原形hablar(話す)comer(食べる)vivir(生きる、住む) 叙法直説法接続法命令法 助動詞haberの活用形は、過去分詞とあわせて完了時制をつくる。下記の表では、「sido」が動詞serの過去分詞形。 叙法直説法接続法
一人称単数hablocomovivo
一人称複数hablamoscomemosvivimos
二人称単数hablascomesvives
二人称単数 (voseo)hablascomesvivis
二人称複数hablais/hablancomeis/comenvivis/viven
三人称単数(二人称の敬称含む)hablacomevive
三人称複数(二人称の敬称含む)hablancomenviven
不規則動詞serの活用
単純時制現在点過去線過去未来過去未来現在過去未来
1人称単数soyfuierasereseriaseafuera / fuesefuere-
2人称単数eresfuisteerasserasseriasseasfueras / fuesesfueresse
3人称単数esfueeraseraseriaseafuera / fuesefueresea
1人称複数somosfuimoseramosseremosseriamosseamosfueramos / fuesemosfueremosseamos
2人称複数soisfuisteiseraissereisseriaisseaisfuerais / fueseisfuereissed
3人称複数sonfueroneranseranserianseanfueran / fuesenfuerensean
助動詞haberの活用
複合時制現在完了過去完了未来完了過去未来完了現在完了過去完了未来完了
1人称単数he sidohabia sidohabre sidohabria sidohaya sidohubiera / hubiese sidohubiere sido
2人称単数has sidohabias sidohabras sidohabrias sidohayas sidohubieras / hubieses sidohubieres sido
3人称単数ha sidohabia sidohabra sidohabria sidohaya sidohubiera / hubiese sidohubiere sido
1人称複数hemos sidohabiamos sidohabremos sidohabriamos sidohayamos sidohubieramos / hubiesemos sidohubieremos sido
2人称複数habeis sidohabiais sidohabreis sidohabriais sidohayais sidohubierais / hubieseis sidohubiereis sido
3人称複数han sidohabian sidohabran sidohabrian sidohayan sidohubieran / hubiesen sidohubieren sido
上記のように、過去が点過去と線過去にはっきり分かれているのが特徴である。点過去は過去のある時点で起こったことを述べるときに用いる。線過去はフランス語やイタリア語の文法で「半過去」と呼ばれるものに相当し、過去の一定の期間における継続的な状態を述べるときに用いる。点過去と線過去を、それぞれ「不定過去」と「不完了過去」と呼ぶこともある。また点過去は単に「過去」ということもある。なお、preterito perfectoは現在完了のことであり、完了過去とも言われるが、完了過去を点過去の意味で用いる場合もあり、現在完了との意味での完了過去との区別のために、形式に注目して単純完了過去と呼ぶ場合もある[19]。また、中南米諸国で普及している“ベリョ文法”(ベネズエラ出身でチリ大学を創始した人文学者、アンドレス・ベリョ(ベーリョ)が提唱)では、「点過去」を preterito (過去)、「線過去」を copreterito (あえて訳せば“副過去”)と呼んでいる。また、先述の preterito perfecto に関しても、「現在完了」は preterito perfecto compuesto (複合完了過去)、「点過去」は preterito perfecto simple (単純完了過去)が、スペイン王立アカデミアの文法用語として紹介されている)[20]
El avion salio el lunes.(飛行機は月曜日に出発した。)点過去の例。
El avion salia cada lunes.(飛行機は月曜日毎に出発していた。)線過去の例。
接続法は、予想・憶測・希望など、事実であると認識していないときに使われる。たとえば「?と思っている」という文では「?」の部分は事実であると認識しているので直説法が使われるが、「?とは思っていない」と言うときは、「?」を事実と認識していないので接続法が使われる。
Creo que Maria esta en casa. (私はマリアは家にいると思う。)estaはestarの直説法現在形。
No creo que Maria este en casa.(私はマリアは家にいると思わない。)esteはestarの接続法現在形。
希望から、弱い命令の意味にも使われる。
!Ojala sea bonita!(かわいいといいなぁ)seaがser(?である)の接続法。
Hable.(話してください。)hablarの接続法現在形で命令(依頼)を表わしている。
接続法過去の語尾は-ra型と-se型の2種類があるが、一般には-ra型が用いられる。-se型の活用は堅苦しい印象を与え、いわゆる文語で用いられる。
@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}能格動詞は、再帰代名詞(se/me/te/nos/os)をとる再帰動詞の形で表現される[要出典]。このとき、再帰代名詞とともに一つの動詞であると考えることも多い。(levantarse, acostarse, lavarse, fumarse, irseなど。)この場合、動詞の基本形を示す際には左記のように代名詞を語尾につけた一つの単語のように表記するが、文中で動詞が活用されると代名詞は分かれて前置される。なお、命令文の場合には能格動詞が活用されても代名詞は前置されないことが多い。
No puedo levantarme tan temprano(そんなに早く起きる事はできない。) 再帰動詞が1単語として扱われる例。
Me fumo cigarrillos.(私はタバコを吸う。)fumarse → me fumoの活用の例。
!Vete rapido!(さっさと行け!)命令形の例。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 発音についてはジェイスモを参照。
^ スペイン語以外にも公用語がある国・地域を含む。
^ a b プエルトリコでは英語も公用語。しかし、島の住人の大多数は英語をほとんど使わず、スペイン語しか話さない。メディアを含め日常生活ではスペイン語が使われている。
^ 「ラテンアメリカ」の定義は一意ではなく、さらに英語圏やオランダ語圏の国・地域を含むメキシコ以南を総称する場合もある。