵団を同士討ちさせようとするが、最期はユアンに体を乗っ取られて黒ロリの最終ジャッジメントを食らいユアンに道連れにされる形で存在する根拠を失い消滅した。王様を自称するものの、完全にアッシュに頼り切っていたため自身が直接戦いに加わる描写は少なく、とどめを刺されそうになるとアッシュに助けを求めるあたり、最後までアッシュを当てにしていた。
アッシュ
声 - 子安武人身長は182cm、血液型はB型。37歳。リバース社の社長秘書。肩書きは秘書だが、クルツ留守中の指示は全て代行する。カードNo.5「教皇」の力を持つ。常に何を考えているのか分からない能面のような表情をしているが、クルツに対してだけは忠実で、その命令には絶対服従する。考え方もクルツと同様であり、冷酷非道で一切の私情を挟まず要職にあろうが使えない社員は容赦なく切り捨てる。直属の部下は、自ら唯一スカウトした帝猟兵。ヨシュアとは過去に何か因縁があるらしい。その正体は、小十乃の実の父親であり、ヨシュアの腹違いの兄である。元々はアッシュ・ヨシュアの父の経営していた会社を引き継ぎ経営していたが、クルツと出会いその力に支配されてしまう。なお、ヨシュアの人格を認めず会社の為の道具とみなしたり、小十乃をヨシュアに捨ててこいと命令したりと、会社経営者の時代から冷酷な性格であったことがうかがえる。23話にてアルティスタと功士郎をカードの力で操り、また功士郎を使って(すでにエスメラルダが居場所を調査済みであるにもかかわらず)道案内させ、小十乃とヨシュアのいる修道院に向かい、功士郎から抜き取ったカードですでに力を失った小十乃に新たな力を授け配下に加えようとしたが、小十乃をかばったヨシュアがカードの力を授かってしまった。黒ロリの再起をエルロックやソフィアのときと同じように再生カードを使った程度のことで解釈している。唯一、クルツやエスメラルダが苦しんでいるにもかかわらず黒ロリの強力なジャッジメント(全てのジャッジメント)が通用しなかった。クルツの命令でユアンを連れ戻し、献上した。最終話でユアンからクルツを救い出そうとするが返り討ちにあい、力を失う。クルツの残滅後、自らの敗北を機に小十乃とヨシュアの存在を認めた後、消息を絶つ。長いこと彼に支配されたためなのか最後までクルツに対する思いは変わらなかった。このようなことから、本質的にはソフィアを失ったカフカに似たところがあるが、クルツを失っても涙を流す描写は見られなかった。
エスメラルダ
声 - 江里夏身長は147cm、血液型はAB型。エルロックの妹。第13話より登場。クルツの力に呼応して邪悪化し、アッシュによりリバース社へ招かれて猟兵の部下になる。カードNo.15「悪魔」の力を持つ。道具入れにもなるピンクの大きなドリルツインテールと八重歯、お尻に生えた悪魔の尻尾が特徴で語尾に「でち」をつけて話す。性格は単純でかなり積極的かつ短絡的、なおかつドジッ子。兄と同様に何故かスズメと会話が出来る。アダルトな魅力のある男性が好みでアッシュやヨシュアなどいい男に出会うと復讐は二の次になってしまう。ただ、ヨシュアが黒ロリの仲間だとわかった途端、自分に対するやさしさが偽りのものだと思い容赦しなかった。猟兵とはコンビを組まされているが黒ロリ抹殺に消極的な猟兵を「使えない男」と見下している。スズメのスズ吉・おスズと共に兄の仇である黒ロリに対する復讐の念に燃えて抹殺を企てるが失敗ばかり。しかし、クルツから小アルカナのカードを渡されていて、カードの力に呼応する者を操ることが出来る。髪は物をつかむことができる。第18話からアッシュの部下になった。第21話で黒ロリこと葉山小十乃を抹殺すべくクルツと結託し、カードを量産して白ロリと赤ロリを人間に化けた雀たちを使って陽動作戦を展開した。