スパイダーマン
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日本を舞台に[16]、ユウとスパイダーマンが融合するストーリー[17]
スパイダーマン:オクトパスガール
作画:別天荒人、脚本:古橋秀之、掲載サイト:少年ジャンプ+、連載期間:2023.06.20-スペアボディに移るはずのドクター・オクトパスの思考パターンがなぜか日本の少女・奥田宮乙葉の体に入ってしまい、その本人と協力して元に戻ろうとするというストーリー[18]
小説
原書
『THE AMAZING SPIDER-MAN IN MAYHEM IN MANHATTAN』
著者:Len Wein and Marv Wolfmanノベライズではなく、オリジナル小説。シリーズ第1巻。ドクター・オクトパスが登場する。
『CRIME CAMPAIGN』
著者:Paul Kupperbergシリーズ第8巻。キングピン、シルヴァーメインが登場する(2?7巻は、他のマーベルヒーローが主人公)。
『MURDERMOON』
著者:Paul Kupperbergハルクとの共演作。
翻訳
『驚異のスパイダーマン』
早川書房刊。『THE AMAZING SPIDER-MAN IN MAYHEM IN MANHATTAN』の翻訳。訳者は宇佐川晶子。解説者はLEO。解説では、スパイダーマンについての簡単な説明がある。
『驚異のスパイダーマン2』
早川書房刊。『CRIME CAMPAIGN』の翻訳。訳者は宇佐川晶子。解説者は白川星紀。解説では、ガールフレンドについての説明がある。「本文中に、グウェン・ステイシーの名が出てこないのは、その死が、ピーターの心に重くのしかかっているからではないか?」と解説者が推測している。
『超人ハルク対スパイダーマン』
早川書房刊。『MURDERMOON』の翻訳。訳者は宇佐川晶子。解説者は白川星紀。解説では、ハルクについての簡単な説明がある。
実写映画版

スパイダーマンの設定は「実写では再現不可能」と言われていたが、映画『スパイダーマン』は当時のCG技術を結集させ、再現に成功した。このシリーズは3作で完結する予定であったところ、好評のため第4作目以降の制作が発表された。しかし制作会社のソニー・ピクチャーズは「学生期を描く作品にするため」としてリブート作品『アメイジング・スパイダーマン』を制作。同作以降は3D映画として公開されている。

続編2作品とスピンオフ作品の制作が予定されていた『アメイジング・スパイダーマン』であったが、第2作目の興行収入が配給側の予想を大きく下回った影響もあり、ソニー・ピクチャーズは当初の予定を変更してマーベル・スタジオウォルト・ディズニー・スタジオ)とのパートナーシップを締結し、「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」に含まれる新シリーズとして再リブートすることが決定。『アメイジング・スパイダーマン』シリーズは事実上の打ち切りとなったが、新シリーズの単独映画の配給はソニーが引き続き担当する。

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)がスパイダーマンのMCUデビュー作となり、2017年には新シリーズ第1作目となる『スパイダーマン:ホームカミング』が公開され、その後『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)以降はアベンジャーズの一員として活躍。また、MCUではスパイダーマンの登場に合わせて『アイアンマン2』(2010年)や『アベンジャーズ』(2012年)といったMCU過去作品の展開を基にした新設定が加えられた。
『スパイダーマン』シリーズ


スパイダーマン(Spider-Man、2002年

スパイダーマン2(Spider-Man 2、2004年

スパイダーマン3(Spider-Man 3、2007年

『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ


アメイジング・スパイダーマン(The Amazing Spider-Man、2012年

アメイジング・スパイダーマン2(The Amazing Spider-Man 2、2014年

MCUシリーズ


スパイダーマン:ホームカミング(Spider-Man: Homecoming、2017年

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(Spider-Man: Far From Home、2019年

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(Spider-Man: No Way Home、2021年)

