ズームイン!!朝!
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この日の前後にも複数の番組に電話をかけ、話題になった[注 28]

2000年12月16日には『スーパースペシャル2000』で本番組のスペシャル 「衝撃・時代の目撃者実録ズームイン!!朝!20世紀これが日本だ」が放送され、歴代の総合司会である徳光・福留の両名も福澤とともにマイスタから出演した[22]

2001年9月28日、最終回を迎えた。同年10月以降『ズームイン!!SUPER』にリニューアルされる。福澤は『SUPER』でも新たに加わった大桃美代子、11年半ぶりに復帰した辛坊治郎と共に初代メインキャスターの1人として続投。

終了後

毎年8月下旬に放送される『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』では日曜の5・6時台をこの番組をベースとしたお天気リレーなどを行っていたが、第34回(2011年)の放送で徳光がマラソンにチャレンジした際に、7時をきっかけに休憩所に応援に来たアントン・ウィッキーと「ズームイン!!」ポーズをとり、中京テレビでリポートを担当したきくち教児読売テレビでリポートを担当した森たけし・辛坊治郎[注 29]と回線をつないだ。その後、『朝!』や『SUPER』の復刻企画が増え、2016年には早朝企画の放送箇所を汐留日本テレビ・マイスタジオに移し、実質『ズームイン!!』の復刻版に近い形で行ったのち、2017年 - 2019年は徳光・福留・福澤に後番組『SUPER』の司会羽鳥慎一と後々番組『ZIP!』の司会である桝太一を加え、『復活ズームイン!!』として『ズームイン!!朝!』の流れで放送された。朝番組をベースにしながら早朝企画を展開する演出は2020年・2021年は『ZIP!』に引き継がれた。2022年は早朝企画が一新して「日テレキャスター大集合!24時間テレビ的ニュースショー」にリニューアルした。2023年は6時55分から『復活ズームイン』のタイトルで放送された7時のタイミングでズームインポーズを披露し当時のオープニング映像を流して天気リレーに入った[23]
視聴率

関東地区における初回視聴率は2.4%(最低視聴率は開始年のゴールデンウィーク期間中に記録した1.5%)。

開始当初はNHK総合テレビの報道番組(当初は『NHKニュース』と『スタジオ102』、後に『NHKニュースワイド』)と『連続テレビ小説』が強く1%台も記録し苦戦続きだったが、それは当時ほとんどの県で地元民放テレビ局が2?3局しかなかったために、他系列の番組を放送していたためである[注 30]。ところが1979年7月に静岡県静岡第一テレビが開局したのを機に、基幹地域以外にも民放地方局第3局・第4局が開局。番組確保の必要性から日本テレビ系(即ち本番組)を選択する局が相次ぎネット局が飛躍的に増加したことがまずあり、その上で「幅広い世代が一緒に見ることができる内容」、「時計代わりに使える番組構成」、当時としては画期的な「言葉で時間を告知すること」などの要因により徐々に向上し、1年後には8%を記録する日も現れた。

1987年4月には当時、視聴率で民放1位だったTBS朝のホットライン』を追い抜いた。

1992年4月には1日だけではあるが、NHK総合テレビ『NHKモーニングワイド』の視聴率を民放史上初めて上回り、1994年4月には平均視聴率でもNHK総合テレビ『NHKニュースおはよう日本』(上記『モーニングワイド』の後継番組)を上回った。さらに2年後の1996年6月には平均視聴率20%を記録し、放送開始17年目にして完全に日本の朝番組の頂点に立った。同年7月には番組最高視聴率である22.8%を記録した。

1990年代中盤の勢いは福留時代末期から、『おはよう日本』の復調やフジテレビめざましテレビ』の躍進により、視聴率が頭打ちとなった。そのため、司会者の若返り・天気リレーの短縮・芸能情報の導入などを入れたものの、2000年までは16%前後と他番組とは圧倒的な差をつけていた(『めざましテレビ』は関東地区ではまだ10%に達していなかった)。3代目の司会者である福澤はこの点を振り返り「一番大変だった」とも語っている。

2001年になると『おはよう日本』の視聴率上昇の影響を受けて、月平均視聴率が13 - 15%前後となる。同年6月に『進め!電波少年』のプロデューサーであった土屋敏男が編成部長に就任した際、最初に着手したのが早朝時間帯の大改革の断行であり、本番組・『ジパングあさ6』・『あさ天5』の3番組を統合する形で、『ズームイン!!SUPER』が始まることとなる。最終回の視聴率は13%であった。

番組テーマ曲

サンバ調で流れるテーマ曲は宮川泰の作曲による番組オリジナルで、オープニング、エンディングとも同じ曲である。原曲は3分00秒の曲だが、番組オープニング部分が長時間のため番組では原曲を継ぎ接ぎして長くし、使用しており(スポーツ行進曲のように、何度でも繰り返しできるように構成されていた)、エンディングでは応用として、元日などネット局の飛び降りが発生する際に、飛び降りポイントで曲が終わるかのように、かつ引き続きネットする局では続けて流されたこともあった。なお、司会が福澤になってからは宮川が改めてアレンジしステレオで再録音したものを使用した[24]

オリジナル音源は長らくCD化されなかったが、番組の終了および宮川の没後である2018年8月29日発売の『宮川泰 テレビテーマ・ワールド』にアレンジ版も含めて収録された。同CDには、『SUPER』と『ジパングあさ6』のテーマ曲も収録されている[25]
ネットしていた局
系列はネット終了時のもの。

放送対象地域放送局系列備考
関東広域圏日本テレビ(NTV)日本テレビ系列制作局
北海道札幌テレビ(STV)
青森県青森放送(RAB)1991年9月まではテレビ朝日系とのクロスネット局
岩手県テレビ岩手(TVI)1980年3月まではテレビ朝日系とのクロスネット局
宮城県ミヤギテレビ(MMT)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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