黒ロリの抹殺が完了した後もクルツ・アッシュに協力している。第24話で小十乃が戦線復帰したと知ると、今度こそ兄の仇を討つべく操られたヨシュアと小十乃を戦わせることで彼女を絶望させ、ヨシュアを自分のものにしようと目論む。第25話で黒ロリの放った強力なジャッジメントによって自身もカードの力を喪失しそうになるが、ユアンの口から小十乃が二度目の1つ目のジャッジメントを知らずぞんざいに倒してしまった事への謝罪やエルロックの最期を話すも、小十乃が兄の仇であることに代わりはなく復讐心を捨てることができず、和解することもなく、同じく苦しんでいるおスズ、スズ吉とともにその場を後にする。最終話でおスズ、スズ吉を逃した後、苦しみつつも黒ロリを抹殺しようと最終決戦を挑むが、クルツに見限られカードの力を失う。その後、兄の復活と共にようやく和解し、コレクト学園に入学。
ソフィア
声 - 宍戸留美第1話から第12話まで登場。身長は160cm、血液型はA型。20歳(初期設定では16歳だった)。カードNo.2「女教皇」の力を持つ。カードの能力によりテレパスやサイコキネシス等の超能力が使える。クルツの指示の元カードの力を悪用する、リバース社の裏事業部「ひみつ部」の部長だが、黒ロリ達が現れてから失敗続き、その上部下にも恵まれず、終いには部長の地位を剥奪され、独断で動いた結果1つ目のジャッジメントをされてしまうなど気苦労が多い。童顔やアルコールを飲めない体質にコンプレックスがあり、それを理由に「ガキ」扱いされるのが大嫌い。やや妄想が激しい傾向があり、クルツに対する「上司と部下」以上の感情を募らせる余り暴走。第11話で黒ロリに敗退した後、第12話では決死の覚悟で再戦を挑むがクルツをかばって二度目の1つ目ジャッジメントを受け、ネジ1本だけを残して消滅してしまうが、最終話でカードの創造主である預言者の力により復活。カフカと共に農家で働いている。
カフカ
声 - 清水宏第2話から第13話までと最終話に登場。身長は150cm。リバース社社員で、ソフィア直属の部下。カードNo.12「吊された男」の力を持つ。天井から紐で吊された案山子のような姿をした吸血鬼。一応、男性だがオカマ言葉を使い、可愛いものが好き。リバース社というよりソフィアに絶対の忠誠を誓っており、ソフィアには有能な部下として信認されていたが、あまり頭は良くない。猟兵が新部長に就任してからもソフィアへの忠誠は変わらず、暴走していく彼女を何とか止めようとしていた。体は木で出来ていて指先から葉っぱを生やして髪型や衣装が若干異なった分身を作り出す能力を持っているが、分身体はさらに頭が悪くなる。直接精神が繋がっているわけではないらしく、本体とはトランシーバで通信をしていた。なお、分身が倒されても本体には影響はない。また、地面に潜り込んだり巨大化する能力も持っている。吸血鬼ではあるが吸血鬼の弱点であるニンニクや十字架、聖水などはまったく効かない。いくらでも分身を出せるためか、ぞんざいに倒される事も多い。クルツ達がソフィアを捨て駒にしたことにショックを受け、リバース社に退社届を出すがクルツの制裁により暗黒化。その勢いで白ロリ・赤ロリを追い詰めるが黒ロリの新ジャッジメント(2つ目のジャッジメント)で浄化され、ソフィアが遺したネジを持って田舎に帰った。彼の住んでいる田舎は至って普通の場所である。田舎にいた為か、第23話においてゴスロリ少女探偵団と巧士朗以外でクルツに操られていない唯一の人物。
エルロック
声 - 前田剛第1話、第5話に登場。リバース社の社員。カードNo.1「魔術師」の力に操られ、ユアンを探し求める社長の命令で少年を狙った連続誘拐事件を起こすがユアンの力で変身した小十乃に敗れ、逮捕・投獄される。第5話でクルツに呼び戻され釈放。投獄生活ですっかり改心し、戦うことを拒んだが郷里の妹(エスメラルダ)を盾に取られる形でクルツが再生したカードの力により凶悪化。黒ロリ達にリベンジを挑み、黒ロリを電撃であっさりと倒し、白ロリも格闘戦で圧倒するなど優勢に勝負を進めるが三咲の乱入で形勢逆転され、二度目の1つ目のジャッジメントを受け消滅してしまう。一見軽薄そうだが、本来の性格は故郷の妹を気遣い、獄中ではスズメのスズ吉・おスズと仲良くなるなど根は善人であった。登場回数が少ないにもかかわらず、後の話でエスメラルダが復讐鬼になるきっかけとなったかなり強烈なインパクトを残した人物。最終話でソフィア同様に復活し、コレクト学園に入学した妹・エスメラルダと共にアルカナシティで暮らしている。
スズ吉(スズきち)・おスズ
声 - 平野貴裕 / 沖佳苗第5話と第14話以降に登場。獄中でエルロックと仲良くなった雄と雌のスズメ。後にエルロックの仇を討つため、その妹であるエスメラルダに協力するようになる。第20話で小アルカナ「コインのエース」と「コインの10」の力により変身し、小十乃の両親に成りすましてコレクト学園を訪ねるがヨシュアに看破され作戦は失敗に終わり、黒ロリに二つ目のジャッジメントをされた。改心したかに見えたがすぐにエスメラルダに連れ戻され撤退を余儀なくされた。その後、カードの力でエスメラルダによって再び人間にされ、白ロリと赤ロリを倒すべくエスメラルダの命により大量のスズメを集めた。黒ロリの強力なジャッジメント(3つ目のジャッジメント)によってカードの力を喪失しかけ苦しめられる。ニケ同様、二度目だが消滅までには至っていない。つまり、2つ目と3つ目のジャッジメントを両方一度ずつ受けていた。
エディ塚原(エディつかはら)
声 - 上別府仁資第2話より登場。身長180cm、53歳。リバース社の清掃員である初老の男性。クルツの頼んでいた黒猫を最初に見つけてきたところで初登場。カフカとは仲がいいらしくよく相談に乗ったりしている。一見、ごく普通の気のいいおじさんのようだが、クルツの力やリバース社の暗部を知りつつも社員として働いている謎の多い人物。24話では、リバース社に乗り込もうとした小十乃を止め、憎しみの正義とは何なのかを話し、カードNo.9「隠者」の能力によって「正義」のカードを再生し、小十乃に再び黒ロリに変身する力を授けた。その正体は、慈愛と支配の石板を守護する22枚のカードを創造した「預言者」であった。その後、ソフィアとエルロックを生き返らせた。
レギュラー以外の社員
フィレーナ
声 -
並木のり子第2話に登場。リバース社芸能部所属のタレント。カードNo.6「恋人」の力を持っていた。人気が低落傾向にあり、テレビドラマのレギュラー出演を条件にユアンを捜索・急襲するが、学校を抜け出して現場に駆け付けた小十乃に1つ目の(一度目の)ジャッジメントを受けて敗れた。嘘乳であることをヨシュアに看破された。のちにリバース社を退社し、失踪。
星蘭(せいらん)
声 - 茅原実里第6話に登場。リバース社裏事業部所属のソフィアの部下。カードNo.17「」の力を持っていた。クルツの要請を受けて派遣された中華風美少女闘士で、竜巻を発生させる「タイフーン拳法」を使い、黒ロリと白ロリの拘束技を跳ね返し逆に拘束してしまう。カフカとは違い、きちんとコレクト学園の生徒に変装出来るくらいの容姿をしている。
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