スポーツカー
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またそれに対し、フェラーリ車でスポーツカーを意味する"S"を名乗る125S159S512Sなどはスポーツカーレース用に製造された競技用車である。[注 1]

※モータースポーツにおける「スポーツカー」の定義については、「スポーツカー (モータースポーツ)」を参照。

現在は運動性能を重視した車のうち、「スポーツカー」は公道で走ることを主な目的として設計されている車、「レーシングカー」はサーキットで行われる自動車競技で使われる車を指す。

ブガッティ・タイプ13 (1923年)

ジャガー・Eタイプ4.2

メルセデス・ベンツ・300SLR

BMW・327

日本におけるスポーツカー

第二次世界大戦後の日本ではオート三輪トラックといった実用的な自動車を主に製造していたが、高度経済成長期1960年代になると消費者にも嗜好性が生まれ始め、ホンダ・S500トヨタ・2000GTマツダ・コスモスポーツ日産・フェアレディZなど、国内の各自動車メーカーから本格的なスポーツカーが登場するに至った。

1970年代にはオイルショック排出ガス規制の強化によってスポーツカーは減少したものの、1980年代にはバブル景気の波に乗って多くのスポーツカーが登場し、当時の若者が好んで購入する車となった。

しかし、1990年代に入るとバブル崩壊後の景気の冷え込みや京都議定書などを筆頭にした環境意識の変化によって、趣味性を重視した乗用車は軒並み販売不振に陥った。また、平成12年排出ガス規制の適用によって、これをクリアできずに生産終了となったスポーツカーも多く、厳しい環境に追いやられることとなった。

以来、2020年代の現在に至るまで、日本製スポーツカーの系譜は完全に消滅こそしていないものの、販売面では富裕層向けの高級クーペほどではないにしろ、セダン以上に冷遇されるなど、スポーツカーにとっては不遇の時代を迎えている。

日産・フェアレディZ

ホンダ・NSX タイプR

三菱・GTO

マツダ・RX-7

スポーツカーを専門的に製造するメーカー及びブランドポルシェ・911。リアに水平対向エンジンを搭載するクーペ。ロータス・セブン
伝統的な2ドアのスポーツカーのみを製造するメーカー及びブランド

TVR

フェラーリ

ヴェンチュリー

マクラーレン

ブガッティ(Bugatti)

ロータス・カーズ(Lotus)

YES!

ヴィーズマン

モーガン(Morgan)

パガーニ・アウトモビリ

プロト(Proto)

ケーニグセグ

サリーン(Sallen)

デ・トマソ

ノーブル

ADトラモンターナ

ラディカル

ジネッタ

2ドア以外のスポーツカーも製造するメーカー・ブランド

ポルシェ

ランボルギーニ

アストンマーティン

GR (トヨタ自動車)

スバルテクニカインターナショナル(STI)


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