2010年5月24日、日本に新たに設立した子会社、日本スパンション(NSKK)が旧子会社スパンション・ジャパンから販売関連部門を取得したと発表[7]。旧スパンション・ジャパンのアプリケーションエンジニアリング、営業機能、マーケティング、カスタマーサポートおよびテクニカルサポートは、従来同様、神奈川県川崎市の拠点で NSKK に移管される。富士通を通じて引き続き営業戦略を展開するとしている。生産拠点であったスパンション・ジャパン傘下の会津若松工場は、テキサス・インスツルメンツへ売却され、日本テキサス・インスツルメンツ・セミコンダクターとなった[8]。
NOR型フラッシュメモリの技術開発・半導体製造において2009年10月現在、売上高、シェア共にマイクロン・テクノロジ(旧 ニューモニクス)社に次いで世界第2位となっている ⇒[1]。シェア、売上高は僅差でニューモニクス(マイクロン・テクノロジ)に抜かれ世界第2位となったが、組込み向けNOR型フラッシュの新製品を発表するなど攻勢を強めており、着実に再建を進めている。
2013年4月には富士通セミコンダクターのマイコン・アナログ事業を買収を発表、2013年8月に買収を完了した[9]。
主力製品
NOR型フラッシュメモリ
脚注[脚注の使い方]^ 1993年4月に富士通とAMDが合弁で設立したフラッシュメモリの生産子会社「富士通エイ・エム・ディ・セミコンダクタ(FASL)」
^ フラッシュメモリ事業の新会社「FASL LLC」を設立 - FUJITSU Japan 2015-09-23閲覧
^ ⇒Saifun Semiconductors社
^ AMD, FUJITSU AND SAIFUN ANNOUNCE COLLABORATION - News Room - FUJITSU 2015-09-23閲覧
^ ⇒米スパンション、再建計画案の承認を取得
^ ⇒スパンション、チャプター11による保護から脱却
^ ⇒米スパンション、日本の旧子会社から販売関連部門を取得
^ ⇒日本テキサス・インスツルメンツ・セミコンダクター 2015-09-23閲覧
^ ビジネスニュース 事業買収:Spansion、富士通のマイコン/アナログ事業買収を完了 - EE Times Japan
外部リンク
⇒日本スパンション