スパイダーマン
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

ピーターはニューヨークに現れた“ブラック・オーダー”との戦いでも着用し、科学史ツアーの事前準備時には、このスーツを敢えて自室に残したが、彼を心配したメイがピーターの鞄へメモ書きと共に忍ばせ[注釈 18]、後に邂逅したニック・フューリー(擬態)のチームに赴く際にも着用した。その後ピーターが、後述のステルス・スーツやアップグレード・スーツを着用し[注釈 19]、ニューヨークへの帰郷時にも持参していなかった様子であるため[注釈 20]、このスーツの現状は不明。アース89521におけるピーターもこのスーツを着用して活躍する。
アップグレード・スーツ(Upgraded Suit)
ハイテク・スーツを参考に、ピーター自身が新開発したスーツ。ロンドンでのベック/ミステリオとの決戦に向けて新たに作成した。基本的な意匠はハイテク・スーツと共通であるが、カラーリングは赤と黒のツートンカラーに変更されている他、パラシュートを放出する背中のスパイダーマークが胸のスパイダーマークと共通のデザインかつ白色となった。機能面では、ウェブ・シューターがピーター自身の発明により最小化され、スーツ内蔵式となり、ウェブ・カートリッジも省略されている。また、ベックが駆使するドローン対策としてテイザー・ウェブの電圧が引き上げられている。その一方で、サポートAIやスパイダー・ドローンなどの機能は簡略化されており、ピーターは全ての機能をマニュアル操作で使用している。前述のとおり、ベックとの決戦の際に着用し、激戦で所々が破損したが、事後には完全に修復され、
ミシェル・ジョーンズ(MJ)とのデートの際に再着用する。スパイダーマンの正体が世間にバレてしまった際、ミステリオを崇拝するファンによってぶつけられたカラーボールの塗料が胸元に付着したことで後述のとおり、裏返してブラック&ゴールド・スーツを使用するが、その後メイに洗濯してもらったことで再着用する。
ブラック&ゴールド・スーツ(Black and Gold Suit)
ミステリオを崇拝するファンによってぶつけられた
カラーボールの塗料が付着して使用不可となったアップグレード・スーツを裏返しにして使用したスーツで、アップグレード・スーツの裏地となっている黒をベースにスーツの基板回路となっている金色のステッチが施されている。また、MJとネッド・リーズビデオ通話をするために、胸元にはピーターのスマートフォンガムテープで固定されている。送電施設でマックス・ディロン/エレクトロフリント・マルコ/サンドマンを捕獲する際に着用し、マックスとの戦闘で固定していたスマートフォンを落としてしまったことで、液晶のガラス面が割れてしまった他、電気を帯びたことでステッチの一部が縮れてしまったが、マックスとフリントの捕獲に成功する。
インテグレート・スーツ(Integrated Suit)
ハッピーの自宅でDr.オクトパスを治療後、彼から返却された
ナノマシンをアップグレード・スーツに取り込んだスーツ。アイアン・スパイダー・スーツの蜘蛛の意匠が金色になっている。アイアン・スパイダー・スーツより耐久性は劣るものの、アイアン・スパイダー・スーツとアップグレード・スーツ双方の機能を持っている。自由の女神像の戦いにて使用。ゲームの「Marvel's Spider-Man」ではハイブリッドスーツという名称で登場している。
ホームメイド・スーツ(Homemade Suit)
トニーに出会う以前に、ピーターが自警活動のために自ら作り、着用していたコスチューム。市販の布製の水色の
ジャージや、赤いフード付きスリーブレスパーカーとブーツ、オープンフィンガーグローブゴーグル付きマスクを簡単に組み合わせて作ったものである。ゴーグルにシャッター機能があるが、これと後述のウェブ・シューターを除くと他の特殊機能はなく、正体を隠すためのものという趣きが強いコスチュームである[注釈 21]。ピーターはトニーと出会う前までは自室の天井裏に折り畳んで収納し、ハイテク・スーツを得てからはミッドタウン高校のロッカーの下に隠したままとなっていたが、トゥームスの悪行の阻止に向かう際にピーターは、没収されたハイテク・スーツの代わりに着用する。以後の活動では着用していないものの、ベックの罠に嵌ってしまった際には、相手の仮想空間でこのコスチューム姿となっている。
アイアン・スパイダー・スーツ(Iron Spider Armor)
ピーターのアベンジャーズ加入に際してトニーが新たに開発した、“アイテム17(Item 17)”のコードネームを持つスパイダーマン・スーツ。黒、赤、金というやや暗めの配色と胸部に大きめのスパイダーマークが施された、若干筋肉質なデザインである。“アイアンマン・アーマー マーク50”と同じく全身ナノマシンで構成されており、マスク装着も全自動で行う上に、両前腕部にはより強力なウェブ・シューターが備わっており
[27]、背中からは4本のクモの足のような“スパイダー・アーム(spider-arms)”[28]やパラシュートを出現させることが可能。このスパイダー・アームは、“即死モード(Instant-Kill Mode)”起動でより強力な攻撃を繰り出す。また、アイアンマンのサポートAIである“F.R.I.D.A.Y.”ともリンクしているため、トニーの指示でスーツの機能を自在に操作することもできる。さらに、小型の充電用ポッドに収めて電気によるエネルギーチャージも可能[注釈 22]。さらに、独自のサポートAIや左前腕の高性能デバイスも搭載されており、スタークネットワークにアクセスさせて、視界に収まった人物の顔認証から、ペアリングした他のマシンのコントロールまでできる。
次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:449 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef