スペル・デルフィン
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5月21日、大阪プロレスIMPホールにて南野たけしと大阪プロレス王者&東北ジュニアヘビー級ダブルタイトルマッチを行い、ジャーマン・スープレックス・ホールドで勝利し二冠王になる。6月10日には、7年半ぶりにみちのくプロレスへ参戦し、気仙沼二郎に勝利して初防衛に成功した。

8月26日にビリーケン・キッドに敗れ、大阪プロレス王座を失う。10月8日にはザ・グレート・サスケとの防衛戦でジャーマン・スープレックスで敗れ、東北ジュニアヘビー級王座も失った。

2007年2月5日、浪人中の中村紀洋堺浜野球場で行なった架空キャンプに、球拾いなどの手伝いで参加。
沖縄プロレスを旗揚げ

2006年、妻の早坂の故郷でもある沖縄県産業振興公社「沖縄ベンチャービジネスサポート事業」に応募[3]。2007年5月、沖縄プロレスが「2007年度沖縄ベンチャービジネスサポート事業」に採択される。沖縄プロレスの経営に専念することを決意し、2007年8月「大阪プロレス」を売却[3]。私生活では同年12月5日に女児が誕生している。

2008年2月、大阪プロレスの取締役社長を解任される[3]。同年5月に沖縄プロレス株式会社を設立し[4]、7月に旗揚げ興行を開催。

2008年9月を最後に、大阪プロレスの興行には参戦していない(沖縄所属選手の参戦も2008年10月が最後、ただし、大阪プロレス所属選手の自主興行には参戦する場合もある)。みちのくプロレス15周年ノスタルジックツアーシリーズ参戦。
再び大阪へ

2012年、事業契約満了に伴い、沖縄プロレスの拠点であるデルフィンアリーナ国際通りを8月25日をもって閉鎖。団体の拠点を本土へ移して、出身地である大阪府和泉市の市議会選挙への出馬を発表。9月9日投開票の市議選(定数24)で3,552票(2位)を獲得し[5]、初当選を果たす。「覆面をかぶっている方が注目され市の知名度が上がる」と議場でも覆面を着用する意向を示し[6]、議会でも着用が認められた。
海鮮プロレスを旗揚げ

2015年7月22日、記者会見を行って大阪府堺市を拠点とするプロレス団体「海鮮プロレス」を設立することを発表[7]8月1日と2日、堺中央卸売市場ふれあい広場特設リングで旗揚げ試合を開催。

2016年9月11日の和泉市議選では2,661票(8位)を獲得して再選[8]

2020年9月11日朝、和泉市議選3選に向けてJR和泉府中駅前で立候補活動をしていた際に偶然、逃走する盗撮犯と遭遇。私人逮捕を行い警察へ引き渡した[9]

9月13日の和泉市議選で2,633票(10位)を獲得して3選[10]
Youtube専門団体を旗揚げ

2021年4月からYouTube専門のプロレス団体を設立することを同年2月17日に発表[11]。同年9月には団体名称を「2・5次元女子プロレス(仮称)」とすること(後に「2point5女子プロレス」に改称)、当面は女子プロレス団体として運営することを明らかにしたほか、新人選手のオーディションを開き、ななみにこ/ぽっぽ(ドキドキ☆純情ガールズ)ら9名の合格を発表[12]。さらに運営スタッフとして渡辺裕薫(シンデレラエキスプレス)を迎え入れている[12]。旗揚げは当初2022年4月を予定していたが、結局半年以上遅れた2022年11月6日に大阪沖縄会館にて旗揚げ戦を行うことになった[13]
得意技

