スパイダーマン
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メイやハッピー・ホーガンはこの感覚を「ピーター・ムズムズ(Peter Tingle)」と呼んでいる[注釈 12]。劇中ではこの感覚でニューヨーク上空に飛来した“Qシップ”や、ロンドンでの戦いにおけるクエンティン・ベック/ミステリオの不意打ち、自身に協力していたノーマン・オズボーンのグリーン・ゴブリン化などを察知している。また、この力はピーターの肉体に直接付随する力であるらしく、スティーブン・ストレンジ/ドクター・ストレンジの“アストラル投射”で“アストラル体”と肉体が分離した状態でも、肉体の方が独自に動いてストレンジに抵抗している。
ツール
スパイダーマン・スーツ(Spider-Man Suit)
ピーター・パーカー/スパイダーマンが着用する、クモの意匠をイメージしたスーツ。
ハイテク・スーツ(High-tech Suit)[24][注釈 13]
ピーターの意見や能力を参考に、トニーが数百万ドルと最先端テクノロジーを注ぎ込んで開発した、高性能スパイダーマン・スーツ。赤と青のツートンカラーを基調に、黒いウェブ模様が施されている。引っかかりを最小限に抑える滑らかな素材でできており[26]、マスクのアイピースは、刺激物をフィルターにかける他[26]、表情筋を反映させて絞る機能や青いディスプレイも表示される。その他、着用時に胸部を軽く叩くことでスーツのサイズを着用者の身体に合わせて調整する自動フィット機能や[注釈 14]、スーツ着用者の位置をトニーへ知らせるGPS、着用者の体温保持と濡れたスーツ本体を自動乾燥させるためのヒーター、背部のスパイダーマークからの降下用パラシュート放出機能などが備わっている。これに加えて、トニーによって施されていた機能制限プログラム“補助輪モード(Training Wheels Protocol)”を外すとサポートAIの“カレン”が起動する[注釈 15]。それと同時に、スパイダー・ドローンの操作、右腕に搭載された敵の居場所を追跡・盗聴できるクモ型のGPS追跡装置(Spider-Tracer)、強化戦闘モード(Enhanced Combat Mode)[注釈 16]、スーツ装着中に撮影した全映像の再生機能[注釈 17]、視点に捉えた対象のX線スキャン、両脇の下からムササビのように展開することで、短時間滑空と落下中の方向転換を可能とする“ウェブ・ウィング(Web Wings)”、尋問用のボイスチェンジャー、ウェブ・シューターの各発射機能を練習するためのトレーニングコースまで、“アイアンマン・アーマー”に比肩するほどの、より多数の機能が使用可能となる。ライプツィヒ・ハレ空港での戦いでは、トニーからの貸与という形で提供されたが、その際の成果から正式に譲り受けた。以降ピーターはこのスーツを着用して自警活動を行うものの、フェリーで一般市民を巻き込む事故を起こしたことでトニーに一時没収されてしまった。だが、ピーターは独力でエイドリアン・トゥームス/バルチャーに勝利したことを認められたことにより、再びこのスーツを託されて自警活動を再開する。ピーターはニューヨークに現れた“ブラック・オーダー”との戦いでも着用し、科学史ツアーの事前準備時には、このスーツを敢えて自室に残したが、彼を心配したメイがピーターの鞄へメモ書きと共に忍ばせ[注釈 18]、後に邂逅したニック・フューリー(擬態)のチームに赴く際にも着用した。その後ピーターが、後述のステルス・スーツやアップグレード・スーツを着用し[注釈 19]、ニューヨークへの帰郷時にも持参していなかった様子であるため[注釈 20]、このスーツの現状は不明。アース89521におけるピーターもこのスーツを着用して活躍する。
アップグレード・スーツ(Upgraded Suit)
ハイテク・スーツを参考に、ピーター自身が新開発したスーツ。ロンドンでのベック/ミステリオとの決戦に向けて新たに作成した。基本的な意匠はハイテク・スーツと共通であるが、カラーリングは赤と黒のツートンカラーに変更されている他、パラシュートを放出する背中のスパイダーマークが胸のスパイダーマークと共通のデザインかつ白色となった。機能面では、ウェブ・シューターがピーター自身の発明により最小化され、スーツ内蔵式となり、ウェブ・カートリッジも省略されている。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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