スパイダーマン_(東映)
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東映版の放送当時はこれを再現した玩具は発売されず[注釈 9]、当時の関連商品やコミカライズ作品においても省略されることが多かった。また、撮影用のプロップはアップ用のものが非常に重かったため、ほとんどのシーンで軽量に作られたアクション用のものが用いられたという[10]

スパイダーストリングス
スパイダーネットをロープ状にしたクモの糸。建築物間の移動や攻撃に用いられる[8]。数百トンの物体をも引っ張ることが可能。
スパイダーネット
状のクモの糸。複数の敵を一斉に捕らえるために使用することが多い。
スパイダーマシンGP-7
空陸両用のスーパーマシン。最高時速500キロメートル、最高飛行速度マッハ5[8]。フロント部分の内側には、ミサイル発射装置や機銃が内蔵されている[8]。拓也のコールで教会の秘密ガレージから発進し、宇宙戦艦マーベラーへの搭乗時は艦橋後方から内部に収納され、レオパルドンのコクピットへそのまま移動する[8]

フロントには蜘蛛の模様、風防にはスパイダーマンの目、側面には節足を彷彿とさせるエグゾーストパイプが配置されている[12]

マーベラー

諸元マーベラー
全長48 
m[8]
重量25,000 t

ガリアが乗っていたスパイダー星人が作った宇宙戦闘艦[8]。普段は地底に隠されており、スパイダーマンに呼ばれると地割れを起こしながら地上に姿を現す。艦橋はライオンの頭のような形でレオパルドンの頭を収納しており、変形時には左右に割れて頭が出てくる[注釈 10]。マッハ15(マッハ5[8])での飛行が可能である。宇宙空間では光速に近い速度で飛行できる。

通常はスパイダーマンが搭乗して、レオパルドンに瞬時に変形するため[注釈 11]、この形態での戦闘は少ないが、艦首に装備された主力武器のマーベラーカノン[注釈 12]、ミサイル・マーベラーファイヤーサンダーは、マシーンベムを倒すほどの威力を誇る[8]

艦橋がライオン型なのは、スフィンクスのイメージからである[13]。村上克司の「古代エジプト文明を築いたのは宇宙から来たスパイダーマンだったのではないか」という構想が込められている[14]

レオパルドン

諸元レオパルドン
全長60 m
[8]
重量25,000 t[15][8][注釈 13]

マーベラーがスパイダーマンの「マーベラー、チェンジ!レオパルドン」のコールで変形した巨大ロボット[8]

以下のような武器を持ち、状況に応じて使用する。
アームロケット
ロケットで両拳を飛ばす、いわゆるロケットパンチ。厚さ5メートルのコンクリート壁も破壊することが可能。
アークターン
額の飾りをブーメランのように飛ばす。発射されると発光しながら飛んでいく。敵への攻撃シーンのほとんどはソードビッカーと同じシーンの流用。
レオパルドンストリングス
胸部から発射される、分銅の付いたロープ。シリーズ序盤ではこれもスパイダーストリングスと称していた。
スパイダープロテクター
両すねのエネルギーパネルが展開して出現する盾。クモの巣の模様が描かれている。これを装備したスチールは存在するが劇中未使用[15]


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