GDP年成長率は1.3%までに減速。失業率は26.4%を記録。財政赤字はGDPの6.7%となり、政府債務はGDPの100%にのぼった[9]。 2011年1月から3月までの失業率21.29%、失業者は490万人と過去13年間で最悪の数字となっている[10]。2012年でも失業率は回復せず、さらに悪化した。2012年10月5日、スペインの月次の失業率はスペインの近代史上初めて25%を突破した。若年失業率は現在52%を超えており、先進国全体の平均の3倍以上に上っている[11]。2013年に入っても失業率の悪化には歯止めがかからず、26.6%となり、25歳未満の若者では56.5%となっている[12]。 経済の低迷により、移民が大量に帰国しているため、スペインでは人口の減少も起こっている。2013年4月22日に発表された2012年のスペイン人口は4710万人で、前年比20万6000人が減少している[13]。
失業率
出典^ ⇒スペイン:不動産バブルの崩壊と排他主義・スティーブ・モリヤマ日経BPバックナンバー(2008年4月3日)[リンク切れ]
^ スペイン:銀行部門の損失拡大により欧州全体の金融システム不安が高まるリスク
^ ⇒“ユーロ圏財務相:スペイン支援正式決定も国債売り止まらず”. 毎日新聞. (2012年7月20日). ⇒http://mainichi.jp/select/news/20120721k0000m020086000c.html 2012年7月22日閲覧。
^ スペイン銀行再編基金、3日にもバンキアへの資本注入承認