スパンション
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2010年5月10日、スパンションは米国連邦倒産法第11章(チャプター11)の適用から脱却したことを明らかにした。チャプター11による再建を始めた時点で15億ドルを超える負債を抱えていたが、現在の負債額は4億8,000万ドル以下となった。資本状況も大きく好転しているとされる[6]

2010年5月24日、日本に新たに設立した子会社、日本スパンション(NSKK)が旧子会社スパンション・ジャパンから販売関連部門を取得したと発表[7]。旧スパンション・ジャパンのアプリケーションエンジニアリング、営業機能、マーケティング、カスタマーサポートおよびテクニカルサポートは、従来同様、神奈川県川崎市の拠点で NSKK に移管される。富士通を通じて引き続き営業戦略を展開するとしている。生産拠点であったスパンション・ジャパン傘下の会津若松工場は、テキサス・インスツルメンツへ売却され、日本テキサス・インスツルメンツ・セミコンダクターとなった[8]

NOR型フラッシュメモリの技術開発・半導体製造において2009年10月現在、売上高、シェア共にマイクロン・テクノロジ(旧 ニューモニクス)社に次いで世界第2位となっている ⇒[1]。シェア、売上高は僅差でニューモニクス(マイクロン・テクノロジ)に抜かれ世界第2位となったが、組込み向けNOR型フラッシュの新製品を発表するなど攻勢を強めており、着実に再建を進めている。

2013年4月には富士通セミコンダクターのマイコン・アナログ事業を買収を発表、2013年8月に買収を完了した[9]
主力製品

NOR型フラッシュメモリ

脚注[脚注の使い方]^ 1993年4月に富士通とAMDが合弁で設立したフラッシュメモリの生産子会社「富士通エイ・エム・ディ・セミコンダクタ(FASL)」
^ フラッシュメモリ事業の新会社「FASL LLC」を設立 - FUJITSU Japan 2015-09-23閲覧
^Saifun Semiconductors社
^ AMD, FUJITSU AND SAIFUN ANNOUNCE COLLABORATION - News Room - FUJITSU 2015-09-23閲覧
^米スパンション、再建計画案の承認を取得
^スパンション、チャプター11による保護から脱却
^米スパンション、日本の旧子会社から販売関連部門を取得
^日本テキサス・インスツルメンツ・セミコンダクター 2015-09-23閲覧
^ ビジネスニュース 事業買収:Spansion、富士通のマイコン/アナログ事業買収を完了 - EE Times Japan

外部リンク

日本スパンション


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