スノーホワイト_(2012年の映画)
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17.1億円[3]
次作スノーホワイト/氷の王国[4]
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『スノーホワイト』(原題: Snow White & the Huntsman)は、グリム童話白雪姫』を原作とした、ルパート・サンダース監督、ホセイン・アミニとイヴァン・ドーハーティ脚本による2012年公開のダークファンタジー映画アメリカ合衆国では2012年6月1日に劇場公開された。

日本では2012年6月15日に劇場公開された。観客動員数は29万人を突破し、週末興行成績は約3億7000万円超えにして初登場第1位を獲得している[5]

本作は3部作の1作目として構想され[6]、第2作『スノーホワイト/氷の王国』が2016年に公開された。
ストーリー

マグナス王とエレノア王妃の一人娘スノーホワイト(以下スノー)は国中から愛されている心の美しい少女。エレノアが急逝してしばらく後、マグナス王は黒い甲冑の謎の軍勢と戦い、敵軍の女虜囚ラヴェンナを助ける。マグナスはラヴェンナの美しさに心を奪われ、お妃として迎える。だがラヴェンナの正体は邪悪な魔女で、マグナスを暗殺し、魔軍を引き込んで王国を乗っ取ってしまう。ラヴェンナは逃げ遅れた家臣を皆殺しにしたが、スノーを秘密裏に監禁し生かし続ける。ラヴェンナの悪政と呪いによって、王国はまたたく間に荒廃し、闇に閉ざされてしまう。

数年後、いつものようにラヴェンナが鏡の精に「この世でいちばん美しい者は?」と質問すると、スノーが自分より美しく育ったこと、スノーにラヴェンナの命を奪う力があること、ただしスノーの心臓をラヴェンナが掴めばラヴェンナの美と魔力は永遠となると告げられる。スノーは牢から連れ出された一瞬の隙を突いて城から逃げ出し、闇の森へ逃げこむ。ラヴェンナは妻を喪い自棄的な生活を送っていた猟師のエリックを呼び出し、妻を蘇らせると約束し、強制的にスノー捜索の任務に就かせる。

エリックはラヴェンナの弟フィンとその部下を連れて闇の森に入り、難なくスノーを捕らえるが、ラヴェンナの約束の嘘が露見し、スノーの懇請も受けて、スノーの逃亡に手を貸し、共に追われる身となる。スノーは逃避行の中で小人達と出会い、妖精達や聖獣からの祝福を受け、小人のガスの死と直面し、ハモンド公の息子で幼馴染のウィリアムと再会する。エリックはフィンを倒す。目的地ハモンド公の城が間近になったある朝、ラヴェンナはウィリアムに化けてスノーに近づき、毒りんごを食べさせスノーは倒れる。ラヴェンナが鏡の精の言葉を復唱しつつ、スノーの心臓を掴み出そうとした瞬間、エリックが駆けつけラヴェンナは逃げる。だがりんごの毒が回りスノーは亡くなる。

ハモンド公の城で、スノーの葬儀が行われる。エリックが守りきれなかったことを謝りながらスノーの遺体にキスをすると呪いが解かれ、スノーは蘇生する。スノーはラヴェンナが唱えた言葉を思い出し、自分にはラヴェンナを滅ぼす力があると宣言してハモンド公の民を鼓舞、討伐隊を組織して進軍を開始する。ラヴェンナは篭城して弓隊や投石で応戦するが、小人たちが潜入して城門を開く。スノーはラヴェンナとの一騎打ちの対決で、追い詰められるが、隙をついて短剣で心臓を刺すとラヴェンナはまたたくまに憔悴して滅ぶ。
キャスト
スノーホワイト
演 - クリステン・スチュワート[7][8]、日本語吹替 - 坂本真綾マグナス王と王妃エレノアの一人娘。誰もが羨む美貌を持つ。
邪悪な女王ラヴェンナ
演 - シャーリーズ・セロン、日本語吹替 - 小雪[9]永遠の若さと美貌を求める魔女。高圧的な性格。国王に取り入り、富と権力を手に入れた。他の女達からの精気を吸い、容姿と命を維持している。スノーホワイトの心臓を狙う。名前の由来は、不法な利益を司る女神「ラウェルナ」。
猟師エリック
演 - クリス・ヘムズワース[7][8]、日本語吹替 - 椎名桔平[9]通称ハントマン。最愛の妻を喪った悲しみから盗人のように落ちぶれ、酒浸りの日々を過ごしていたが、スノーホワイトを助け、ラヴェンナを倒す事に加勢する。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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