映画化の企画自体は以前からあり、壁に張り付き、スパイダー・ウェブで街を縦横無尽に飛び回るスパイダーマンの姿を実写映像化するのは技術的に困難といわれていたが、21世紀になりCGをはじめとする特撮技術が進歩した事により、映画化が可能となった。監督には当初ジェームズ・キャメロンの名が、スパイダーマン/ピーター・パーカー役にはマイケル・ビーンやレオナルド・ディカプリオ、エドワード・ファーロングなどが候補に挙がっていた。ディカプリオは苦心の末に役を断ったものの、そのお詫びにサム・ライミにトビー・マグワイアをピーター・パーカー役として推薦していたという。 本作の制作は非常に困難を極めたという。撮影開始間もないころに、スタジオでの撮影中に機材が崩れるという事故が発生し、その事故でスタッフが1名死亡してしまうという惨事が起きた。
事故・トラブル