諸元レオパルドン
全長60 m[8]
重量25,000 t[15][8][注釈 13]
マーベラーがスパイダーマンの「マーベラー、チェンジ!レオパルドン」のコールで変形した巨大ロボット[8]。
以下のような武器を持ち、状況に応じて使用する。
アームロケット
ロケットで両拳を飛ばす、いわゆるロケットパンチ。厚さ5メートルのコンクリート壁も破壊することが可能。
アークターン
額の飾りをブーメランのように飛ばす。発射されると発光しながら飛んでいく。敵への攻撃シーンのほとんどはソードビッカーと同じシーンの流用。
レオパルドンストリングス
胸部から発射される、分銅の付いたロープ。シリーズ序盤ではこれもスパイダーストリングスと称していた。
スパイダープロテクター
両すねのエネルギーパネルが展開して出現する盾。クモの巣の模様が描かれている。これを装備したスチールは存在するが劇中未使用[15]。
ソードビッカー
右脚に収納されている剣だが、立ち回りでは一度も使用せず[注釈 14]、マシーンベムに止めを刺すための決め技として投擲する。技を放つときのかけ声は「レオパルドン・ソードビッカー」である。マシーンベムを一撃で倒すことが可能な最強の武器である。投げつける際の演出は1?9話、10・11話、劇場版および13話以降と変更されている。
カノン砲[8]
腰中央のエネルギーチャージャー内部に3門が装備されている。
透視光線[8]
レオパルドンパンチ[8]
序盤は戦闘シーンもあったが、エピソードが進むにつれてビックモンスター戦の尺が取れなくなった際にはソードビッカーを投げるバンクを使うのみという演出に簡略化されることが多かった。
村上克司がドイツの戦車「レオパルド」から命名し[出典 2]、デザインも担当した[17]。子供が好きで強さの象徴である獅子の頭を宇宙船にあしらっている[11]。村上は、玩具の価格帯を高価にしなかったため、あまり複雑な構造にはできなかったと述べている[18]。一部には漫画家の聖悠紀がデザインを行ったとする資料もあるが[19][20]、聖の妻によると、東映の仕事をしていた聖にデザインの依頼があったのは事実だが多忙で断ったのだという[21]。脚部のスパイダープロテクターは赤いカラーリング案のものもあった[12]。
スーツは全身にFRPを用いて制作された[22]。造形を担当したエキスプロダクションの前澤範は、『大鉄人17』でラテックス製のスーツではロボットらしい動きにならないと感じたことからFRPを用いることを発想し、その後スーパー戦隊シリーズでも踏襲している[22]。