スーパーマンII
リチャード・ドナーCUT版
Superman II: The Richard Donner Cut
監督リチャード・ドナー
脚本マリオ・プーゾ
デイヴィッド・ニューマン
レスリー・ニューマン
トム・マンキーウィッツ
(クリエイティブ・コンサルタント)
原案マリオ・プーゾ
原作キャラクター創造
ジェリー・シーゲル
ジョー・シャスター
撮影途中で降板したリチャード・ドナー監修のもと再編集された作品。2006年にソフト化された。 この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権を侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください
ストーリー
レックス・ルーサーの策略により発射された核ミサイルの一つはスーパーマンの活躍により宇宙の彼方へと投棄された。しかし宇宙空間で爆発したミサイルの衝撃により、ファントム・ゾーンに幽閉されていたゾッド将軍らが解放されてしまう。一方、クラーク・ケントの同僚であり彼が密かに想いを寄せている敏腕女性記者ロイス・レーンは、同僚のクラークこそがスーパーマンなのではないかという疑いを抱き始める。 リチャード・ドナーが監督した『スーパーマン』は1978年に公開されると瞬く間に大ヒットし、批評家からも絶賛された。その成功を受けて007シリーズのような長期シリーズ化が目指されたが、2作目の撮影途中でドナーが降板、後任のリチャード・レスターの下で1980年に公開された『スーパーマンII 冒険篇』はドナーの構想とは大きく異なる作品となるがヒットした。その後レスターが続投し、1983年に公開された『スーパーマンIII/電子の要塞』は初週こそ上位につけるものの、最終的に興行収入は伸び悩み、評価は前作を下回った。そしてキャノン・フィルムズのもとで製作され、1987年に公開された『スーパーマンIV/最強の敵』は『III』をさらに下回る低評価を受け、興行的にも赤字となる。この結果を受け、第1作から9年でシリーズは終了し、長期シリーズ化の目論見は潰えた。その後『バットマン』シリーズのヒットもありシリーズ復活の企画は頓挫したままだったが、1990年代末期から2000年代にかけて『ブレイド』や『X-MEN』のヒットを皮切りにコミック原作のヒーロー映画が相次ぐ。その流れを受け2001年に始まったテレビドラマ『ヤング・スーパーマン』もヒットしたことで映画版が再注目され、ドナーの構想に基づいた『スーパーマンII』の完成がファンの間で望まれるようになったが、当時のフィルムは紛失し、行方不明となったままだった。 しかし、当時の撮影現場だったロンドンのスタジオから撮影素材が発見され、『スーパーマン リターンズ』の公開に合わせる形でドナーの構想に基づいた『スーパーマンII』を復元する企画が実現した。
キャスト
スーパーマン / クラーク・ケント / カル=エル - クリストファー・リーヴ
ロイス・レーン - マーゴット・キダー
ジョー=エル - マーロン・ブランド
レックス・ルーサー - ジーン・ハックマン
オーティス - ネッド・ビーティ
イヴ・テッシュマッカー - ヴァレリー・ペリン
ゾッド将軍 - テレンス・スタンプ
アーサ - サラ・ダグラス
ノン - ジャック・オハローラン
アメリカ合衆国大統領 - E・G・マーシャル
スタッフ
監督:リチャード・ドナー
製作:ピエール・スペングラー(英語版)、マイケル・ソー
原案・脚本:マリオ・プーゾ、デイヴィッド・ニューマン、レスリー・ニューマン
撮影:ジェフリー・アンスワース
音楽:ジョン・ウィリアムズ
作品解説