サム・ライミ版

サム・ライミが監督したスパイダーマン3部作 では、トビー・マグワイアが演じ、猪野学が日本語吹替を担当した。このバージョンのピーター / スパイダーマンは、『マーベル・シネマティック・ユニバース』の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』にも登場し[19]、本作で共演した他のピーター / スパイダーマンとの区別と意思の伝達のため、ピーター2の愛称でも呼ばれるようになる。
キャラクター像

“アース96283”のピーター・パーカー/スパイダーマン[20]

大人しく気弱で垢抜けず、科学好きで、写真撮影を趣味とするカメラマン志望の、平凡で何処か孤独な様子も垣間見せる心優しい青年。伯父のベン・パーカーと伯母のメイ・パーカーのもとで育ち、長年の隣人でもあるメリー・ジェーン・ワトソン(MJ)に恋し、彼女と距離を縮めようとあれこれ努力しているが、彼女が自分の親友のハリーと付き合いはじめたと知ると気持ちを押し殺してしまうこともあるなど報われていない。また、高校卒業後はコロンビア大学に進学し、フリーのカメラマンとしても働き始めるが、被写体がスパイダーマンであるものをはじめとする写真を“デイリー・ビューグル”へ何度持ち込んでも思うような値段では買い取ってもらえず、カメラマンとして雇うことも認められないなど、編集長のJ・ジョナ・ジェイムソンにしばしば丸め込まれてこき使われている。

ある日、科学の授業でコロンビア大学の自然科学部に見学に赴いた際、遺伝子操作された末に飼育箱から逃げ出した“スーパースパイダー”のうちの1匹[注釈 1]に右手の甲を噛まれ、その結果、常人を大きく上回るスーパーパワーを身につけた超人となる。

一度は賞金目当てのアマチュアレスリングにその力を使うが、ベンの死をきっかけに、彼の言葉を心に刻んで、人助けのために自分の力を使うと決心。独立生活をはじめたニューヨークの街で以前レスリングで名付けられたリングネーム“スパイダーマン”を名乗って、自警活動を開始し、時には誹謗中傷に晒されながらも、危険に陥った市民たちを何度も救っていく。
能力

もとは貧弱な体形で眼鏡をかけなければ視点がぼやけるほどの近視だったが、スーパースパイダーに噛まれると、身長はそのままに、筋肉質な体格に変貌し、クモに基づく特殊能力を身につけた。そのため、脅威的な身軽さと腕力、反射神経、硬い鈍器による連続殴打に耐えられる強靱性、眼鏡が不要になるだけでなく常人をも上回る動体視力に加え、クモの脚のような無数のトゲが生えた両掌と両足の裏を物壁に貼り付けてよじ登り、天井を這って動き回る能力などを発揮し、自警活動では人命救助からヴィランとの戦闘まで、これらの能力全般をフルに活かし、特に怪力が強調されたシンプルかつ豪快な戦法や活躍を披露する。

また、ノーマン・オズボーンオットー・オクタビアスといった天才科学者や、大学の講師であるカート・コナーズからも一目置かれ、学業に専念できれば、同級生たちの中でもトップになれるほど科学の知識技能に優れており、“アース616”に転移した際には、ほかの並行世界のピーター/スパイダーマンと協力して、スーパーヴィラン一同の治療用の薬品やデバイスを完成させている。
スパイダー・センス
身に迫る危険を察知する超感覚。他者から不意打ち攻撃を見舞われてもピーターは、この感覚が過敏になって、周囲にあるの全てのものの動きをスロー状態に変化したように感じ取り、危険を回避することができる。
オーガニック・ウェブ[21]
両手首の発達したから放出する、クモ糸のように高い粘着性を持つ糸。伸ばした糸でビルとビルの間のスイングや、敵の拘束、落下した人物の救出などに利用される。ピーターの意思で放出量の調整や、掌大のボール状に硬めて飛び道具として射出することも可能。この身体機能だけでウェブの生成・放出できる特性は、アース616に転移してピーター・パーカー/スパイダーマン(ピーター1)ピーター・パーカー/スパイダーマン(ピーター3)と出会った際に、ウェブを生成・射出に“ウェブ・シューター”を用いる必要がある彼らからは驚愕と尊敬の眼差しを向けられた。


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