2010年12月、『アメイジング・スパイダーマン』は想定されている新シリーズの1作目になる予定であることをエマ・ストーンが明かした[62]。コロンビア ピクチャーズは2011年3月に『アメイジング・スパイダーマン』の続編の脚本執筆のためにジェームズ・ヴァンダービルトと契約したが[63]、2012年4月、ソニーは書き直しのために新たにアレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー、ジェフ・ピンクナーと契約した[64][65]。『アメイジング・スパイダーマン』公開まで約1年に迫った2011年8月、ソニーは続編を2014年5月2日に公開することを発表した[66]。アンドリュー・ガーフィールドも続編への参加意欲を示した[67]。2012年9月14日、ガーフィールドとマーク・ウェブの続投が発表された[68][69]。また3作目の企画も報じられた[70]。前シリーズに出演したJ・K・シモンズがJ・ジョナ・ジェイムソン役への復帰を表明した[71]。2010年10月10日、シェイリーン・ウッドリーがメリー・ジェーン・ワトソン役にオファーされていることが報じられた。ウッドリーはこの話を認め、2作目では小さな役割、3作目では大きな役割となると明かした[72][73]。しかしながら2013年6月19日、メリー・ジェーンの場面はカットされて続編へと移り[74]、ガーフィールドとストーンのキャラクターの関係に焦点が当てられることとなった[75]。2012年11月1日、ジェイミー・フォックスがエレクトロ役に交渉されていると報じられ[76]、後に彼が演じることが決定した[77]。2012年11月16日、2作目にハリー・オズボーンが登場することが報じられ、12月3日、ウェブはその役にデイン・デハーンを選んだことを明かした[78]。2013年2月、ポール・ジアマッティがライノ[79]、クリス・クーパーがノーマン・オズボーンを演じることが発表された[80]。「スパイダーマンの映画フランチャイズは我々のスタジオの最大の資産の1つだ。我々はマーク、アヴィ、マットが『アメイジング・スパイダーマン』と『アメイジング・スパイダーマン2』で探索し始めた世界をより深く掘り下げて調査するように組み立てているクリエイティブチームに興奮している。我々は、マーク、アレックス、ドリューがこれらの今後それぞれの映画でスパイダーマンの世界を展開する方法について一意にエキサイティングなビジョンを持っていると信じている」[81]
2013年6月、ソニー・ピクチャーズは次の2本のスパイダーマンの映画の公開予定日を組んだことを発表した。第3作は2016年6月10日、第4作は2018年5月4日に公開される予定だった[82][83]。ポール・ジアマッティはライノが3作目でも登場することを明かした[84]。同年11月、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント幹部のマイケル・リントンは「我々にはスパイダーマンの周りに大きな世界を作り上げる野心がある。作品のスクリプトがいくつかある」とアナリストに語った[81]。アンドリュー・ガーフィールドは自身の契約は3本分であり、4作目に関しては不明であることを明かした[85]。
2014年2月、ソニーはマーク・ウェブが『アメイジング・スパイダーマン』の3作目も続投することを発表した[86]。2014年3月、ウェブは4作目の映画は監督しないつもりだが、シリーズのコンサルタントとして残留する意向を明らかにした[87]。2014年7月11日、2作目の脚本と製作総指揮を担当したロベルト・オーチーはIGNに、自身がスタートレックの3作目に取り組んでいるために『アメイジング・スパイダーマン』の3作目には関わっていないことを語った[88]。同じく2作目の脚本と製作総指揮を担当したアレックス・カーツマンはインタビューで、3作目はまだ製作が続いており、ブラックキャットの映画になる可能性もあると明かした[89]。2014年7月23日、ソニー・ピクチャーズは『アメイジング・スパイダーマン3』が2018年に延期されたと発表した[90]。2015年2月にマーベル・スタジオとの新しいシリーズが発表され、この続編は打ち切りとなった[91]。