スパイダーマン
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彼女にプレゼントしようとしていたブラックダリアのネックレス[注釈 35]が割れてしまっていたことに落ち込むが、互いに不器用なやりとりをしながらキスを交わし、晴れてカップルとなった。アメリカに帰国し、旅行で仲睦まじくしていたネッドとベティ・ブラントがあっさり別れたことや、メイとハッピーの噛み合わない関係に呆れるも、自身はスーツ姿でMJと2人でニューヨーク市街を豪快なスイングするデートを楽しむ。だが一区切りついたところで街頭スクリーンにベックの同胞らによる捏造映像が放送され、そこに映った今際の際のベックがスパイダーマンの正体を公開したことにパニックになりかける。
ホワット・イフ...?』シーズン1第5話
アース89521におけるピーターが登場。“ゾンビ・アポカリプス”が発生した地球のアメリカで、ゾンビ化を免れたヒーローたちの一員としてゾンビらに立ち向かう。
スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
本作においては、スパイダーマンの正体が公となったことが遠因となって物語本筋の騒動のきっかけを生んでしまい、そこからこれまで以上に心身共に傷付いていくだけでなく、グリーン・ゴブリンと対峙した際には後述の理由から「八つ裂きにしてやりたい」と口にするほどの強い復讐心と明確な殺意をもって猛攻をしかける姿も見せ、最終的に後には戻れないといっても過言でないほどの決断に迫られることになる。また、本作で共演する他のピーター / スパイダーマンとの区別と意思の伝達のため、ピーター1の愛称でも呼ばれるようになる。スパイダーマンの正体を公開するニュース映像が放送された8番街の群衆からMJと共にスイングで跳び去るが、ロンドン襲撃とベック殺害容疑がかかってしまったことから取材ヘリ群による撮影やミステリオの信奉者らの批判の的となってしまい、ダメージ・コントロール局に連行・尋問されただけでなく、ピーターの協力者と見なされたMJやネッド、メイやハッピーもそのとばっちりを受けることになってしまった。マット・マードックの弁護でベック殺害容疑は晴れて不起訴となったものの、いざ学校へ登校すると押し寄せていた野次馬や、校内の教師陣と生徒たちまでから支持と非難両方の面で注目されてしまい、民衆からのバッシングも止まないことからハッピーのコンドミニアムにメイと居候をはじめたが、MJやネッドと共に受験したMITなどの全ての大学を不合格とされてしまった。そこでサンクタム・サンクトラムへ出かけ、かつて共闘したストレンジに「スパイダーマンの正体を知られた事実を無かったことにできませんか?」と相談し、彼からの同情心を受けて“カフカルの魔法陣”を発動してもらうが、その最中にストレンジへ何度も注文の口出しをして妨害したことから呪文を失敗させてしまい、MITの再受験を直接相談しようともしないで安易にストレンジを頼ったと彼から叱責され、追い出された。しかしその叱責とフラッシュからの提案を元に、MIT副総長補佐との直談判に向かったところ、突如現れたオクタビアス/ドクター・オクトパスと遭遇。彼を激戦の末に捕縛してMIT副総長補佐を救った後にグリーン・ゴブリンの襲撃も受けるものの、ストレンジによってサンクタム・サンクトラムの地下に転移させられて、呪文の失敗で並行世界からスパイダーマンの正体を知るスーパーヴィランがこのアース616に複数現れたため、事態の収拾としてそれらを捕縛するように指示された。そしてMJやネッドの協力を受け、赴いた軍事研究施設でマックス/エレクトロに出会し、直後に現れたフリント/サンドマンの加勢でマックスを一度鎮静させると彼らを地下牢に転移させ、メイに保護されたノーマン/ゴブリンも案内させると、既に捕縛されていたカート・コナーズ/リザードも合わせて5名のスーパーヴィランを一堂に会させた。だがメイの激励とスーパーヴィラン一同の問題を受けて彼らを助けることを決めかけていたことから、マルチバースの均衡を保つ目的で彼らをそのまま元の世界に戻そうとしたストレンジと対立し、“マッキナ・ディ・カダヴァス”の争奪戦となってストレンジの魔術に翻弄されるも、意表を突いて彼を拘束して“ミラー次元”に放逐。ストレンジから取り上げたマッキナ・ディ・カダヴァスとスリング・リングをMJとネッドに託し、治療して救うと決めたスーパーヴィラン一同をメイと共にコンドミニアムへ案内した。オクタビアスを元来の人物に戻すことに成功したが、ノーマンの肉体を乗っ取っていたゴブリンに煽られたオクタビアス以外のスーパーヴィランが逃亡したため彼らの治療に失敗。ゴブリンと激しい肉弾戦となるも、コナーズの不意打ちも手伝って追い込まれてしまい、さらにメイを手にかけられ、彼女の最期を看取る結果となった。さらに、この一件を取り上げたデイリー・ビューグルの街頭ニュースが追い打ちとなって失意に沈んてしまう。そんな精神状態のまま高校の屋上にいたところに駆けつけたMJとネッドに支えられ、並行世界から転移してきた2人のピーター/スパイダーマンを紹介されると、スーパーヴィラン一同の救済を諦めていたことからマッキナ・ディ・カダヴァスを使って2人のピーターとヴィラン一同を元の世界に戻そうとしたがMJから反対され、2人のピーターの境遇とスーパーヴィラン一同を救いたいという強い思いを知ると、彼らと力を合わせてもう一度、スーパーヴィラン一同を救うと決意。高校の化学室で治療用デバイスと薬品を皆の協力で完成させると、テレビ通話でデイリー・ビューグルのニュースを介してスーパーヴィラン一同に自由の女神像へ誘き出そうと呼びかけた。女神像でほかのピーターたちとの触れ合いの後、現れたマックス、コナーズ、フリントとの決戦に突入し、ピーター2とピーター3がチーム戦に不慣れなことから連携ミスをしてしまったが、彼らに「ムズムズを信じて連携しよう」と呼びかけるほどのリーダーシップを見せ、改めて団結し合って勇躍するとコナーズを元の姿と人格に戻すことに成功した。やがてフリントとマックスも治療され、ネッドによってストレンジがミラー次元から帰還したところにゴブリンの急襲を受け、その余波で転落したMJの救出に失敗してしまうが、彼女はピーター3に救われた。そしてゴブリンとの激しい死闘に突入し、相手の挑発に平静を失って追い詰めた末に自らの手でとどめを刺そうとしたが、ピーター2の介入とピーター3のサポートでそれを阻止されると共に、ゴブリン用の血清をゴブリンに投与してノーマンに戻した。さらに再び崩壊・侵蝕しはじめた時間と空間の境界を修復するためストレンジに「全世界の人々からピーター自身に関する記憶」を消すよう頼み、了承した彼の心遣いを受けて、共闘してくれたピーター2とピーター3に感謝の言葉と別れを告げ、MJとネッドには皆から自分に関する記憶が全て失われると伝えつつ忘れても必ずまた見つけると涙ながらに約束し合い、ストレンジの魔術の成功と共に2人の元から跳び去った。数週間後のクリスマスシーズン、約束通りにMJがアルバイトするドーナツ店で彼女に再会し、居合わせたネッドにも自身を思い出して貰おうとしたが、MJの怪我に貼られた絆創膏を見て「今はまだ思い出さない方がいい」と考えなおし、ドーナツ店を退店した。次にメイの墓標を訪ね、自身を忘れたハッピーと共に彼女を偲び、「初対面の者同士」として言葉を交わして立ち去った。そして、新しく借りた古びたアパートの一室で一人暮らしをはじめ、高卒資格取得を目指しつつ再びスパイダーマンとして自警活動を再開する。

ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース作品の『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』にもポストクレジットシーンに登場。エディとヴェノムの転移先の部屋のテレビにて放送していたデイリー・ビューグルのニュース内の映像に映っていた。
アニメ映画詳細は「スパイダーマンの映画作品#「スパイダーバース」シリーズ(2018年 - )」を参照

スパイダーマン:スパイダーバース(Spider-Man: Into the Spider-Verse、2019年

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(Spider-Man: Across the Spider-Verse、2023年

スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース (仮題) (Spider-Man: Beyond the Spider-Verse、2024年)

テレビ詳細は「スパイダーマンのテレビ作品」を参照

The Amazing Spider-Man(1977年 - 1979年、米CBS
製作は実写映画シリーズと同じColumbia Pictures1977年から1979年にかけてアメリカで放映された。全15話。ヴィランを含む主要キャラがほとんど登場しないなど原作とは大幅な改変が行われている。日本では枠の長い3作がビデオ発売され、第1作は劇場公開もされた。主演はニコラス・ハモンド(吹:大塚芳忠[31])。

スパイダーマン(1978年 - 1979年)
東映がマーベル・コミックのキャラクターを借りて日本向けに完全新作として制作した特撮テレビドラマシリーズ。1978年5月17日から1979年3月14日にかけて東京12チャンネル(後のテレビ東京)で放送され、1978年7月22日には劇場版も公開された。巨大変形ロボット「レオパルドン」も登場する。2005年12月9日にはDVD-BOXが発売され、2009年3月5日から2013年までマーベル・コミック公式サイトにて無料配信されていた。
アニメ詳細は「スパイダーマンのテレビ作品」を参照

スパイダーマン(Spider-Man)(1967年 - 1970年)

アメリカではグラントレーが製作したが倒産してシーズン2以降はラルフ・バクシが担当。日本でも1974年から1991年まで地上波で放送されている。BS・CSでは未放送。


スパイダーマン(Spider-Man)(1981年)

日本では放送されていない模様。こちらは東映アニメーションが下儲けとして担当している。


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