スパイダーマン
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スティーブの号令で大乱闘に突入すると、トニーとの再会を果たし、ティ・チャラ/ブラックパンサーから渡された“ナノ・ガントレット”をスティーブやヴァルキリー(ブリュンヒルデ)ペッパー・ポッツ/レスキューの助力を得ながら“量子トンネル”に向かって運び、遅れて駆け付けたキャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベルにガントレットを託した。トニーによってサノスの群勢が消滅し、戦いが終わると、瀕死のトニーに駆け寄って「スタークさん勝ったよ、あなたが勝ったんです」と声を掛けるも、応えることができなかったトニーの最期を看取ることになり[注釈 32]、後日にはミッドタウン高校にてネッドとの再会を喜び、トニーの葬儀にメイと共に参列する。
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
サノスの群勢との決戦から8ヶ月後の本作では、トニーを失った悲しみから抜け出せずに彼を恋しがる様子を数回見せる一方、普段の高校生活の方では「自警活動の夏休みとして科学史ツアーを楽しみたい」 と、これまでとは対照的な考えを持つようになり、その最中、想いを寄せるようにもなったMJとの恋模様や、ベック/ミステリオによる騒動に直面し、一人の若者としてもヒーローとしてもまた一歩成長していく。物語冒頭で、メイのボランティア活動にスパイダーマンとして参加し、その際に受けたマスコミからのインタビューで、人々に崇拝されるほどの存在となったトニー/アイアンマンの意志を継ぐのかどうかと問われて困惑するも、MJやネッドたちとツアーへ出かける。しかし、行きの飛行機内からヨーロッパ各地までスクールメイトのブラッド・デイヴィスの介入もあってMJと真っ当に触れ合えず、自分たちのチームへの協力を依頼してきたフューリー(擬態)に、トニーに認められた者という理由で譲渡された高性能AI“E.D.I.T.H.”の誤操作でデイヴィスを射殺しかけて叱責されるなど、自分の都合ばかり優先したことで失態を繰り返してしまう。その挙げ句に騙されたとは言え、ヴェネツィアやプラハで“エレメンタルズ”に対して共闘したベックに惹かれ、ヒーローとしての不甲斐無さを痛感した心境を打ち明けて、トニーの自身に対する意思を曲解し、彼にE.D.I.T.H.を譲渡してしまう。その後漸くMJと2人きりで歩けた時に、彼女にスパイダーマンの正体であることを確信されると共に、“火のエレメンタル”から落ちたホログラムのプロジェクターを拾ったことを知らされて、ベックがペテンであることに気付き、それをフューリー(擬態)に伝えようとベルリンに向かった。だが、ベックのドローンとホログラムを使った罠に嵌まり、プロジェクター奪還に加え、MJとネッドにミステリオの素性を話したと白状するよう誘導され、列車に撥ねられてオランダに流れ着いてしまった。目覚めた留置場を脱出するとハッピーへ連絡し、ジェット機で駆け付けた彼に弱音を吐露するが、ハッピーから励ましを受けて奮起し、友達を救いベックを倒す決意を固めた。ジェット機内で完成させたアップグレード・スーツに身を包むと[注釈 33]、到着したロンドン上空からハッピーのサポートを受けてベックに感知されることなく降下し、“合体エレメンタルズ”に擬装していたドローン群に戦いを挑んだ。ベックが操るドローン群と激闘を繰り広げ[注釈 34]、遂にベック本人と対峙。相手のホログラムや残ったドローンの総攻撃と不意打ちを凌いで戦いを制するとE.D.I.T.H.を奪還し、全ドローンを撤退させた。そして捨て台詞を遺したベックの最期を見届けると、難を逃れて駆け付けたMJと再会。彼女にプレゼントしようとしていたブラックダリアのネックレス[注釈 35]が割れてしまっていたことに落ち込むが、互いに不器用なやりとりをしながらキスを交わし、晴れてカップルとなった。アメリカに帰国し、旅行で仲睦まじくしていたネッドとベティ・ブラントがあっさり別れたことや、メイとハッピーの噛み合わない関係に呆れるも、自身はスーツ姿でMJと2人でニューヨーク市街を豪快なスイングするデートを楽しむ。だが一区切りついたところで街頭スクリーンにベックの同胞らによる捏造映像が放送され、そこに映った今際の際のベックがスパイダーマンの正体を公開したことにパニックになりかける。
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