スポーツ報知
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読売新聞中部支社(対象:中京〔三重県伊賀地域除く〕) 下記参照)

スポーツ報知西部本社(対象:九州〔沖縄県除く〕、山口県 下記参照)
事実上、東京・大阪が直営。名古屋と福岡はフランチャイズ契約である。1面の発行所の表示は、東京本社版は東京本社、大阪本社、北海道支社の順、大阪本社は大阪本社、東京本社の順。中部支社と西部本社はそれぞれの地域発行所のみ。上記の通り発行社が地域によって異なるため、2週間の試読申し込みについては、「※九州・沖縄・中部(愛知・岐阜・三重)は対象外とさせて頂きます。」と但し書きされている。月ぎめの定期購読は、発行する地域に関係なく本社購読申込ページからも申し込むことができるが、「名古屋地方(中部支社)・九州地方(西部本社)の方で、インターネットでお申し込みの場合配達される新聞は、その地域で発行されているスポーツ報知になります。」との但し書きがある。西部版(九州・山口)については西部本社の専用申込ページもあるほか、中部版を購読する場合は、読売新聞中部支社販売部へ電話するように呼びかけている。
読売新聞中部支社

東海3県愛知県岐阜県三重県)では、読売新聞東京本社の支社である「読売新聞中部支社」から発行している。1979年に当時の中部読売新聞社(現・読売中部支社)が当時の報知新聞の中部版「報知スポーツ」として発刊したのが始まりである。創刊当初は題字は朱色・見出しはモノクロと、東京・大阪版とは逆であった[8][9]

中部読売新聞社は1988年6月1日に読売興業へ統合されたうえで「読売新聞中部本社」→2002年4月の読売新聞の持株会社化により「読売新聞東京本社・中部支社」となるものの、発行元・題字などの各種発行形態に大きな変更はなかったが、1996年に他の地域と同じスポーツ報知と題号を変更した。ただし、他地域が報知新聞の題号を紙面に併記しているのに対し、中部地域のものはスポーツ報知の題号のみ(1面の日付の下の小題字も他地域が緑地の「報知新聞」であるのに対し、中部版は「スポーツ報知」のロゴで掲出。各面の「第三種郵便物認可」のクレジットの横には「報知新聞」と表記されているが中部版は表記なし。ただ2015年ごろから、題字下の著作権クレジットには「c読売新聞社、報知新聞社」と並列記載されている)である。1部売りは中部版のみ100円(同一地区で発行される中日スポーツも一部売りは100円。他地域は130円)だったが、2012年4月1日より120円となり、同一地区で発行される日刊スポーツスポーツニッポンと同一価格となった(ただし日刊およびスポニチ同様、他地域より10円安くなっている。中日スポーツは2012年5月に110円に、さらに2013年4月1日より120円に値上げし、中部版エリアで発行される朝刊スポーツ紙はすべて120円となる)。2014年4月1日、消費税が5%→8%に増税になったのに伴い、130円に値上げされた。中日スポーツや日刊スポーツ(大阪版)同様、アダルト記事が宅配版・即売版とも掲載されていない。

プロ野球とJリーグ(シーズン中)の試合・テレビ放映日程の表は原則東京版と同じものであるが、東海地方の読者に配慮するため、欄外に「東海地方の中継」として記載されている[注 1]。また中央競馬の記事は、中京競馬場が関西地区扱いであるため、大阪本社製作のものを収録している。

また、東海3県内で発売されるスポーツ紙では唯一、新聞休刊日における特別版を発行していない(その際は「あすの本紙は休みます」と1面の隅に小さく表示される)。このため、休刊日特別版に掲載される読者プレゼント(懸賞企画)は休刊日翌日の通常版に1日遅れで掲載される。※三重県地方はその多くは中部版で伊賀、熊野・東紀州地方は大阪版を採用しているが、報知に関しては伊賀地方のみが大阪版、熊野・東紀州を含むその他の地域は中部版となる。なお、1988年6月1日に中部読売が読売新聞本体(実際には関連会社・よみうり)に統合・再編されるまで(即ち中部読売時代)は、伊賀を含む三重県全域で中部版を発行していた。
スポーツ報知西部本社

1997年11月、それまでスポーツ報知が発行されていなかった九州・山口地方での発行を目的に、株式会社よみうりが子会社として「株式会社スポーツ報知西部本社」を設立。1998年3月からスポーツ報知を福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県鹿児島県山口県に向けて発行。

スポーツ報知は1998年以前まで九州(山口県以西)では発行されていなかったが、九州版の発行でスポーツニッポン日刊スポーツに続いて全国をカバーするスポーツ新聞となった(沖縄県では発行されていないが、沖縄では東京版が空輸によってコンビニで販売されている)。2002年7月の読売グループ再編により、現在は読売新聞西部本社の子会社となっている。※九州地区の読売新聞販売店(YC)では、九州スポーツ東京スポーツの九州版)をスポーツ報知が九州に進出する前から扱っている。
沿革スポーツ報知旧東京本社(港区 左端)2008年1月1日からスポーツ報知大阪本社が入居している読売大阪ビル「報知新聞」がメイン題字だった頃のホーロー看板(右から2つ目)を設置する新聞販売店1949年以前については「報知新聞」を参照

1949年12月30日 - 一般紙であった報知新聞の経営難により、読売新聞系スポーツ紙となる。

1964年 - 大阪本社より関西版発行。

1970年 - 北海道支社(現・北海道支局)で現地印刷開始。

1979年 - 中部読売新聞社(1988年2月から中部読売新聞本社→同年6月から読売新聞中部本社→2002年7月から読売新聞中部支社)より「報知スポーツ」創刊。

1990年 - スポーツ紙移行40周年を記念して東京新社屋が東京・港区港南に完成。

1991年 - 2月、同じくスポーツ紙40周年記念の一環として東京、大阪、北海道版の題号を「スポーツ報知」と変更。(旧来の報知新聞の題号も併用しているが、1997年までは欄外題字は「報知新聞」の題号を継続していた。現在は日付掲載部分=概ね1面左上と、2ページ目以後の各ページの「第三種郵便物認可」のクレジットの横に小さく載せている程度。名古屋はスポーツ報知の表示のみ[6]

1996年 - 中部版の題号を「スポーツ報知」に変更。


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