ルチャリブレをベースに、過去にはルードらしく凶器・急所攻撃、マスク剥ぎなどのラフ殺法も交えていたが、ベビーフェイスの扱いを受けることが多くなってからは殆ど見せなくなった。一貫してマイクパフォーマンスの達者ぶりや女好き、商売上手、コミカルな一面を持つキャラクターは変わっていない。またデルフィンは技に関してはアイデアマンであり、多くのオリジナル技を考案している。タッグマッチでのコミカルな定番ムーブの発案も多い。
スイングDDT
デルフィンが自ら考案した技で、この技の元祖と言われているが実際に開発したのは外道と言われている。コーナーポストに腰掛け、近寄ってきた相手に張り手、もしくはナックルを見舞い指を回して観客にアピールしてから仕掛けるのがデルフィン流。後に走り込んで飛びつき仕掛けるバリエーションも使用し、通常のDDTも使用している。
デルフィン・クラッチ
こちらもデルフィンが自ら考案した技で、スイング式DDTから両手を広げて「終わりぃぃぃぃ」と叫びながら見得を切り、この技に繋ぐ連携がフィニッシュ・パターンの一つ。後に抗争相手から挑発の意味合いで、サルディーニャ・クラッチ、オコゼ・クラッチとしてコピーされている。
大阪臨海アッパー
走り込んでのアッパー掌底。肉体改造復帰後のデルフィンの新フィニッシュ・ホールドとして開発された。後に繋ぎ技、チェンジ・オブ・ペースとしても使用。開発後はスイング式DDT→大阪臨海アッパー(→デルフィン・クラッチ)、もしくは大阪臨海アッパー→デルフィン・クラッチ、この技単体等、フィニッシュ・パターンのバリエーションが増えている。
大阪御堂筋スタナー
大阪プロレス旗揚げに合わせて開発された技。発表当初は大阪通天閣スタナーの技名であったが、後に改名された。通常のスタナーも使用する。
Dスタナー(デルフィンスタナー)
フェイスバスター気味に仕掛けるインプラントDDT。旋回を加えることもある。
デルフィン・スペシャル0号
抱え式バックドロップの体勢で持ち上げた相手をトップロープに打ち付けジャーマン・スープレックスの体勢に持ち替えて投げる、ロープの反動を利用した2段式ジャーマン・スープレックス・ホールド。モンキー・マジック・ワキタ時代にモンキースペシャル2号の名称で使用された。
デルフィン・スペシャル1号
ローリング・ジャーマン・スープレックス後、さらに後方回転しブリッジは決めずにエビ固めの体勢で固める。最終的な形はマヤ式ジャーマン・スープレックスと似た形を取り、大阪プロレス旗揚げ前後からジャーマン・スープレックスも一発しか打たない形が増えた。モンキー・マジック・ワキタ時代にモンキースペシャル1号の名称で使用。デルフィン・スペシャルシリーズでは、最も使用頻度が高い。
デルフィン・スペシャル2号
0号と同じ。2号を0号とした現在では3号を2号の扱いとしている。
デルフィン・スペシャル3号
ローリング・ジャーマン・スープレックスの2発目をタイガー・スープレックス・ホールドで投げる。
タイガー・スープレックス・ホールド
みちのくプロレス時代から使用している。
バックドロップ・ホールド
デルフィンのみちのくプロレス時代の得意技で、近年では滅多に見せないが隠れたフィニッシュ・ホールドである。
デルフィン・ラナ1号
ミステリオ・ラナと同型。デルフィンが使うとこの名称となる。
デルフィン・ラナ2号
1号と違い相手頭部を軸に360度回転しつつ、相手の両脇に足を引っかけ一旦停止し、その後右下に捻りを加えて前方に回転しつつ固める変形の前方回転エビ固め。みちのくプロレス時代に使用していたが、近年ではほとんど使用される事無く1号を単純にデルフィン・ラナと呼ぶ事が多い。
カバージョ2000(フェイスロック式カバージョ)
腰をおろさず、中腰の状態で相手の鼻骨辺りを手首の骨で圧迫する変形のキャメルクラッチ。大阪プロレス時代に一時期フィニッシュ・ホールドとして使用していた。
カバージョ2001
スリーパーホールドに捉える変形キャメルクラッチ。
カバージョ2003
対戦相手二人をまとめて同時に捉えるキャメルクラッチ。
ドロップキック
打点の高さ、フォームの美しさから名手の一人に数えられる。
人工衛星ヘッドシザース
日本ではみちのくプロレス時代から屈指の使い手。
デルフィン・バックブリーカー
抱えあげた相手を肩口に乗せたままその場で複数回旋回してから仕掛ける変形ケブラドーラ・コン・ヒーロ。
ダイビング・エルボー・ドロップ
みちプロ時代の得意技。ランディ・サベージと同様、アピール後に仕掛けてそのままフォールに入る。
プランチャ・スイシーダ
派手な飛び技を殆ど使用しないデルフィンの唯一と言って過言ではない場外への飛び技。デルフィンの場合は、コーナーポストから鉄柱は超えずに仕掛けることが多い。
高速ブレーンバスター

ラリアット
大阪臨海アッパー開発後も併用している。片膝を突くように決めることが多い。
ショルダー・アームブリーカー
みちのくプロレスでのデルフィン軍団時代の定番技。エプロンで観客側を向いて立ち、パートナーが連れてくる対戦相手の腕を次々に攻めるもリング内を見ていないため、最後にパートナーの愚乱・浪花の腕を気づかずに攻めてしまい、仲間割れの危機となるもキスをして和解するまでが定番のムーブ。
飛ぶふり
場外にいる相手に飛び技を仕掛けると見せかけて寸前で両手を広げて一旦停止し、半身を捻って一本指を差し上げ観客に見得を切る定番ムーブ。


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